チャーター機墜落事故で生存したシャペコエンセDFルシェウ、同僚フォルマンに命を救われたと明かす
2016.12.23 03:22 Fri
▽先月、コロンビアのメデジンで起きたチャーター機墜落事故で生き残ったシャペコエンセのブラジル人DFアラン・ルシェウが、ブラジルのテレビ番組に出演し、今回の悲劇的な事故の詳細について語った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。
▽シャペコエンセは、コロンビアのメデジンで開催予定だったアトレティコ・ナシオナルとのコパ・スダメリカーナ決勝戦に参加するため、11月28日にチャーター機で当地に向かう途中に71名が犠牲となった墜落事故に巻き込まれ、チームの選手19名含む、多くのクラブ関係者を亡くした。
▽この悲劇的な事故で奇跡的に生存した6人のうちの1人であるルシェウは、同じく生存したブラジル人GKジャクソン・フォルマンに命を救われたことを明かした。
「ジャクソン・フォルマンは離陸前に、『こっちに来て、僕と一緒に座ろうよ』と声をかけてくれたんだ。僕は2007年から彼のことを知っていたから、自分の席を離れて彼の隣に座ることにしたんだ。その瞬間、僕の命は救われたんだ」
▽なお、ルシェウの命の恩人であるフォルマンは、命が助かったのと引き換えに右足を切断する重傷を負い、サッカー選手としてのキャリアを終えることになった。だが、シャペコエンセは同選手に対して、終身雇用のオファーを掲示している。
「それは順調なフライトだった。だけど、突然機内の電気が消えて、非常灯が点いた。だから、僕は近くに居たネット(同じく生存)にキャビンから何か聞こえたか尋ねたけど、彼は知らないと答えた。そして、神様に機内の全ての人間を守ってくれるように祈り始めていた。それからのことは覚えていない」
▽なお、生存者の中で最も回復が早かったルシェウは、21日に元アルゼンチン代表MFアンドレス・ダレッサンドロが主催したチャリティーマッチで初めて公の場に姿を現していた。
▽シャペコエンセは、コロンビアのメデジンで開催予定だったアトレティコ・ナシオナルとのコパ・スダメリカーナ決勝戦に参加するため、11月28日にチャーター機で当地に向かう途中に71名が犠牲となった墜落事故に巻き込まれ、チームの選手19名含む、多くのクラブ関係者を亡くした。
「ジャクソン・フォルマンは離陸前に、『こっちに来て、僕と一緒に座ろうよ』と声をかけてくれたんだ。僕は2007年から彼のことを知っていたから、自分の席を離れて彼の隣に座ることにしたんだ。その瞬間、僕の命は救われたんだ」
▽なお、ルシェウの命の恩人であるフォルマンは、命が助かったのと引き換えに右足を切断する重傷を負い、サッカー選手としてのキャリアを終えることになった。だが、シャペコエンセは同選手に対して、終身雇用のオファーを掲示している。
▽また、ルシェウは墜落事故直前の機内の様子についても以下のように言及している。
「それは順調なフライトだった。だけど、突然機内の電気が消えて、非常灯が点いた。だから、僕は近くに居たネット(同じく生存)にキャビンから何か聞こえたか尋ねたけど、彼は知らないと答えた。そして、神様に機内の全ての人間を守ってくれるように祈り始めていた。それからのことは覚えていない」
▽なお、生存者の中で最も回復が早かったルシェウは、21日に元アルゼンチン代表MFアンドレス・ダレッサンドロが主催したチャリティーマッチで初めて公の場に姿を現していた。
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