気を引き締める西野朗JFA技術委員長、来年は「底上げを図らなければならない1年」《日本代表2017年スケジュール発表会見》
2016.12.22 19:42 Thu
▽日本サッカー協会(JFA)は22日、各日本代表の2017年における年間スケジュールを発表した。
▽会見に出席したJFA技術委員長の西野朗氏は2016年の日本男子サッカー代表の戦いを振り返り、来年を「底上げを図らなければならない1年」と位置付けた。
◆西野朗(JFA技術委員長)
「私自身は今年度、3分の2しか仕事をしていないので、全てを振り返るのはなかなか難しいが、この壇に立たせていただいてありがたく思う。今年もあと10日足らずとなったが、アウォーズが終わると、なんとなくシーズンが終わってしまったような感がある。しかし、天皇杯もあるし、皇后杯もある。アンダーカテゴリーで言えば、高校サッカーもある。まだまだサッカーは続いていくし、サッカー界に『納める』ということはあり得ないこと。これからもそういう活動を支えていきたい」
「先日、鹿島アントラーズが見せてくれた強いチャレンジで、サッカー界にいろんな刺激、影響があったと思う。これからの活動が活発的になることに期待していきたい。本年度、代表の活動はU-19、U16の男子チームが先日、南米遠征をしてきた。その遠征をもって、今年の活動を終えたわけだが、今年1年、キリンさんをはじめ、たくさんのご協力を得て、活動することができた」
「振り返れば、1月のU-23のカタールでのアジア選手権、全勝でオリンピックの切符を取ってくれた。それに続き、10月のU-20、内山監督を率いるチームが無失点で世界の切符を取ってくれた。プラス、森山監督率いるU-16のチームが世界大会の切符を取ってくれた。U-23のオリンピックは期待されたメダルに届かなかったが、日本のチームらしい戦いをして、そこで世界基準を痛感させられた大会となった。それは間違いなく、次のオリンピックにも繫がると思うし、U-17の世界大会にも良い影響が見込める」
▽会見に出席したJFA技術委員長の西野朗氏は2016年の日本男子サッカー代表の戦いを振り返り、来年を「底上げを図らなければならない1年」と位置付けた。
「私自身は今年度、3分の2しか仕事をしていないので、全てを振り返るのはなかなか難しいが、この壇に立たせていただいてありがたく思う。今年もあと10日足らずとなったが、アウォーズが終わると、なんとなくシーズンが終わってしまったような感がある。しかし、天皇杯もあるし、皇后杯もある。アンダーカテゴリーで言えば、高校サッカーもある。まだまだサッカーは続いていくし、サッカー界に『納める』ということはあり得ないこと。これからもそういう活動を支えていきたい」
「先日、鹿島アントラーズが見せてくれた強いチャレンジで、サッカー界にいろんな刺激、影響があったと思う。これからの活動が活発的になることに期待していきたい。本年度、代表の活動はU-19、U16の男子チームが先日、南米遠征をしてきた。その遠征をもって、今年の活動を終えたわけだが、今年1年、キリンさんをはじめ、たくさんのご協力を得て、活動することができた」
「振り返れば、1月のU-23のカタールでのアジア選手権、全勝でオリンピックの切符を取ってくれた。それに続き、10月のU-20、内山監督を率いるチームが無失点で世界の切符を取ってくれた。プラス、森山監督率いるU-16のチームが世界大会の切符を取ってくれた。U-23のオリンピックは期待されたメダルに届かなかったが、日本のチームらしい戦いをして、そこで世界基準を痛感させられた大会となった。それは間違いなく、次のオリンピックにも繫がると思うし、U-17の世界大会にも良い影響が見込める」
「A代表に関しては、9月にロシアへ向けた予選が始まった。初戦は非常に厳しい結果を突きつけられた。これは、非常に良い準備をしながらも、いろんな要素がある中で結果を得られなかった。この結果を真摯に受け止めて、その後のアウェイ戦を含めた戦いを3勝1分けで切り抜けて現在2位。しかし、来年は後半5試合の厳しい戦いになる。必ず取らないといけない切符。来年はU-20、U-17が世界大会を控えているが、下からの底上げを図りつつ、このA代表の底上げも図らなければいけない。そういう1年にしなければならない」
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