【質疑応答】シャペコエンセのスルガ銀行CS出場を決めたアレハンドロ・ドミンゲス会長「シャペコの人々は彼らの残した偉業を引き継ぐ決意をした」《スルガ銀行CS》

2016.12.16 18:20 Fri
©超ワールドサッカー
▽日本サッカー協会(JFA)は16日、スルガ銀行チャンピオンシップ2017についての記者会見を行い、予定通り開催することを発表した。

▽会見に出席した南米サッカー連盟(CONMEBOL)のアレハンドロ・ドミンゲス会長とJFAの田嶋幸三会長が質疑応答を行った。
――アレハンドロ会長にお伺いします。シャペコエンセが悲劇的な事故から優勝チームとなったが、どういった要因でスルガ銀行チャンピオンシップへの出場を決断されたのか
「シャペコエンセは、今回のコパ・スメダリカーナに優勝したことで来年のコパ・リベルタドーレスに出場できる。その大会にも参加できると約束してもらった」

「シャペコエンセのホームタウンであるシャペコの人々は、クラブを支え、今回亡くなってしまった選手に敬意を表し、クラブに所属している選手たちが勝ち取ったタイトルを守ると、新たなチームの編成を行っている。次なる戦いに、このタイトルを背負って、彼らの残した偉業を引き継ぐ決意をした」


――田嶋会長にお伺いします。この度の大会が日本で行われ、Jリーグでプレーしていた選手が多く、何か特別なことができないかとのことだが、具体的には
「アレハンドロ・ドミンゲス会長から話を伺ったときに、何ができるのだろうと考えました。先ほど岡野会長が、日本の選手の派遣についておっしゃられましたが、これは日本の選手がブラジルでプレーすることで伸びる部分もあり、お互いにとって良いことだなと感じています」
「それが本当にどこまでできるのかを考えるべきだと思います。プラス、スルガ銀行チャンピオンシップの会場である埼玉スタジアムを満員にすること。そして、多くの方々がこのスタジアムで両チームを応援し、素晴らしい試合を世界にお見せすることが日本の応援に繋がると思っています」

「それぞれの選手が所属したJリーグのチームもシャペコエンセに対して応援してくれると思っています。これから具体的に実行できるものをみんなで話し合っていかなければいけないと思っています」
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