【会見】サポートを約束する田嶋会長「来年に向けて我々は最大限のサポートを考え、実行していきたい」《スルガ銀行CS》

2016.12.16 18:13 Fri
©超ワールドサッカー
▽日本サッカー協会(JFA)は16日、スルガ銀行チャンピオンシップ2017についての記者会見を行い、予定通り開催することを発表した。

▽会見に出席したスルガ銀行株式会社の岡野光喜代表取締役会長兼CEOと、JFAの田嶋幸三会長がシャペコエンセの選手を乗せた飛行機墜落事故を受けてお悔やみの言葉を送るとともに、大会開催について言及した。
◆岡野光喜代表取締役会長兼CEO(スルガ銀行株式会社)
「まず最初にこの度の航空機事故で亡くなられた方々に、心より哀悼の意を表しますとともに、ご家族のみなさまや関係者、シャペコエンにかかわる全てのみなさまにお悔やみを申し上げたいと思います」

「本日は南米サッカー協会のアレハンドロ・ドミンゲス会長をお招きして、来年開催される10回目のスルガ銀行チャンピオンシップの記者会見に臨むことができて光栄に思っています」

「先ほど、アレハンドロ・ドミンゲス会長のお言葉にあったように、アトレティコ・ナシオナルのフェアプレー精神によって、CONMEBOLがスルガ銀行チャンピオンシップの出場チームを決めたと聞きました。本当に素晴らしい、スポーツの友情だと感じています」
「みなさんもご存じのように、シャペコエンセの監督はかつてヴィッセル神戸で指揮を執ったカイオ・ジュニオール氏でしたし、数多くのJリーグで活躍した選手も在籍していました。そういう意味では、サッカー関係者にとって大きな失望でした」

「しかしながら、これからチームを再建していただき、来年開催される10回目のスルガ銀行チャンピオンシップで、YBSルヴァンカップの王者である浦和とシャペコエンセで対戦してもらいたいと切に願っております。また、個人的希望としてはシャペコエンセのチームに日本人の選手が友情を持って参加してくれたら良いなと思っております」

「サッカーというスポーツは子供から大人まで、世界の人たちに夢や希望、感動、リスペクトを与えてくれるスポーツです。今後も日本サッカー協会が掲げる、『ドリーム』夢があるから強くなれるに共感し、協力させていただきたいと思っております」

「来年のこの記念すべき大会が、CONMEBOLのアレハンドロ・ドミンゲス会長をお招きして行われることを切に願っております」

◆田嶋幸三会長(JFA)
「まず、アレハンドロ会長、スルガ銀行の岡野会長。素晴らしいメッセージをありがとうございました。そして、シャペコセンセにかかわる全てのみなさん、ブラジルサッカー協会のみなさまにお悔やみ申し上げます」

「このニュースを聞いたときは、スポーツ人として、サッカー人として耐えがたい気持ちになりました。それはご家族や南米の方々はもっとそういう気持ちを持たれたでしょう」

「自分に何ができるのか、日本サッカー界が何をできるかと考えているところです。スルガ銀行岡野会長より日本人選手がプレーできるようにという素晴らしいアイデアをいただきました」

「それは我々のサポートになり得ることです。また、アレハンドロ会長やCONMEBOLの計らいにより、来年のスルガ銀行チャンピオンシップにシャペコエンセが来るということ。来年に向けて我々は最大限のサポートを考え、実行していきたいと思っております。それがサッカーファミリーの友情であり愛情だと思っています」

「そして、このスルガ銀行チャンピオンシップを支えてくださっている岡野会長、スルガ銀行様には本当に感謝を申し上げます。そして、チームを送ってくださり、日本をCONMEBOLとして応援していただいているアレハンドロ会長にも感謝を申し上げます」

「これからも南米と日本と素晴らしい友情を育んでいきたいと思っております。アレハンドロ会長はご存知のように、南米サッカー協会で様々なことが起こり、会長以下すべての人たちが去った後、大きな改革をしておられます」

「南米サッカー協会を素晴らしい組織にするべく、精力的に動いていらっしゃる、私の尊敬する人物です。今後も良い形で日本と関係を結んでいただけるようにお願い申し上げます」

「その友情の明かしとしてユニフォームをお送りしたいと思います」
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