進撃の鹿島が3発快勝!! 南米王者のアトレティコ・ナシオナルを下して日本勢初の決勝へ!! 《クラブW杯》
2016.12.14 21:20 Wed
▽14日にFIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)2016の準決勝アトレティコ・ナシオナル(南米代表)vs鹿島アントラーズ(開催国代表)が市立吹田サッカースタジアムで行われ、0-3で鹿島が勝利した。
▽準決勝でマメロディ・サンダウンズ(アフリカ代表)に勝利した鹿島が、コロンビアのクラブで南米王者であるアトレティコ・ナシオナルとの対戦を迎えた。日本勢初の決勝進出を目指す鹿島は、2戦連続ゴール中の金崎が3戦連続でベンチスタート。準決勝からは永木に代わって小笠原がボランチに戻ってきた。
▽キックオフ前には先日、シャペコエンセの選手を乗せたチャーター機墜落事故を受けて黙とうが捧げられた。試合は、鹿島が前線へと早めにボールを当てて深さを作り、相手ボールとなった際は素早いプレスから挟み込むように奪いにかかる。対するアトレティコ・ナシオナルは、球際での強さで優位に立ちながら、押し込んだ状況からはサイドを丁寧に使った組み立てをみせる。
▽最初のチャンスは鹿島。6分に右CKを獲得すると、この流れから山本がニアサイドに入り込んでヘディングを狙うも、ボールは頭上を越えて合わせることはできなかった。すると11分には左サイドからボールを運んだアトレティコ・ナシオナルが、中央に折り返したボールをコパ・リベルタドーレスMVPのボルハが合わせる。さらに13分には右CKからウリベが頭で合わせるもGK曽ヶ端が片手で弾き出した。
▽鹿島も13分、赤崎がボックス手前でボールを持ってボックス右に展開。遠藤が左足でコントロールシュートを狙うが枠を外した。お互いに決めきれないものの、立ち上がりから多くのチャンスが生まれていく。
▽迎えた24分、またもボルハの突破からモスケラのシュートはクロスバーを直撃。こぼれ球を拾ったベリオが押し込みにかかるが、今度は昌子がライン上でクリアした。
▽肝を冷やした鹿島は31分、セットプレーから西がボックス内で倒された場面が、一度はそのまま流されて試合が続行される。しかしビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によってファウルだったと判定されてPKを獲得する。このチャンスを土居がきっちりと決めきり、劣勢だった鹿島が先制に成功した。
▽勢いに乗った鹿島は35分に左CKから、ボックス内に遅れて入ってきた植田が頭で合わせる。ゴールマウス急襲のシュートはGKアルマニが好セーブで凌いだ。前半終盤にはアトレティコ・ナシオナルが、前線に入るボルハやベリオにボールを当てて直線的にゴールに迫る。しかしGK曽ヶ端の好守もあり、前半は鹿島がリードして終えた。
▽両チーム共に交代なしで迎えた後半は、追いかけるアトレティコ・ナシオナルが押し込んでいく。サイドバックが高い位置を取りながらピッチの幅を使い、前半から強さを見せているボルハが深さを作るなどハーフコートを広く使っていく。すると石井監督は54分に赤崎を下げて、金崎を投入し、58分には小笠原に代わって永木を送り出すなど早めに交代カードを切る。
▽しかし試合の流れは変わらず、59分にはボックス内でのこぼれ球をアトレティコ・ナシオナルが蹴り込む。しかしGK曽ヶ端に対するベリオのファウルにより、ゴールは認められなかった。その後は、アトレティコ・ナシオナルも交代カードを切って、さらに圧力を強めていく。
▽押し込まれる鹿島は77分に、右サイドで金崎が粘ってFKを獲得。この流れから裏に抜けた土居にボールが出るも、僅かに合わずシュートまで持ち込めない。それでも83分、左サイドに流れた柴崎のクロスを遠藤が合わせるがGKに当ててしまう。しかしこぼれ球にいち早く反応した遠藤が、ゴールに背を向けた状態からヒールで無人のゴールに流し込み、鹿島が2点目を奪った。
▽得点直後に鹿島は中村を下げて鈴木を投入。迎えた85分には右サイドの裏を取った金崎が入れたグラウンダーのクロスをその鈴木が押し込み、3点目を奪った。突き放されたアトレティコ・ナシオナルは心が折れたか勢いが落ちて攻めあぐねる。試合は結局そのまま終了のホイッスルを迎え、鹿島が日本勢初となる決勝へと進出した。
▽準決勝でマメロディ・サンダウンズ(アフリカ代表)に勝利した鹿島が、コロンビアのクラブで南米王者であるアトレティコ・ナシオナルとの対戦を迎えた。日本勢初の決勝進出を目指す鹿島は、2戦連続ゴール中の金崎が3戦連続でベンチスタート。準決勝からは永木に代わって小笠原がボランチに戻ってきた。
▽最初のチャンスは鹿島。6分に右CKを獲得すると、この流れから山本がニアサイドに入り込んでヘディングを狙うも、ボールは頭上を越えて合わせることはできなかった。すると11分には左サイドからボールを運んだアトレティコ・ナシオナルが、中央に折り返したボールをコパ・リベルタドーレスMVPのボルハが合わせる。さらに13分には右CKからウリベが頭で合わせるもGK曽ヶ端が片手で弾き出した。
▽鹿島も13分、赤崎がボックス手前でボールを持ってボックス右に展開。遠藤が左足でコントロールシュートを狙うが枠を外した。お互いに決めきれないものの、立ち上がりから多くのチャンスが生まれていく。
▽鹿島は18分にもビッグチャンスを迎える。自陣の昌子が右サイドへとロングフィードを展開。受けた遠藤のパスが相手にカットされるも、こぼれ球を拾った柴崎がそのままボックス内に侵入してシュート。しかしGKアルマニが好セーブで防いだ。アトレティコ・ナシオナルも球際の強さを生かして右サイドから崩し、最後はボックス内のボルハがシュートも、今度はGK曽ヶ端がこのピンチを凌いだ。
▽迎えた24分、またもボルハの突破からモスケラのシュートはクロスバーを直撃。こぼれ球を拾ったベリオが押し込みにかかるが、今度は昌子がライン上でクリアした。
▽肝を冷やした鹿島は31分、セットプレーから西がボックス内で倒された場面が、一度はそのまま流されて試合が続行される。しかしビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によってファウルだったと判定されてPKを獲得する。このチャンスを土居がきっちりと決めきり、劣勢だった鹿島が先制に成功した。
▽勢いに乗った鹿島は35分に左CKから、ボックス内に遅れて入ってきた植田が頭で合わせる。ゴールマウス急襲のシュートはGKアルマニが好セーブで凌いだ。前半終盤にはアトレティコ・ナシオナルが、前線に入るボルハやベリオにボールを当てて直線的にゴールに迫る。しかしGK曽ヶ端の好守もあり、前半は鹿島がリードして終えた。
▽両チーム共に交代なしで迎えた後半は、追いかけるアトレティコ・ナシオナルが押し込んでいく。サイドバックが高い位置を取りながらピッチの幅を使い、前半から強さを見せているボルハが深さを作るなどハーフコートを広く使っていく。すると石井監督は54分に赤崎を下げて、金崎を投入し、58分には小笠原に代わって永木を送り出すなど早めに交代カードを切る。
▽しかし試合の流れは変わらず、59分にはボックス内でのこぼれ球をアトレティコ・ナシオナルが蹴り込む。しかしGK曽ヶ端に対するベリオのファウルにより、ゴールは認められなかった。その後は、アトレティコ・ナシオナルも交代カードを切って、さらに圧力を強めていく。
▽押し込まれる鹿島は77分に、右サイドで金崎が粘ってFKを獲得。この流れから裏に抜けた土居にボールが出るも、僅かに合わずシュートまで持ち込めない。それでも83分、左サイドに流れた柴崎のクロスを遠藤が合わせるがGKに当ててしまう。しかしこぼれ球にいち早く反応した遠藤が、ゴールに背を向けた状態からヒールで無人のゴールに流し込み、鹿島が2点目を奪った。
▽得点直後に鹿島は中村を下げて鈴木を投入。迎えた85分には右サイドの裏を取った金崎が入れたグラウンダーのクロスをその鈴木が押し込み、3点目を奪った。突き放されたアトレティコ・ナシオナルは心が折れたか勢いが落ちて攻めあぐねる。試合は結局そのまま終了のホイッスルを迎え、鹿島が日本勢初となる決勝へと進出した。
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