【ブンデスリーガ第13節プレビュー】首位ライプツィヒが好調シャルケと激突

2016.12.02 18:00 Fri
Getty Images
▽前節行われたバイエルンvsレバークーゼンはバイエルンが競り勝ち、リーグ戦3試合ぶりの勝利を挙げた。そして7連勝を飾ったライプツィヒが首位をキープしている。一方で上位を窺うドルトムントはフランクフルトに競り負けた。迎える第13節はライプツィヒvsシャルケの好調対決が行われる。
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▽ヴェルナーの2発などでフライブルクに4発快勝して7連勝とした首位ライプツィヒ(勝ち点30)は、バイエルンとの3ポイント差をキープ。堅守速攻を武器に快進撃を続けるチームは、開幕5連敗スタートの後、公式戦12試合無敗と好調なチーム状態に一変した8位シャルケ(勝ち点17)も下して、引き続き首位を守ることはできるか。
▽レバークーゼンを押し切って公式戦4試合ぶりの勝利を収めた2位バイエルン(勝ち点27)は、金曜日に9位マインツ(勝ち点17)と対戦する。引いた相手を崩せずまだまだ課題も多いアンチェロッティ・バイエルンだが、火曜日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)のアトレティコ・マドリー戦は消化試合となるだけにリーグ戦に集中できる状況を生かしたい。復帰が近づいているマインツの武藤は今節も欠場が確定している。

▽フランクフルトの堅守を崩せずに痛恨の敗戦を喫した7位ドルトムント(勝ち点21)は、13位ボルシアMG(勝ち点13)と対戦する。アドリアン・ラモスの中盤起用やトゥヘル監督の3枚代えなど、大胆な采配が奏功せずにバイエルン戦の勝利をフイにしたドルトムント。水曜日にはCLでレアル・マドリーとの首位通過を懸けた大一番が控える中、フランクフルト戦でメンバー外となり、個別練習を続けている香川の出場はあるか。

▽今節の日本人対決では、ケルン戦で11試合ぶりの出場を果たした宇佐美の12位アウグスブルク(勝ち点13)と、出場停止者の影響もあって公式戦5試合ぶりに本職ボランチでの出場を果たした長谷部の4位フランクフルト(勝ち点24)が対戦する。共に守備に自信を持つチームとなっているが、宇佐美に2戦連続出場機会は訪れるか。また、長谷部は引き続きボランチでの出場となるかが注目される。
▽アウグスブルクの前に不発に終わった大迫の5位ケルン(勝ち点22)は、無敗を維持する6位ホッフェンハイム(勝ち点22)とのアウェイ戦に臨む。上位追走のために共に勝利が欲しい中、大迫はゴールに絡む活躍を見せられるか。

▽イビセビッチのドッペルパックで3位に浮上したヘルタ・ベルリン(勝ち点24)は、そのイビセビッチが退場したことで出場停止となる中、イスマイル監督就任後も復調の気配がない14位ヴォルフスブルク(勝ち点10)とのアウェイ戦に臨む。右MFでの出場となった原口は守備に追われる状況だったが、攻撃面で活躍を見せられるか。酒井高がキャプテン就任後2戦連続ドローの最下位ハンブルガーSV(勝ち点4)は、15位ダルムシュタット(勝ち点8)との下位対決で今季初勝利を目指す。

◆ブンデスリーガ第13節
▽12/2(金)
《28:45》
マインツ vs バイエルン

▽12/3(土)
《23:30》
ホッフェンハイム vs ケルン
ドルトムント vs ボルシアMG
ブレーメン vs インゴルシュタット
レバークーゼン vs フライブルク
ヴォルフスブルク vs ヘルタ・ベルリン
《26:30》
ライプツィヒ vs シャルケ

▽12/4(日)
《23:30》
ダルムシュタット vs ハンブルガーSV
《25:30》
アウグスブルク vs フランクフルト

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