長友途中出場のインテル、終了間際弾でスソがドッピエッタのミランにドロー《セリエA》
2016.11.21 06:50 Mon
▽セリエA第13節ミランvsインテルのミラノ・ダービーが20日にサン・シーロで行われ、2-2で引き分けた。ミランの本田はベンチ入りも出場せず、インテルの長友は65分から出場した。
▽前節、途中出場ラパドゥーラの移籍後初ゴールでパレルモに辛勝した3位ミラン(勝ち点25)は、ここ6試合で5勝目を挙げた。そのミランは守備の要となっているロマニョーリが代表戦で負傷したため、代役にゴメスを立てた。一方でパレルモ戦を風邪で欠場したニアンが復帰を果たしている。そして、ここ2試合出場機会のない本田は引き続きベンチスタートとなった。
▽一方、F・デ・ブール前監督を解任した8位インテル(勝ち点17)は、監督代行のヴェッキ氏が前節指揮を執った中、最下位クロトーネにイカルディのドッピエッタを含む終盤の3ゴールで辛勝した。そのインテルの新指揮官に就任したピオリ監督はメデルをセンターバックで起用し、中盤にはコンドグビアを抜擢した。そして、前節スタメンを外れた長友は引き続きベンチスタートとなった。
▽ブロゾビッチとコンドグビアで2センターを形成し、ジョアン・マリオをトップ下に配す[4-2-3-1]を採用したインテルがハイプレスをかけて序盤の主導権を握っていく。すると14分にはペリシッチがボックス左から枠内シュートを浴びせてゴールに迫った。
▽その後もインテルが高い位置でボールを奪いきって敵陣でのプレー時間を増やすと、24分に決定機。右サイドからのダンブロージオのクロスをファーサイドのペリシッチがダイビングヘッド。しかし、シュートは枠の左に外れてしまった。続く26分には左CKからコンドグビアがヘディングシュートを放つも枠の右に外れる。
▽すると43分、ミランが1チャンスを生かして先制する。ボナヴェントゥーラのパスを受けたスソがボックス右へ侵入。対応したアンサルディを外しきらずに左足を振り抜くと、正確なシュートがゴール左隅に決まった。
▽迎えた後半、50分過ぎにボナヴェントゥーラとカンドレーバがそれぞれゴールに迫った中、53分にインテルが試合を振り出しに戻す。スローインを受けたカンドレーバがゴール正面の位置から右足を一閃。無回転の強烈なミドルシュートがゴール右上に突き刺さった。
▽それでも58分、ミランはバッカの折り返しを受けたスソがボックス右で仕掛けると、ミランダをかわして冷静に右足でシュートをゴール左に流し込み、すかさず勝ち越しに成功した。
▽65分にアンサルディに代えて長友を投入したインテルに対し、ミランはバッカに代えてM・フェルナンデスを投入して中盤の枚数を増やす。さらにインテルはブロゾビッチに代えてヨベティッチを投入し、3枚の交代カードを使い切るも、前半に飛ばしていたこともあってギアが上がりきらない。
▽終盤にかけて自陣に引くミランを崩せず、このままタイムアップかと思われたが追加タイム2分、インテルが意地の同点弾を叩き込む。右CKをムリージョがヘッドで逸らし、ゴールエリア左のペリシッチが左足で押し込んだ。直後にタイムアップとなり、ダービーは2-2のドロー決着に終わった。
▽前節、途中出場ラパドゥーラの移籍後初ゴールでパレルモに辛勝した3位ミラン(勝ち点25)は、ここ6試合で5勝目を挙げた。そのミランは守備の要となっているロマニョーリが代表戦で負傷したため、代役にゴメスを立てた。一方でパレルモ戦を風邪で欠場したニアンが復帰を果たしている。そして、ここ2試合出場機会のない本田は引き続きベンチスタートとなった。
▽ブロゾビッチとコンドグビアで2センターを形成し、ジョアン・マリオをトップ下に配す[4-2-3-1]を採用したインテルがハイプレスをかけて序盤の主導権を握っていく。すると14分にはペリシッチがボックス左から枠内シュートを浴びせてゴールに迫った。
▽その後もインテルが高い位置でボールを奪いきって敵陣でのプレー時間を増やすと、24分に決定機。右サイドからのダンブロージオのクロスをファーサイドのペリシッチがダイビングヘッド。しかし、シュートは枠の左に外れてしまった。続く26分には左CKからコンドグビアがヘディングシュートを放つも枠の右に外れる。
▽ハーフタイムにかけてもインテンシティの落ちないインテルがハーフコートで試合を進める中、37分にメデルが負傷し、ムリージョが投入される。直後にはカンドレーバのシュートミスをゴール前でフリーとなっていたイカルディが合わせにかかるも、ミートできずに先制の絶好機を逸してしまう。
▽すると43分、ミランが1チャンスを生かして先制する。ボナヴェントゥーラのパスを受けたスソがボックス右へ侵入。対応したアンサルディを外しきらずに左足を振り抜くと、正確なシュートがゴール左隅に決まった。
▽迎えた後半、50分過ぎにボナヴェントゥーラとカンドレーバがそれぞれゴールに迫った中、53分にインテルが試合を振り出しに戻す。スローインを受けたカンドレーバがゴール正面の位置から右足を一閃。無回転の強烈なミドルシュートがゴール右上に突き刺さった。
▽それでも58分、ミランはバッカの折り返しを受けたスソがボックス右で仕掛けると、ミランダをかわして冷静に右足でシュートをゴール左に流し込み、すかさず勝ち越しに成功した。
▽65分にアンサルディに代えて長友を投入したインテルに対し、ミランはバッカに代えてM・フェルナンデスを投入して中盤の枚数を増やす。さらにインテルはブロゾビッチに代えてヨベティッチを投入し、3枚の交代カードを使い切るも、前半に飛ばしていたこともあってギアが上がりきらない。
▽終盤にかけて自陣に引くミランを崩せず、このままタイムアップかと思われたが追加タイム2分、インテルが意地の同点弾を叩き込む。右CKをムリージョがヘッドで逸らし、ゴールエリア左のペリシッチが左足で押し込んだ。直後にタイムアップとなり、ダービーは2-2のドロー決着に終わった。
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