田代復帰弾でC大阪が4位確定! 東京Vは残留確定も永井の現役最後のホーム戦を飾れず…《J2》
2016.11.12 18:17 Sat
▽明治安田生命J2リーグ第41節の東京ヴェルディvsセレッソ大阪が、12日に味の素スタジアムで行われ、アウェイのC大阪が2-1で勝利した。
▽J1昇格プレーオフでホーム開催の権利が与えられる4位以内確定を目指す4位のC大阪(勝ち点72)と、今節での残留確定を目指す17位の東京V(勝ち点43)の一戦。C大阪は5試合ぶりの勝利を手にした前節から先発5人を変更。代表招集中のキム・ジンヒョン、山口がメンバーを外れたものの、前節戦列に復帰したキャプテンの柿谷が6月8日に行われた第17節のV・ファーレン長崎戦以来、24試合ぶりの先発復帰を果たした。一方の東京Vは、松本山雅FC戦から先発3人を変更。2試合の出場停止明けの高木善、キャプテンの井林が先発に復帰。また、10日に今季限りでの現役引退を発表したMF永井秀樹(45)が、現役最後のホームゲームでベンチ入りを果たした。
▽試合は開始早々の1分に動く。ボックス手前中央でMF清原の落としに反応したソウザの強烈な右足のミドルシュートをGK鈴木が弾き切れず、ボールがゴールネットに吸い込まれた。最高の立ち上がりを見せたC大阪だが、ここから畳みかける攻撃をみせることはなく、やや受け身に戦いながら杉本健らのスピードを生かしたカウンターを仕掛ける。
▽一方、時間の経過と共にボールの主導権を握った東京Vだったが、最後の場面で連係がうまくいかず、なかなかフィニッシュまで持ち込むことができない。
▽それでも、高木善、澤井の積極的な仕掛けを軸に攻勢を強める東京Vは、26分に高木兄弟の連係からボックス左に走り込んだ安西がヘディングシュート。さらに、33分には左サイドを破ったドウグラス・ヴィエイラからのクロスをゴール前に飛び込んだ澤井がダイビングヘッドで合わすが、これは相手GK丹野の好守に阻まれた。
▽一方、守勢が続くC大阪は、関口や第23節のザスパクサツ群馬以来の出場となる田代を投入。すると74分、左サイドで杉本健が上げたクロスをゴール前で収めた田代が豪快に左足のシュートを蹴り込み、第4節のモンテディオ山形戦以来となる今季2点目を奪った。
▽ホームで意地を見せたい東京Vは、83分に田村を下げてこれが現役最後のホームゲームとなる永井を投入。この交代で息を吹き返したチームは、後半終了間際のアディショナルタイム2分に高木兄弟の連係からボックス中央で高木大のパスを受けた澤井が冷静にシュートを流し込み、1点を返す。だが、試合はこのまま2-1でタイムアップを迎え、リーグ2連勝のC大阪が4位を確定。一方、2連敗の東京Vは順位を1つ落とすも、下位の取りこぼしで最終節を残してのJ2残留が確定した。
▽J1昇格プレーオフでホーム開催の権利が与えられる4位以内確定を目指す4位のC大阪(勝ち点72)と、今節での残留確定を目指す17位の東京V(勝ち点43)の一戦。C大阪は5試合ぶりの勝利を手にした前節から先発5人を変更。代表招集中のキム・ジンヒョン、山口がメンバーを外れたものの、前節戦列に復帰したキャプテンの柿谷が6月8日に行われた第17節のV・ファーレン長崎戦以来、24試合ぶりの先発復帰を果たした。一方の東京Vは、松本山雅FC戦から先発3人を変更。2試合の出場停止明けの高木善、キャプテンの井林が先発に復帰。また、10日に今季限りでの現役引退を発表したMF永井秀樹(45)が、現役最後のホームゲームでベンチ入りを果たした。
▽一方、時間の経過と共にボールの主導権を握った東京Vだったが、最後の場面で連係がうまくいかず、なかなかフィニッシュまで持ち込むことができない。
▽それでも、高木善、澤井の積極的な仕掛けを軸に攻勢を強める東京Vは、26分に高木兄弟の連係からボックス左に走り込んだ安西がヘディングシュート。さらに、33分には左サイドを破ったドウグラス・ヴィエイラからのクロスをゴール前に飛び込んだ澤井がダイビングヘッドで合わすが、これは相手GK丹野の好守に阻まれた。
▽C大阪の1点リードで迎えた後半も、前半途中から流れを掴んだ東京Vの時間が続く。53分に高木善の直接FKで最初のチャンスを作ると、57分にはボックス手前左でルーズボールに反応した安西が狙いすました右足のミドルシュートを放つ。このシュートが枠の右上隅を捉えるが、GK丹野のスーパーセーブに阻まれる。畳みかけたいホームチームは、67分にドウグラスを下げて二川を投入した。
▽一方、守勢が続くC大阪は、関口や第23節のザスパクサツ群馬以来の出場となる田代を投入。すると74分、左サイドで杉本健が上げたクロスをゴール前で収めた田代が豪快に左足のシュートを蹴り込み、第4節のモンテディオ山形戦以来となる今季2点目を奪った。
▽ホームで意地を見せたい東京Vは、83分に田村を下げてこれが現役最後のホームゲームとなる永井を投入。この交代で息を吹き返したチームは、後半終了間際のアディショナルタイム2分に高木兄弟の連係からボックス中央で高木大のパスを受けた澤井が冷静にシュートを流し込み、1点を返す。だが、試合はこのまま2-1でタイムアップを迎え、リーグ2連勝のC大阪が4位を確定。一方、2連敗の東京Vは順位を1つ落とすも、下位の取りこぼしで最終節を残してのJ2残留が確定した。
|
関連ニュース