【J1チーム別総括】エース退団で終盤戦に大失速も残留という最低限のノルマ達成《ジュビロ磐田》2016.11.09 19:00 Wed

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▽明治安田生命J1リーグの全日程が11月3日に終了した。2016シーズンのJ1を振り返り、超ワールドサッカー編集部が各チームを採点。シーズンを振り返るとともに、チーム内の最優秀選手賞、敢闘賞、ブレイクスルー賞を決定した。第6回目は、昇格組として最低限の残留という結果を残した13位のジュビロ磐田編をお届けする。

◆チーム採点
40点(100点満点)

◆チーム成績


◆シーズン総括
▽昨シーズンのJ2最終節で劇的な形で自動昇格を決めた磐田は、2年ぶりとなるJ1の舞台でも上々の滑り出しを見せた。昨季のJ2で猛威を振るった助っ人トリオの活躍に加え、古巣復帰のDF大井健太郎、MF山本康裕、エースに成長したMF小林祐希らの好パフォーマンスで浦和レッズやサンフレッチェ広島相手に金星を飾ったチームは、1stステージを望外の8位でフィニッシュした。

▽しかし、2ndステージでは1stステージ終盤に発覚した小林の海外移籍(ヘーレンフェーン)の交渉が難航し、代役を確保できないまま8月にエースの流出が決定。加えて、この時期には練習態度を巡る指揮官とFWジェイの衝突、1stステージ終盤から採用していた3バックの機能不全、対戦相手から徹底的に戦術を研究された影響で大失速。2ndステージの勝利は、第10節の最下位アビスパ福岡戦、最終節のベガルタ仙台戦のわずかに2勝と、1stステージの貯金が無ければ、降格の可能性も十分にあった。今季終了後にはエースストライカーのジェイらの退団が決定しており、来季で就任4年目となる名波浩監督の手腕が試されるシーズンになるはずだ。

◆最優秀選手賞
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DF大井健太郎(32)
30試合出場(先発30試合)/1得点
▽今季、アルビレックス新潟から古巣に復帰したベテランDFは、4バックと3バックを併用した最終ラインの中で卓越したリーダーシップに加え、地上戦、空中戦のいずれでも安定したパフォーマンスを発揮。DF森下俊やDFパパドプーロスとやや波のある相棒を献身的にカバーしつつ、守護神カミンスキーの離脱した期間には、若手GK志村滉をうまくサポートするなど、求められたディフェンスリーダーとしての役割を完遂した。

◆敢闘賞
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FWジェイ(34)
22試合出場(先発20試合)/14得点
▽度重なる負傷離脱や練習態度の問題で謹慎を強いられ、シーズン22試合出場にとどまるなど、稼働率は高くなかった。それでも、チームトップの14得点は、チーム総得点37の3分の1をカバーしており、間違いなくJ1残留の立役者の1人だった。34歳で190cmの偉丈夫は、名波監督の志向するハイラインハイプレスの戦術にはフィットしなかったが、J1トップクラスのDFを“破壊する”個人技は、苦境に立たされた終盤戦においてチームの拠りどころとなっていた。なお、磐田のJ1昇格、残留に貢献した元イングランド代表FWは、今季限りでの退団が決定した。

◆ブレイクスルー賞
(C)J.LEAGUE PHOTO
GK志村滉(20)
10試合出場(先発10試合)/0得点
▽絶対的守護神のカミンスキー、経験豊富なベテランGK八田直樹の負傷離脱で窮地に陥ったチームを圧巻のパフォーマンスで救った。昨シーズンに高校サッカー界屈指の名門、市立船橋高校から高校ナンバーワンGKとして加入したものの、1年目はカミンスキーらの厚い壁に阻まれ、出場機会はなし。だが、前述した2選手の離脱でチャンスを得ると、J1デビュー戦となった1stステージ第15節のFC東京戦では、初陣とは思えない冷静なゴールキーピングと圧巻のセーブを連発し、格上相手の勝ち点1獲得に繋がるゴールレスドローに導いた。この活躍で周囲の信頼を勝ち取った志村は、正GKのカミンスキーが復帰するまで、10試合連続でサックスブルーのゴールマウスを任されていた。

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