【J1チーム別総括】大きな穴を埋められなかったシーズン…スタイルを貫くも結果に繋がらず《湘南ベルマーレ》
2016.11.05 19:00 Sat
▽明治安田生命J1リーグの全日程が11月3日に終了した。2016シーズンのJ1を振り返り、超ワールドサッカー編集部が各チームを採点。シーズンを振り返るとともに、チーム内の最優秀選手賞、敢闘賞、ブレイクスルー賞を決定した。第2回目は、3シーズンぶりのJ2降格となった17位の湘南ベルマーレ編をお届けする。
◆チーム採点
30点(100点満点)
◆チーム成績
◆シーズン総括
▽シーズン開幕前にGK秋元陽太(FC東京)、DF遠藤航(浦和レッズ)、MF永木亮太(鹿島アントラーズ)とセンターラインの3選手がチームを去り、厳しいシーズンになることが予想されていた。開幕戦でアルビレックス新潟に敗れると、シーズン初白星を挙げたのは第9節の横浜F・マリノス戦。1stステージのラスト4試合は2勝2分けと調子を上げたが16位と降格圏で終えた。
▽2ndステージは第2節の新潟戦で白星を記録するも、第3節から10連敗。第15節の大宮アルディージャ戦で敗れ、3シーズンぶりにJ2へと降格した。チョウ・キジェ監督の下、スタイルを貫くも戦力ダウンが響いた湘南。しかし、ラスト2試合で見せた戦いは来シーズンに期待を持たせるものだった。
32試合出場(先発32試合)/2得点
▽3バックの左に加え、シーズン終盤はボランチの位置でプレー。先発32試合はMF菊池大介、FW高山薫と並んで最多タイだった。精度の高いキックでのチャンス演出や、直接FKでのゴールなど攻守でチームに貢献。苦しいシーズンだったが、個人のパフォーマンスは悪くなかった。
◆敢闘賞
11試合出場(先発6試合)/2得点
▽わずか11試合の出場で、先発は6試合。2シーズン続けて浦和レッズから期限付き移籍でプレーした山田にとっては、満足行く結果ではないだろう。しかし、2ndステージのラスト5試合に出場すると、攻撃面で相手チームの脅威となり、チームも2勝2分け1敗と結果を残した。山田がフルシーズン起用できていれば…と思わせるプレーぶりだった。
◆ブレイクスルー賞
14試合出場(先発8試合)/0得点
▽U-19日本代表としてもプレーした神谷は、東京五輪での活躍も期待される選手。まだプレーの安定感はないものの、ボランチの位置でのプレーぶりは可能性を感じさせるものだった。来シーズンはレギュラーポジションを掴み、更なる飛躍が期待される。
◆チーム採点
30点(100点満点)
◆シーズン総括
▽シーズン開幕前にGK秋元陽太(FC東京)、DF遠藤航(浦和レッズ)、MF永木亮太(鹿島アントラーズ)とセンターラインの3選手がチームを去り、厳しいシーズンになることが予想されていた。開幕戦でアルビレックス新潟に敗れると、シーズン初白星を挙げたのは第9節の横浜F・マリノス戦。1stステージのラスト4試合は2勝2分けと調子を上げたが16位と降格圏で終えた。
▽2ndステージは第2節の新潟戦で白星を記録するも、第3節から10連敗。第15節の大宮アルディージャ戦で敗れ、3シーズンぶりにJ2へと降格した。チョウ・キジェ監督の下、スタイルを貫くも戦力ダウンが響いた湘南。しかし、ラスト2試合で見せた戦いは来シーズンに期待を持たせるものだった。
◆最優秀選手賞
Getty Images
DF三竿雄斗(25)32試合出場(先発32試合)/2得点
▽3バックの左に加え、シーズン終盤はボランチの位置でプレー。先発32試合はMF菊池大介、FW高山薫と並んで最多タイだった。精度の高いキックでのチャンス演出や、直接FKでのゴールなど攻守でチームに貢献。苦しいシーズンだったが、個人のパフォーマンスは悪くなかった。
◆敢闘賞
Getty Images
MF山田直輝(26)11試合出場(先発6試合)/2得点
▽わずか11試合の出場で、先発は6試合。2シーズン続けて浦和レッズから期限付き移籍でプレーした山田にとっては、満足行く結果ではないだろう。しかし、2ndステージのラスト5試合に出場すると、攻撃面で相手チームの脅威となり、チームも2勝2分け1敗と結果を残した。山田がフルシーズン起用できていれば…と思わせるプレーぶりだった。
◆ブレイクスルー賞
Getty Images
MF神谷優太(19)14試合出場(先発8試合)/0得点
▽U-19日本代表としてもプレーした神谷は、東京五輪での活躍も期待される選手。まだプレーの安定感はないものの、ボランチの位置でのプレーぶりは可能性を感じさせるものだった。来シーズンはレギュラーポジションを掴み、更なる飛躍が期待される。
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