徳島が30歳になったFW佐藤のゴールで千葉を撃破 3試合ぶりの白星で11位に浮上《J2》
2016.10.23 21:36 Sun
▽明治安田生命J2リーグ第37節の徳島ヴォルティスvsジェフユナイテッド千葉が23日に鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで行われ、ホームの徳島が1-0で勝利した。
▽現在、徳島が勝ち点44で12位、千葉が勝ち点45で11位と中位にとどまっている両チーム。J1昇格プレーオフ圏内の6位に入るには、残りの6試合に全て勝利したい状況だ。
▽プレーオフ進出を最後まで諦めない両者の対決は序盤、ホームの徳島がチャンスを作る。5分、右サイドからのクロスをボックス右の前川が胸トラップ。走りこんだ木村が前川からの落としに反応し、ダイレクトでシュートに持ち込む。しかし、これはクロスバーの上へ外れた。さらに17分、ボックス左手前からのFKの場面。岩尾からのボールに反応した佐藤のヘディングシュートは、ゴール左に外れてしまう。
▽試合開始から千葉ゴールを脅かす徳島。すると19分、右サイドを突破した木村のクロスはファーサイドへと抜けるも、このボールを拾ったアレックスがボックス手前に落とす。カルリーニョスが放ったシュートは、相手DFにブロックされるも、こぼれ球に反応した佐藤がプッシュ。GK佐藤の脇をすり抜けてゴールに吸い込まれ、22日で30歳になった佐藤のゴールで徳島が先制に成功する。
▽その後も、徳島が先制した勢いそのままにチャンスを作り続ける。一方、千葉は中盤でのパスミスが多く、リズムを掴むことができない。また、守備でも取り所を定めることができず、主導権を引き寄せられないまま前半を終える。
▽68分には、千葉が菅嶋に代えて長澤を投入。すると、この交代により、徐々にパス回しに流動性が生まれ始める。千葉は71分、アランダを起点に正面でパスを受けた船山が粘り、ボックス左の長澤へ。走りこんだアランダがリターンを受けるも、ここは相手に体を入れられてチャンスを逸する。
▽終盤は、疲労から互いにラストパスの精度が落ちはじめ、フィニッシュまで持っていくことができない。しかし、このままでは終われない千葉は、後半アディショナルタイムに決定機を演出する。敵陣ハーフウェイライン付近左から近藤がボックス内にフィードを入れると、エウトン、北爪と粘り、最後は走りこんできたボックス中央の長澤が右足でシュート。しかし、これはGK長谷川に左手一本でファインセーブされる。
▽さらに千葉はその直後のCKでもチャンス。競り合ったボールがボックス中央でこぼれると、混戦の中から北爪が右足でシュートを放つ。しかし、これも無情にもゴール左に外れる。
▽結局、試合はそのまま終了。中位対決を制した徳島が11位に浮上した一方、千葉はJ2降格以降、初の4連敗を喫した。なお、現在6位の京都が同日行われた水戸戦で引き分けたため、非常に困難な道のりであるものの、両チームともにプレーオフ進出の可能性を残している。
▽現在、徳島が勝ち点44で12位、千葉が勝ち点45で11位と中位にとどまっている両チーム。J1昇格プレーオフ圏内の6位に入るには、残りの6試合に全て勝利したい状況だ。
▽試合開始から千葉ゴールを脅かす徳島。すると19分、右サイドを突破した木村のクロスはファーサイドへと抜けるも、このボールを拾ったアレックスがボックス手前に落とす。カルリーニョスが放ったシュートは、相手DFにブロックされるも、こぼれ球に反応した佐藤がプッシュ。GK佐藤の脇をすり抜けてゴールに吸い込まれ、22日で30歳になった佐藤のゴールで徳島が先制に成功する。
▽その後も、徳島が先制した勢いそのままにチャンスを作り続ける。一方、千葉は中盤でのパスミスが多く、リズムを掴むことができない。また、守備でも取り所を定めることができず、主導権を引き寄せられないまま前半を終える。
▽後半に入ると、千葉は徐々に中盤でボールを奪えるようになる。すると65分、右サイドで受けた多々良が敵陣深くからクロスを入れると、これに井出が頭で合わせる。しかし、枠を捉えられない。
▽68分には、千葉が菅嶋に代えて長澤を投入。すると、この交代により、徐々にパス回しに流動性が生まれ始める。千葉は71分、アランダを起点に正面でパスを受けた船山が粘り、ボックス左の長澤へ。走りこんだアランダがリターンを受けるも、ここは相手に体を入れられてチャンスを逸する。
▽終盤は、疲労から互いにラストパスの精度が落ちはじめ、フィニッシュまで持っていくことができない。しかし、このままでは終われない千葉は、後半アディショナルタイムに決定機を演出する。敵陣ハーフウェイライン付近左から近藤がボックス内にフィードを入れると、エウトン、北爪と粘り、最後は走りこんできたボックス中央の長澤が右足でシュート。しかし、これはGK長谷川に左手一本でファインセーブされる。
▽さらに千葉はその直後のCKでもチャンス。競り合ったボールがボックス中央でこぼれると、混戦の中から北爪が右足でシュートを放つ。しかし、これも無情にもゴール左に外れる。
▽結局、試合はそのまま終了。中位対決を制した徳島が11位に浮上した一方、千葉はJ2降格以降、初の4連敗を喫した。なお、現在6位の京都が同日行われた水戸戦で引き分けたため、非常に困難な道のりであるものの、両チームともにプレーオフ進出の可能性を残している。
|
関連ニュース