主力温存のローマが敵地でドロースタート 瀬戸途中出場のアストラは黒星発進《EL》
2016.09.16 04:34 Fri
▽ヨーロッパリーグ(EL)・グループE第1節のビクトリア・プルゼニvsローマが15日に行われ、1-1の引き分けに終わった。
▽試合は立ち上がりから動きのある展開に。開始4分、ボックス左で仕掛けたエル・シャーラウィが相手DFに倒されてPKを獲得。これを名手ペロッティが難なく流し込み、アウェイのローマが先制に成功した。
▽しかし、すぐさま反撃に転じたプルゼニは、11分に追いつく。左サイドでゼーマンが左足でクロスを入れると、ファーサイドでDFフアン・ジェズスの前に入ったバコシュがヘディングシュートをねじ込んだ。さらに守備に不安を抱えるローマを押し込むホームチームは、23分にセットプレーからゴール前に飛び込んだジュリシュが決定的なヘディングシュートを放つが、ここはGKアリソンのビッグセーブに阻まれた。
▽前半終盤にかけては流れを引き戻したローマが、左サイドのエル・シャーラウィの個人技を軸に勝ち越しゴールに迫る。31分にはエル・シャーラウィの横パスをナインゴランが右足インサイドでダイレクトシュート。だが、このシュートは右ポストに阻まれ、前半は1-1のイーブンのまま終了した。
▽後半半ばを過ぎても拮抗した展開が続く中、流れを変えたいスパレッティ監督は70分過ぎにイトゥルベとエル・シャーラウィの両翼を下げて、トッティとフロレンツィの生え抜きコンビを投入した。
▽その後、トッティの精度の高いラストパスを起点にゴールを目指すローマだが、ゼコが幾つかのチャンスを生かし切れない。また、意思疎通の問題でゴール前にかける人数が少なく、なかなか厚みのある仕掛けを見せられない。それでも、終盤のピンチをGKアリソンの好守で凌いだローマは、敵地で最低限の勝ち点1を持ち帰ることに成功した。
▽また、同日行われたグループEのもう1試合、アストラ(ルーマニア)vsオーストリア・ウィーン(オーストリア)は、アウェイのオーストリア・ウィーンが3-2で勝利した。なお、アストラの日本人MF瀬戸貴幸は後半頭から途中出場した。
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▽チャンピオンズリーグ(CL)・プレーオフ敗退に伴い、ELグループステージ参戦となったローマは、国内リーグではここまで2勝1分けと上々のスタート。プルゼニとのEL初戦に向けては、直近のサンプドリア戦から先発5人を変更。これがデビュー戦となるジェルソンを始め、GKアリソンやファシオ、レアンドロ・パレデス、イトゥルベが起用された。▽しかし、すぐさま反撃に転じたプルゼニは、11分に追いつく。左サイドでゼーマンが左足でクロスを入れると、ファーサイドでDFフアン・ジェズスの前に入ったバコシュがヘディングシュートをねじ込んだ。さらに守備に不安を抱えるローマを押し込むホームチームは、23分にセットプレーからゴール前に飛び込んだジュリシュが決定的なヘディングシュートを放つが、ここはGKアリソンのビッグセーブに阻まれた。
▽前半終盤にかけては流れを引き戻したローマが、左サイドのエル・シャーラウィの個人技を軸に勝ち越しゴールに迫る。31分にはエル・シャーラウィの横パスをナインゴランが右足インサイドでダイレクトシュート。だが、このシュートは右ポストに阻まれ、前半は1-1のイーブンのまま終了した。
▽迎えた後半、ジェルソンを下げて後半頭からゼコを投入したローマは、そのゼコを起点に立ち上がりから攻勢に転じるが、最後の部分で決め切れない。
▽後半半ばを過ぎても拮抗した展開が続く中、流れを変えたいスパレッティ監督は70分過ぎにイトゥルベとエル・シャーラウィの両翼を下げて、トッティとフロレンツィの生え抜きコンビを投入した。
▽その後、トッティの精度の高いラストパスを起点にゴールを目指すローマだが、ゼコが幾つかのチャンスを生かし切れない。また、意思疎通の問題でゴール前にかける人数が少なく、なかなか厚みのある仕掛けを見せられない。それでも、終盤のピンチをGKアリソンの好守で凌いだローマは、敵地で最低限の勝ち点1を持ち帰ることに成功した。
▽また、同日行われたグループEのもう1試合、アストラ(ルーマニア)vsオーストリア・ウィーン(オーストリア)は、アウェイのオーストリア・ウィーンが3-2で勝利した。なお、アストラの日本人MF瀬戸貴幸は後半頭から途中出場した。
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