途中出場のトッティが劇的PK弾で逆転勝利に導く! 今季初出場の王子が1G1Aの大活躍でまた一つ伝説を刻む!《セリエA》
2016.09.12 01:09 Mon
▽セリエA第3節のローマvsサンプドリアが11日にスタディオ・オリンピコで行われ、ホームのローマが3-2で逆転勝利した。
▽ここ2試合の重苦しい空気を払拭したいローマは、ペロッティを最前線に据えた“ゼロトップ”でスピードと流動性を生かした攻めを見せる。すると8分、ボックス左でボールを持ったペロッティの浮き球クロスを大外に走り込んだサラーが頭で合わせ、開始早々にスコアを動かす。さらに先制直後には得意のショートカウンターからペロッティのラストパスに抜け出したエル・シャーラウィに決定機も、ここはシュートを枠に飛ばせない。
▽最高のスタートを切ったローマだが、この試合でも課題の守備が耐え切れない。18分にはフアン・ジェズスとブルーノ・ペレスのコミュニケーションミスからフリーでボックス内への侵入を許したムリエルに、レジーニの浮き球のフィードを見事なダイレクトボレーで決められ、わずか10分でリードを吐き出す。さらに動揺するホームチームは、失点直後にもムリエルに抜け出され決定的なシュートを許すが、ここはGKシュチェスニーがファインセーブで救った。
▽その後もオープンな攻防が続く中、32分にはストロートマンの浮き球のスルーパスに抜け出したサラーに決定機も、ここはGKヴィヴィアーニの飛び出しに阻まれる。すると41分、ローマはリカルド・アルバレスの右CKからゴール前でフリーのクアリアレッラにワンタッチで流し込まれ、まさかの逆転を許す。気落ちしたチームは、43分にも最終ラインの連係ミスから再びゴール前のクアリアレッラにヒールシュートを打たれるが、ここはGKシュチェスニーの好守で凌いだ。
▽前半終盤から降り続いた豪雨の影響で約1時間の中断を経て再開された試合。ローマを率いるスパレッティ監督は、流れを変えるためペロッティとエル・シャーラウィを下げて、ハーフタイム明けに今季初出場となるトッティとゼコを同時投入した。
▽王子投入でスタジアム全体のボルテージが上がったローマは、キックオフ直後にストロートマンがいきなり決定機に絡むなど、猛攻を仕掛ける。ゼコやサラーの決定機はGKヴィヴィアーノのビッグセーブに阻まれるが、王子が同点ゴールをもたらす。
▽61分、左サイドでボールを受けたトッティが浮き球のスルーパスをゴール前に送ると、GKヴィヴィアーノとうまく入れ替わったゼコが冷静に流し込んだ。
▽その後もトッティの精度の高いパスを起点に再三の決定機を作るローマだが、2失点を喫したものの前半からビッグセーブを連発する相手GKヴィヴィアーノがサラーやゼコのビッグチャンスを圧巻のセービングで阻み続ける。
▽試合終盤にかけては攻め疲れが顕著なローマに対して、サンプドリアが押し返し、拮抗した展開となる。引き分けでは許されないローマを救ったのは、今月末に40歳の誕生日を迎えるレジェンドだった。
▽試合終了間際のアディショナルタイム3分、ボックス内に抜け出したゼコがDFスクリニアに倒されてローマにPKが与えられる。そして、このプレッシャーのかかるPKを名手トッティは見事にゴール右隅に流し込み、試合はタイムアップ。
▽今季限りで現役を引退するトッティが、ラストシーズンの初出場試合で1ゴール1アシストの大活躍をみせ、苦境に立たされるローマに公式戦3試合ぶりの勝利をもたらした。
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▽チャンピオンズリーグ・プレーオフ敗退に続いて、直近のカリアリ戦では2点差を追いつかれてのドローと、苦境に立たされるローマ。インターナショナルウィーク明けのサンプドリア戦に向けては、カリアリ戦から先発2人を変更。負傷のヴェルメーレンに代わってフアン・ジェズス、ゼコに代わってエル・シャーラウィが起用され、代表戦でふくらはぎを痛めたデ・ロッシも先発に入った。▽最高のスタートを切ったローマだが、この試合でも課題の守備が耐え切れない。18分にはフアン・ジェズスとブルーノ・ペレスのコミュニケーションミスからフリーでボックス内への侵入を許したムリエルに、レジーニの浮き球のフィードを見事なダイレクトボレーで決められ、わずか10分でリードを吐き出す。さらに動揺するホームチームは、失点直後にもムリエルに抜け出され決定的なシュートを許すが、ここはGKシュチェスニーがファインセーブで救った。
▽その後もオープンな攻防が続く中、32分にはストロートマンの浮き球のスルーパスに抜け出したサラーに決定機も、ここはGKヴィヴィアーニの飛び出しに阻まれる。すると41分、ローマはリカルド・アルバレスの右CKからゴール前でフリーのクアリアレッラにワンタッチで流し込まれ、まさかの逆転を許す。気落ちしたチームは、43分にも最終ラインの連係ミスから再びゴール前のクアリアレッラにヒールシュートを打たれるが、ここはGKシュチェスニーの好守で凌いだ。
▽だが、2失点目直前から突如ゲリラ豪雨に見舞われたスタディオ・オリンピコのホームサポーターからは、激しい雨と同様に不甲斐ないチームに向けて容赦ないブーイングが浴びせかけられた。
▽前半終盤から降り続いた豪雨の影響で約1時間の中断を経て再開された試合。ローマを率いるスパレッティ監督は、流れを変えるためペロッティとエル・シャーラウィを下げて、ハーフタイム明けに今季初出場となるトッティとゼコを同時投入した。
▽王子投入でスタジアム全体のボルテージが上がったローマは、キックオフ直後にストロートマンがいきなり決定機に絡むなど、猛攻を仕掛ける。ゼコやサラーの決定機はGKヴィヴィアーノのビッグセーブに阻まれるが、王子が同点ゴールをもたらす。
▽61分、左サイドでボールを受けたトッティが浮き球のスルーパスをゴール前に送ると、GKヴィヴィアーノとうまく入れ替わったゼコが冷静に流し込んだ。
▽その後もトッティの精度の高いパスを起点に再三の決定機を作るローマだが、2失点を喫したものの前半からビッグセーブを連発する相手GKヴィヴィアーノがサラーやゼコのビッグチャンスを圧巻のセービングで阻み続ける。
▽試合終盤にかけては攻め疲れが顕著なローマに対して、サンプドリアが押し返し、拮抗した展開となる。引き分けでは許されないローマを救ったのは、今月末に40歳の誕生日を迎えるレジェンドだった。
▽試合終了間際のアディショナルタイム3分、ボックス内に抜け出したゼコがDFスクリニアに倒されてローマにPKが与えられる。そして、このプレッシャーのかかるPKを名手トッティは見事にゴール右隅に流し込み、試合はタイムアップ。
▽今季限りで現役を引退するトッティが、ラストシーズンの初出場試合で1ゴール1アシストの大活躍をみせ、苦境に立たされるローマに公式戦3試合ぶりの勝利をもたらした。
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