【ブンデス第2節プレビュー】フライデーナイトにシャルケvsバイエルン、ドルトムントは注目の昇格組ライプツィヒと対戦

2016.09.09 18:00 Fri
Getty Images
▽代表戦前に行われた開幕節ではバイエルンが6発圧勝スタートを飾り、ドルトムントはマインツに順当な勝利を収めた。そしてボルシアMGがレバークーゼンとのCL出場クラブ対決を制して白星発進を決めている。日本人では武藤が途中出場ながら早速ゴールを挙げる活躍を見せた。

▽迎える第2節の注目試合は金曜日に行われるシャルケvsバイエルンだ。シャルケはヴァインツィアル監督の下でスタートした新シーズン、フランクフルト相手に黒星発進となった。フランクフルト戦ではナウド以外の新戦力がスタメンで起用されることはなかったが、移籍期限最終日に獲得したコノプリャンカを始め、スタンブリやババ、コケら新加入の実力者たちに期待が懸かる。
▽一方、レヴァンドフキのハットトリックなどでブレーメンに6発圧勝スタートを切ったバイエルンは、代表ウィーク明けということもあって幾分か疲労が溜まっているはずだ。また、13日にはロシアのロストフとのCLを控えるため、シャルケ戦に集中し辛い面があるが、持ち前の選手層で乗り切りたい。

▽ドルトムントは注目の昇格組ライプツィヒと対戦する。マインツ戦では相手が徹底的に自陣に引いてきた中、オーバメヤンの2ゴールで勝利した。プレシーズン期間中に大活躍したO・デンベレがやや空回り気味だったが、シュールレの活躍はプラス要素。一方、開幕戦ではボールに絡めず、代表戦でも低調なプレーに終わった香川の挽回に期待だ。レッドブルがオーナーを務め、2009年に発足したばかりの新興勢力を下して開幕連勝としたい。

▽その他、日本人選手ではタイ戦でゴールを決めたヘルタ・ベルリンの原口がインゴルシュタットとのアウェイ戦を、同じくタイ戦で原口と共に好プレーを見せたハンブルガーSVの酒井高はレバークーゼンとのアウェイ戦を、開幕戦でゴールを決めたマインツの武藤は、ホッフェンハイムとのホーム戦を、ブンデス復帰戦となった開幕戦では82分からの出場だったアウグスブルクの宇佐美は、リオ五輪得点王のニャブリが加入したブレーメンとのアウェイ戦を、代表で2試合を戦ってきたフランクフルトの長谷部はダルムシュタットとのアウェイ戦を戦う。
◆ブンデスリーガ第2節

▽9/9(金)
《27:30》
シャルケ vs バイエルン

▽9/10(土)
《22:30》
インゴルシュタット vs ヘルタ・ベルリン
フライブルク vs ボルシアMG
ダルムシュタット vs フランクフルト
レバークーゼン vs ハンブルガーSV
ヴォルフスブルク vs ケルン
《25:30》
ライプツィヒ vs ドルトムント

▽9/11(日)
《22:30》
ブレーメン vs アウグスブルク
《24:30》
マインツ vs ホッフェンハイム
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