【試合後会見】ハリルホジッチ「非常に重要な勝利だった」《ロシアW杯アジア最終予選》
2016.09.07 07:30 Wed
▽日本代表は6日、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第2戦でタイ代表と対戦し、2-0で勝利した。この試合後、公式会見に出席した日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、「非常に重要な勝利だった」と、プレッシャーのかかる中でチームが結果を残したことに満足感を示した。
▽UAE代表との初戦を落とした日本は、必勝を期してタイとのアウェイゲームに臨んだ。開始18分にMF原口元気のゴールで先制に成功した日本だが、その後は相手GKの好守もあり、なかなか追加点を奪えず。それでも、75分に先発に抜擢されたFW浅野拓磨の追加点で勝負を決め、今予選初勝利を手にした。
◆ヴァイッド・ハリルホジッチ監督(日本代表)
「非常に重要な勝利だった。簡単ではなかった。このチームがどういう心理状態で試合に向かうか、少し不安があったが、本当にこの試合に勝ちたいという気持ちで臨んでくれた。たくさんの決定機をつくったが、集中力を欠いたのか、またしても決めることができなかった。グラウンドはプレーするのに難しい状況だった。最後に1つ2つ相手にプレゼントを与えてしまっていたが、そういう状況に陥るのは、我々の心理面にまだ少し問題があるからだと思う。ただ、選手を祝福したい。ここから日本はより強くなってくれると思う。合宿中はさまざまな問題があった。ケガ人も多かったし、疲労もあった。しかし、メディカル含め全スタッフが良い準備をして試合に臨んだ。そしてタイも素晴らしい試合をしたので祝福したいと思う。タイと対戦する多くの国が困難な状況に陥るだろうとあらためて思った」
──UAE戦から先発を3人変更した意図と評価を教えてほしい
「少し競争を見たかった。同時に何人かの選手は疲労を抱えていた。そして、ケガもあった。したがって、新しい選手を試した。例えば浅野という選手は若いが、トライした。経験のある選手と若い選手を少し競争させたい気持ちがある。試合に出た選手は良いプレーをしてくれた。また、偶然かもしれないが、得点も取ってくれた。それによってチームに良い雰囲気をもたらしてくれたと思う。選手を替えたのは彼らが悪いからではない。UAE戦も全く悪い試合をしたわけではない。このチームによりフレッシュさをもたらす意図もあった。プレッシャーをかなりかけたことは見てのとおりで、相手はオフェンスの組み立てで何もできなかった。我々がこの2試合を通じて、変化を加えることができるというのを見せられたと思う。国内でパフォーマンスの良い選手、アウェイでパフォーマンスの良い選手がいるのを見ることができたと思う。ただ、プレーしなかった選手が悪かったというわけでは全くない」
──10月も同じような日程で2試合あるが、改善や変更を行う考えはあるか?
「1試合目は本当に難しかった。何人かはフィジカル的にトップではなかったし、ケガもあった。クラブで90分試合に出ていない選手もいた。また、かなり遅く日本に到着した選手もいた。4人、ケガ人が出てしまった。本当にたくさんのことが起こった。シーズンの半ばというのもある。我々が理想とするフィジカルコンディションではなかった。そうはいっても、UAE戦はオフェンス面で良い組み立て、良い攻撃をしたと思う。主審の話はもう繰り返す必要はないと思うが、我々は(浅野の幻のゴールを含めて)2点を取った。これはハッキリ言える。2失点は相手へのプレゼントだったかなと思う。そして、若い選手を使ったが、彼を批判することはできるだろうか。それはノーだ。全員に経験を積ませたい。1試合目は本当に大きく期待をしていたので、フラストレーションはたまった。埼玉は素晴らしい雰囲気だった。我々と同じようにサポーターは勝利を期待していたと思うので、私は本当にガッカリしている」
▽UAE代表との初戦を落とした日本は、必勝を期してタイとのアウェイゲームに臨んだ。開始18分にMF原口元気のゴールで先制に成功した日本だが、その後は相手GKの好守もあり、なかなか追加点を奪えず。それでも、75分に先発に抜擢されたFW浅野拓磨の追加点で勝負を決め、今予選初勝利を手にした。
「非常に重要な勝利だった。簡単ではなかった。このチームがどういう心理状態で試合に向かうか、少し不安があったが、本当にこの試合に勝ちたいという気持ちで臨んでくれた。たくさんの決定機をつくったが、集中力を欠いたのか、またしても決めることができなかった。グラウンドはプレーするのに難しい状況だった。最後に1つ2つ相手にプレゼントを与えてしまっていたが、そういう状況に陥るのは、我々の心理面にまだ少し問題があるからだと思う。ただ、選手を祝福したい。ここから日本はより強くなってくれると思う。合宿中はさまざまな問題があった。ケガ人も多かったし、疲労もあった。しかし、メディカル含め全スタッフが良い準備をして試合に臨んだ。そしてタイも素晴らしい試合をしたので祝福したいと思う。タイと対戦する多くの国が困難な状況に陥るだろうとあらためて思った」
──UAE戦から先発を3人変更した意図と評価を教えてほしい
「少し競争を見たかった。同時に何人かの選手は疲労を抱えていた。そして、ケガもあった。したがって、新しい選手を試した。例えば浅野という選手は若いが、トライした。経験のある選手と若い選手を少し競争させたい気持ちがある。試合に出た選手は良いプレーをしてくれた。また、偶然かもしれないが、得点も取ってくれた。それによってチームに良い雰囲気をもたらしてくれたと思う。選手を替えたのは彼らが悪いからではない。UAE戦も全く悪い試合をしたわけではない。このチームによりフレッシュさをもたらす意図もあった。プレッシャーをかなりかけたことは見てのとおりで、相手はオフェンスの組み立てで何もできなかった。我々がこの2試合を通じて、変化を加えることができるというのを見せられたと思う。国内でパフォーマンスの良い選手、アウェイでパフォーマンスの良い選手がいるのを見ることができたと思う。ただ、プレーしなかった選手が悪かったというわけでは全くない」
──10月も同じような日程で2試合あるが、改善や変更を行う考えはあるか?
「1試合目は本当に難しかった。何人かはフィジカル的にトップではなかったし、ケガもあった。クラブで90分試合に出ていない選手もいた。また、かなり遅く日本に到着した選手もいた。4人、ケガ人が出てしまった。本当にたくさんのことが起こった。シーズンの半ばというのもある。我々が理想とするフィジカルコンディションではなかった。そうはいっても、UAE戦はオフェンス面で良い組み立て、良い攻撃をしたと思う。主審の話はもう繰り返す必要はないと思うが、我々は(浅野の幻のゴールを含めて)2点を取った。これはハッキリ言える。2失点は相手へのプレゼントだったかなと思う。そして、若い選手を使ったが、彼を批判することはできるだろうか。それはノーだ。全員に経験を積ませたい。1試合目は本当に大きく期待をしていたので、フラストレーションはたまった。埼玉は素晴らしい雰囲気だった。我々と同じようにサポーターは勝利を期待していたと思うので、私は本当にガッカリしている」
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