【日本人選手移籍総括】清武がEL王者セビージャ加入、浅野がアーセナル経由でシュツットガルトへ
2016.09.07 18:00 Wed
◆日本人選手◆
FW:浅野拓磨(21)
(シュツットガルト[ドイツ2部]←アーセナル[イングランド]←広島)※レンタル移籍
(アウグスブルク[ドイツ]←ガンバ大阪)
MF:清武弘嗣(26)
(セビージャ[スペイン]←ハノーファー[ドイツ])
MF:小林祐希(24)
(ヘーレンフェーン[オランダ]←ジュビロ磐田)
MF:細貝萌(30)
(シュツットガルト[ドイツ2部]←ヘルタ・ベルリン[ドイツ])
(セレッソ大阪←ハノーファー[ドイツ])
DF:酒井宏樹(26)
(マルセイユ[フランス]←ハノーファー[ドイツ])
GK:川島永嗣(33)
(メス[フランス]←ダンディー・ユナイテッド[スコットランド])
※注:【】内は移籍先
▽今夏の移籍市場における日本人選手の移籍では、ハノーファーからヨーロッパリーグ3連覇中のセビージャに移籍したMF清武弘嗣が最大のトピックとなった。ハノーファーの司令塔として活躍した清武がステップアップの場所に選んだのは、スペイン屈指の強豪セビージャ。かつてFW指宿洋史(アルビレックス新潟)も在籍したセビージャは、今夏エメリ前監督からサンパオリ新監督に指揮官が変更し、今夏の移籍市場では清武を含め、10人以上の新戦力が加入。清武と同じ攻撃的MFタイプの選手が多く加入したものの、清武はエスパニョールとの開幕戦でリーガデビューを飾ると、その試合で1ゴール1アシストを記録する鮮烈デビュー。だが、今後は継続的に安定したパフォーマンスを見せられるかが、課題となる。
▽また、サンフレッチェ広島から世界屈指の名門、アーセナルに400万ユーロ(約4億6000万円)で移籍したFW浅野拓磨も大きな話題となった。イギリスの労働許可証の問題で今シーズンは、ブンデスリーガ2部のシュツットガルトに武者修行に出ることになったが、今後の活躍次第では来シーズン以降、正式にアーセナルの一員となる可能性は十分にある。
▽さらに、マインツFW武藤嘉紀と共に“プラチナ世代”と評されるFW宇佐美貴史、MF小林祐希が、Jリーグからヨーロッパに旅立った。バイエルンとホッフェンハイムでプレーして以降、約3年半ぶりのブンデスリーガ復帰となった宇佐美は、アウグスブルクに加入。開幕以降、公式戦での先発出場はないが、ディルク・シュスター新監督の下、MFク・ジャチョルらとのポジション争いは全くの白紙となっているため、今後の積極アピールを期待したい。
▽一方、10代の頃から将来を嘱望される存在だった小林だが、宇佐美や武藤ら同世代のライバルから遅れる形で、ヨーロッパ初上陸を果たした。現在、エールディビジはタレント不足を指摘されているが、中堅クラブのヘーレンフェーンでのポジション争いはそう簡単なものではない。自身の最大の特長である左足のキックを武器に、VVVフェンロからスターダムをのし上がった先達、本田圭佑のような活躍が期待される。
▽その他では、日本代表の常連であるDF酒井宏樹、GK川島永嗣の2人が、ディジョンでプレーしたMF松井大輔(ジュビロ磐田)以来のリーグ・アン(フランス)に挑戦する。川島は第3GKという厳しい立場を強いられている一方、酒井は開幕3試合連続でスタメンを勝ち取っている。だが、マルセイユは移籍市場閉幕ギリギリでかつて右サイドバックのレギュラーを務めた元フランス代表DFファンニを獲得しており、今後は熾烈なポジション争いが待っているはずだ。
FW:浅野拓磨(21)
(シュツットガルト[ドイツ2部]←アーセナル[イングランド]←広島)※レンタル移籍
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FW:宇佐美貴史(24)(アウグスブルク[ドイツ]←ガンバ大阪)
(セビージャ[スペイン]←ハノーファー[ドイツ])
MF:小林祐希(24)
(ヘーレンフェーン[オランダ]←ジュビロ磐田)
MF:細貝萌(30)
(シュツットガルト[ドイツ2部]←ヘルタ・ベルリン[ドイツ])
MF:山口蛍(25)
(セレッソ大阪←ハノーファー[ドイツ])
DF:酒井宏樹(26)
(マルセイユ[フランス]←ハノーファー[ドイツ])
GK:川島永嗣(33)
(メス[フランス]←ダンディー・ユナイテッド[スコットランド])
※注:【】内は移籍先
▽今夏の移籍市場における日本人選手の移籍では、ハノーファーからヨーロッパリーグ3連覇中のセビージャに移籍したMF清武弘嗣が最大のトピックとなった。ハノーファーの司令塔として活躍した清武がステップアップの場所に選んだのは、スペイン屈指の強豪セビージャ。かつてFW指宿洋史(アルビレックス新潟)も在籍したセビージャは、今夏エメリ前監督からサンパオリ新監督に指揮官が変更し、今夏の移籍市場では清武を含め、10人以上の新戦力が加入。清武と同じ攻撃的MFタイプの選手が多く加入したものの、清武はエスパニョールとの開幕戦でリーガデビューを飾ると、その試合で1ゴール1アシストを記録する鮮烈デビュー。だが、今後は継続的に安定したパフォーマンスを見せられるかが、課題となる。
▽また、サンフレッチェ広島から世界屈指の名門、アーセナルに400万ユーロ(約4億6000万円)で移籍したFW浅野拓磨も大きな話題となった。イギリスの労働許可証の問題で今シーズンは、ブンデスリーガ2部のシュツットガルトに武者修行に出ることになったが、今後の活躍次第では来シーズン以降、正式にアーセナルの一員となる可能性は十分にある。
▽さらに、マインツFW武藤嘉紀と共に“プラチナ世代”と評されるFW宇佐美貴史、MF小林祐希が、Jリーグからヨーロッパに旅立った。バイエルンとホッフェンハイムでプレーして以降、約3年半ぶりのブンデスリーガ復帰となった宇佐美は、アウグスブルクに加入。開幕以降、公式戦での先発出場はないが、ディルク・シュスター新監督の下、MFク・ジャチョルらとのポジション争いは全くの白紙となっているため、今後の積極アピールを期待したい。
▽一方、10代の頃から将来を嘱望される存在だった小林だが、宇佐美や武藤ら同世代のライバルから遅れる形で、ヨーロッパ初上陸を果たした。現在、エールディビジはタレント不足を指摘されているが、中堅クラブのヘーレンフェーンでのポジション争いはそう簡単なものではない。自身の最大の特長である左足のキックを武器に、VVVフェンロからスターダムをのし上がった先達、本田圭佑のような活躍が期待される。
▽その他では、日本代表の常連であるDF酒井宏樹、GK川島永嗣の2人が、ディジョンでプレーしたMF松井大輔(ジュビロ磐田)以来のリーグ・アン(フランス)に挑戦する。川島は第3GKという厳しい立場を強いられている一方、酒井は開幕3試合連続でスタメンを勝ち取っている。だが、マルセイユは移籍市場閉幕ギリギリでかつて右サイドバックのレギュラーを務めた元フランス代表DFファンニを獲得しており、今後は熾烈なポジション争いが待っているはずだ。
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