俺たちの感動は…イニエスタのロナウジーニョ秘話は第3者によるウソの模様
2016.09.06 13:55 Tue
▽SNSを中心に話題となっている「ロナウジーニョ秘話」は、第3者による作り話であるようだ。
▽38万人以上のフォロワーを持つジャーナリストのシッド・ロー氏は、このロナウジーニョの秘話について、「イニエスタの本からの引用とされて広まっているロナウジーニョの話だが。えー、これはイニエスタの本じゃないね」とツイート。そのほかにも、イニエスタの本を読んだとするアカウントから、「そんな話は書かれていない」と主張する人物が出ている。
▽なお、第3者の作り話とみられる“ロナウジーニョの秘話”の主な内容は以下のようなものだ。
「レアル・マドリーとのクラシコの前の夜、“ジーニョ”が僕に電話してきたんだ。彼は僕に『アンドレス、午前3時だということは分かっているけど、伝えることがある』。僕は、6月にバルサを去る。兄弟は、レアル・マドリーと合意した。僕が断ることが出来ないほどの大きなお金だ」
「彼は僕に何も言わせてくれなかった。その翌日、僕たちはトレーニングキャンプで一緒だった。僕の周りの空気が妙な感じだった。チームは静かだった。ロナウジーニョへの対応が、かつてとは違うようだった」
「そして、クラシコの日(2005年11月19日)がきた。サンティアゴ・ベルナベウのロッカールームでジーニョは僕たちに言った。『みんな、今日は非常に重要な試合だ。彼らは強敵だ。だが、最近、僕は僕たちが家族のようだと感じることができた。夜、僕は一人ひとりに電話した。6月に退団する予定だと話した。でも、みんなは誰にもそのことを明かさなかった。裏切りよりも黙って孤独で苦しむことができるチームだと理解した。僕は、これからもずっとここにいる』『さあ、レアル・マドリーに俺たちのレッスンを与えよう』」
▽なお、この話の当時のクラシコは、ロナウジーニョがDFセルヒオ・ラモスをあっさりと交わしてゴールするなど驚異的なパフォーマンスで2ゴールを記録し、バルセロナが3-0で勝利している。
◆2005年11月19日・クラシコ
レアル・マドリー 0-3 バルセロナ
▽得点者
【バルセロナ】
エトー(前15)
ロナウジーニョ(後15)
ロナウジーニョ(後32)
PR
▽先日、あるツイッターのアカウントが、発売が予定されているイニエスタの自伝からの引用として、「2005年、ロナウジーニョが『レアル・マドリーに移籍する』とバルサのチームメートにウソをつき、その後に団結を図ってクラシコで勝利するモチベーションとした」という趣旨の物語をツイートした。だが、有力ジャーナリストによれば、この話はイニエスタの自伝に記されていないという。▽なお、第3者の作り話とみられる“ロナウジーニョの秘話”の主な内容は以下のようなものだ。
「レアル・マドリーとのクラシコの前の夜、“ジーニョ”が僕に電話してきたんだ。彼は僕に『アンドレス、午前3時だということは分かっているけど、伝えることがある』。僕は、6月にバルサを去る。兄弟は、レアル・マドリーと合意した。僕が断ることが出来ないほどの大きなお金だ」
「君はまだ若いから…でも、チームメートの皆には言わないでくれ。裏切らないでくれ。僕は誰よりも君のことを信頼している。アンドレス、おやすみ」
「彼は僕に何も言わせてくれなかった。その翌日、僕たちはトレーニングキャンプで一緒だった。僕の周りの空気が妙な感じだった。チームは静かだった。ロナウジーニョへの対応が、かつてとは違うようだった」
「そして、クラシコの日(2005年11月19日)がきた。サンティアゴ・ベルナベウのロッカールームでジーニョは僕たちに言った。『みんな、今日は非常に重要な試合だ。彼らは強敵だ。だが、最近、僕は僕たちが家族のようだと感じることができた。夜、僕は一人ひとりに電話した。6月に退団する予定だと話した。でも、みんなは誰にもそのことを明かさなかった。裏切りよりも黙って孤独で苦しむことができるチームだと理解した。僕は、これからもずっとここにいる』『さあ、レアル・マドリーに俺たちのレッスンを与えよう』」
▽なお、この話の当時のクラシコは、ロナウジーニョがDFセルヒオ・ラモスをあっさりと交わしてゴールするなど驚異的なパフォーマンスで2ゴールを記録し、バルセロナが3-0で勝利している。
◆2005年11月19日・クラシコ
(C)CWS Brains,LTD.
(C)CWS Brains,LTD.
レアル・マドリー 0-3 バルセロナ
▽得点者
【バルセロナ】
エトー(前15)
ロナウジーニョ(後15)
ロナウジーニョ(後32)
PR
|
関連ニュース