【東本貢司のFCUK!】期待感が“値動き”を動かす

2016.08.26 13:20 Fri
Getty Images
▽開幕して各チーム2試合を消化―――この時点でどうこう“占う”根拠もなければ、そんな権利も(誰にも)ない。例えば開幕戦の白眉、アーセナルvsリヴァプールを振り返ってみよう。スコアは「3-4」。派手な点の取り合いに見えるが、実際はアウェイのレッズが終始余裕のリードを保ち、ホームチームが遅まきながら終盤に意地を見せる経緯をたどった。一言で片づけるならリヴァプールの「快勝」。だが、そのリヴァプールは続く第二戦で昇格仕立てのバーンリーに無得点の完敗、一方のアーセナルは王者レスターとスコアレスドロー。そこで、両者ともディフェンスに難あり、一転して決め手に乏しい問題をさらけ出した・・・・とまあ、近視眼的に評価すればそういうことになるのだろうが、そんなものは、たかが2試合の結果をもとに何か書かねばならないマッチリポーターの物言いに過ぎない。両監督の事後コメントも取り立てて「何とかしなけりゃ」なる印象もない・・・・。

▽と思いきや、その後漏れ出してきたニューズソースからは、ルーカス・ペレス(FW:ラ・コルーニャ)の入団「ほぼ内定」と、シュコドラン・ムスタフィ(DF:ヴァレンシア)獲得への「交渉進展」が―――しかも、両人ともに想定内の予算を超える出費を強いられる見込みである。筆者にはそれが「焦って無理をしている」ようにも受け取れてしまう。ひいては、さしものアーセン・ヴェンゲルの「信念と余裕」も揺らいでいると言えなくもない。ほんの一週間ほど前、クラブ運営責任者(ガジディス)は「(補強に関して)金額の勝負になればウチに勝ち目はない」と“白旗”を上げた。にもかかわらず、エヴァートンと競合になってもルーカス獲得にこだわり、ムスタフィはかねてよりの狙い目だったとはいえ足元を見られた格好で、超過出費に踏み切る構えなのは・・・・「もう(アーセナルのヴェンゲルには)あまり後がない」という、もっと切実な問題につながっていくのだ。それにルーカスとムスタフィで“間に合う”のかという、いささか“気難しい”問題も残る。
▽その点、マンチェスターの両雄は「かなり早い段階で(優勝への)一騎討ち状態になりそう」との前評判通り、ほぼ順風満帆のスタートダッシュ。ここで確認しておくべきは、ともに一切手をこまねくことなく、補強作戦をほぼ予定通りにすんなりと遂行してしまったことである。要するに、ライバルたちの(補強)状況を秤にかけながらとか、オフのフレンドリーなどで現有戦力をじっくり検分してからとか、などの“勿体つけ”が無い。さっさと申し入れ、さっさと決めてしまう。それに、ルーカスとムスタフィには悪いが、「イブラヒモヴィッチとポグバ」と比べられては相当に分が悪い。ふと思ったのだが、そこには株式市場の値動きに似たものがないだろうか。「期待感」とは、ある意味で「実に安易な印象」によって大きく左右されるものだとすれば、当然、ユナイテッド株(の上昇)にも影響はあったはず。しかも、コミュニティーシールドを含む3試合でズラタンが4ゴール、ポグバも1試合ながら違いを見せつけた、となれば、これはもうお祭り状態になる。

▽シティーも抜かりがない点では負けていない。ノリートにストーンズ、そして契約の時期こそズレ込んだとはいえ、ブラヴォーと、グアルディオラの“戦略”に澱みなどなくあっさりと使命完了。その一方で“余計な"チャンピオンズ予備戦2試合も楽々と片づけるなど、ここまでほとんど危なげがない。願わくは、ストーンズとともにデルフをツブしてしまうことなど無きように。今、ユナイテッドとシティーにはちょうど似通った“疵”が見えている。シュヴァインシュタイガーとハートだ。あと1週間でどんなドラマが起きるやも(起きないかも)しれないが、ジョゼとペップから事実上の戦力外通告を受けた二人の今後が、ひょっとしたらだが、ユナイテッド/シティーの“足を(少しは)引っ張る”情動的要素になり得るかも・・・・いや、それはさすがに考え過ぎか。どうも、戦力比較や戦術ベースの「将の器」辺りで比べてしまうのがつまらなくてね! 今だけのセンティメンタルな“妙味”エピソードと受け取っていただこう。まともな予想ほど退屈なものはない。

▽折しも、チャンピオンズ/グループリーグのドロー結果が出てきた。ユナイテッドもチェルシーも(そして相変わらずリヴァプールも)不在の、それ以外は大して代わり映えのしないチャンピオンズだが、総じて特別「死の・・・・」の肩書がつくエリアも見当たらない。アーセナルに初見参のレスターも、スパーズも、大して文句のない顔ぶれに混じって戦うことになる。強いて言えば、シティーとバルサの呉越同舟、そこにブレンダン・ロジャーズのセルティックが絡む絵面に、いつもとは味わいが異なる興趣が湧く。そう言えば、シティーとセルティックはともにプレーオフ(予備戦)を突破した者同士。ならば、セルティックと復活気配のボルシアMGが波乱を演出することで、何かが“動く”。ここ数年、ついつい思い願ってしまうのは、今度こそ、パルサ、レアル、バイエルン、アトレティコの名前が(せめてその内2つが)「ラスト4」から消えてくれないかなぁ、と(笑)。
【東本 貢司(ひがしもと こうじ)】 1953年大阪府生まれ 青春期をイングランド、バースのパブリックスクールで送る。作家、翻訳家、コメンテイター。勝ち負け度外視、ひたすらフットボール(と音楽とミステリー)への熱いハートにこだわる。
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いまだパッとせずのラッシュフォードに先輩ファーディナンドが私見 「彼はもう子供じゃない。大きな決断を迫られている」

マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードを巡り、クラブOBのリオ・ファーディナンド氏が私見を述べた。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。 自己ベストの公式戦30ゴールを叩き出した昨季から一転して、再び不振に陥るラッシュフォード。今季のある時期にはナイトクラブでの遊び呆けがすっぱ抜かれるなど、ライフスタイルも良くない形で注目されるなか、シーズンもいよいよ最終盤に差しかかろうとしているが、いまだ不安定な戦いが続くチームとともに、個人としてもパッとしない。 また、代表での今にフォーカスすれば、先の活動でも招集こそされたものの、ブラジル代表戦に75分から出場したのみで、この夏にユーロ2024に向けたメンバー入りは確実と言い切れず。その代表でも先輩となるファーディナンド氏は身辺整理をした上で、別の場所で再起する選択肢も含め、今後を考える必要があると感じているようだ。 「今は彼のキャリアで極めて重要な時期だと思う。彼はもう子供じゃない。彼にとっての大きな決断を迫られていると感じる。彼の周りに誰がいて、外の人間は誰なのかを見つめ直さないといけない。彼らは正しい人間なのだろうか」 「彼らは彼に密室で言い訳を良しとしているのだろうか。それとも、自分を見つめ直し、自分の行いに責任を持つように言っているのだろうか。彼はそれを見つめ、大きな決断を下すべきだ」 「私の場合はウェストハムを出たとき、チェルシーにも行けた。あの当時の行きたいクラブだったが、リーズに行ったのはロンドンから出られるし、周りの人々から離れるべきだったからだ」 「彼も、彼らを追い出してマンチェスターに残るか、マンチェスターを出て彼らを排除するかを決めないといけないかもしれない」 2024.04.05 12:20 Fri

ユーロ予選に臨むイングランド女子、19歳GKキーティングがヒザ負傷で離脱…シティでは全試合に出場中

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