守護神躍動のアストラが2年連続ハマーズ撃破! フル出場瀬戸が本選行きに貢献《ELプレーオフ》
2016.08.26 05:49 Fri
▽ヨーロッパリーグ(EL)プレーオフ2ndレグのウェストハムvsアストラが25日に行われ、アウェイのアストラが1-0で勝利した。この結果、2戦合計2-1としたアストラがEL本選出場を決めた。アストラ所属の日本人MF瀬戸貴幸は、セントラルMFでフル出場した。
▽立ち上がりからホームのウェストハムが押し込む展開となる。9分には最終ライン裏に抜け出したカジェリがGKと一対一を迎えるが、ここはGKルングの飛び出しに阻まれる。さらに15分過ぎにはオビアンの枠の右隅を捉えたミドルシュート、セットプレーからゴール至近距離のリードに決定機も、1stレグに続き圧巻のゴールキーピングを見せる相手GKルングのビッグセーブに防がれた。
▽一方、守勢が続くアストラは、セットプレーなど少ない手数で反撃を試みると、前半終了間際の45分に値千金のアウェイゴールを奪う。左サイドで相手左サイドバックのバークが持ち出したところをサプナルがスライディングでブロック。このクリアボールが前線のニクラエの足元に収まると、ボックス付近でタメを作った同選手を左から追い越したテイシェイラがスルーパスに抜け出し、GKとの一対一を制した。
▽2戦合計スコアで逆転を許したウェストハムは、アンカーのノルトヴェイトをベンチに下げて、ハーフタイム明けにエネル・バレンシアを投入。立ち上がりから攻勢を仕掛ける。
▽試合終盤にかけてはホームサポーターの大声援を後押しにウェストハムが、形振り構わぬ猛攻を仕掛けるが、この試合全くゴールを割らせる気配を見せないルングがことごとく防ぎ切って、試合はタイムアップ。守護神躍動でハマーズとの2年連続の“因縁対決”を再び制したルーマニア王者が、逆転でEL本大会行きを決めた。
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▽昨シーズンのEL予選3回戦で激突した両者の“因縁対決”。アストラホームで行われた1stレグでは、ウェストハムが先制に成功するが、試合終盤にアストラが追いつき、1-1のドローに終わった。アウェイゴールのアドバンテージを持って2ndレグに臨むウェストハムは、パイエやノーブルら一部主力と共に、負傷のアンドレ・アイェウとキャロルが欠場。一方のアストラは、1stレグと同様に瀬戸がセントラルMFで先発した。▽一方、守勢が続くアストラは、セットプレーなど少ない手数で反撃を試みると、前半終了間際の45分に値千金のアウェイゴールを奪う。左サイドで相手左サイドバックのバークが持ち出したところをサプナルがスライディングでブロック。このクリアボールが前線のニクラエの足元に収まると、ボックス付近でタメを作った同選手を左から追い越したテイシェイラがスルーパスに抜け出し、GKとの一対一を制した。
▽2戦合計スコアで逆転を許したウェストハムは、アンカーのノルトヴェイトをベンチに下げて、ハーフタイム明けにエネル・バレンシアを投入。立ち上がりから攻勢を仕掛ける。
▽だが、リスクを冒した猛攻を見せるウェストハムの前に立ちはだかったのが、アストラの守護神ルングだった。54分には右サイドからのクロスをゴール前のカジェリに頭で合わせられるが、ルーマニア代表GKは自身の横を抜けかけたボールを懸命に追うと、見事な反応で枠の外に弾き出す。さらにその後もボックス内での一対一、E・バレンシアの直接FKを素早いレスポンスで凌ぎ続け、虎の子の1点を死守。
▽試合終盤にかけてはホームサポーターの大声援を後押しにウェストハムが、形振り構わぬ猛攻を仕掛けるが、この試合全くゴールを割らせる気配を見せないルングがことごとく防ぎ切って、試合はタイムアップ。守護神躍動でハマーズとの2年連続の“因縁対決”を再び制したルーマニア王者が、逆転でEL本大会行きを決めた。
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