ボルシアMGがアウェイでヤング・ボーイズに完勝! 久保は73分までプレー《CLプレーオフ》

2016.08.17 05:59 Wed
Getty Images
▽16日にチャンピオンズリーグ(CL)プレーオフ1stレグのヤング・ボーイズvsボルシアMGがスタッド・ドゥ・スイスで行われ、1-3でボルシアMGが勝利した。ヤング・ボーイズのFW久保裕也は73分までプレーした。
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▽予備予選3回戦で強豪シャフタールをPK戦の末に撃破したヤング・ボーイズは、その試合で2得点を挙げた久保が2トップの一角で先発出場。一方のボルシアMGはラファエウやシュティンドル、トルガン・アザール、GKゾンマーを先発で起用。新戦力のクラマーとストロブルもスタメンに名を連ねた。
▽互いに慎重な入りを見せて立ち上がった中、シュートの少ない展開で試合は推移していく。それでも、徐々に地力に勝るボルシアMGが押し込むと、11分に決定機。右サイドから仕掛けたT・アザールのクロスをボックス左で受けたラファエウがカットインからシュート。これがゴール左隅に吸い込まれた。

▽前半終盤にかけて膠着状態が続いたが44分、ヤング・ボーイズに決定機。ロングフィードをボックス手前のオアロが競り合うと、このこぼれ球をラヴェが落とし、走り込んだオアロがシュート。しかし、このシュートはゴール左に外れた。

▽ボルシアMGの1点リードで迎えた後半、最初のチャンスはホームチームに生まれる。56分、スッターのパスでボックス右深くまで侵入したラヴェの高速クロスを走り込んだスレイマニが左足でゴールに押し込んだ。さらにヤング・ボーイズは、64分にもスレイマニの左クロスをゴール前のオアロが頭で合わせたが、これはわずかにゴール右に逸れた。
▽同点に追いつかれたボルシアMGのシューベルト監督は、66分にT・アザールを下げてハーンをピッチに送り出す。すると67分、中央突破を試みたシュティンドルのこぼれ球をゴール前で拾ったハーンが飛び出したGKムボゴの上を抜くループシュートでゴールネットを揺らした。

▽再びリードを奪ったボルシアMGは、直後の69分にもトラオレのサイドチェンジを左サイドで受けたヴェントのクロスをファーサイドでフリーだったラファエウがダイレクトシュート。ブロックに入ったロシャのかかとにディフレクトしたボールがそのままゴール左隅に吸い込まれた。

▽リードを広げられたヤング・ボーイズのヒュッター監督は、73分に久保、ガイッチを下げてミシェル・フレイとザカリアを投入。さらに86分にもシックを投入するなど、最後までゴールを目指したが、スコアを動かすことができず。試合はそのまま1-3で終了。アウェイで勝利したボルシアMGが来週行われる2ndレグへ向け、大きなアドバンテージを手にしている。

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