イバ&永田弾で競り勝った横浜FCが4連勝!! 敗れた東京Vはまたも今季初の連勝ならず…《J2》

2016.08.14 20:29 Sun
▽明治安田生命J2リーグ第29節の東京ヴェルディvs横浜FCが、14日に味の素スタジアムで行われ、アウェイの横浜FCが2-0で勝利した。

▽15位の東京Vと12位の横浜FCが対峙した中位対決。前節、今季最多の4ゴールを奪い、ツエーゲン金沢に快勝した東京Vは、その試合と同じスタメンを起用。対して首位の北海道コンサドーレ札幌を破るなど、3連勝中で6試合負けなしの横浜FCは、こちらも前節からメンバー変更を行わず。
▽中2日と過密日程の中でスタートした一戦は、立ち上がりから連戦の疲れを感じさせない東京Vが、2トップの北脇と杉本の果敢なハイプレスを合図に、攻守にアグレッシブなプレーを展開。再三ゴールに迫る場面を見せるホームチームは、25分過ぎに左CKの流れから安西のシュートに反応したゴール前の杉本がコースを変えてネットを揺らすが、これはオフサイドの判定。

▽その後も31分に中後、40分に船山が枠を捉えた強烈なミドルシュートでゴールに迫るが、GK南の好守に阻まれ、あと一歩でゴールをこじ開けられない。

▽一方、30分過ぎにDF西河が接触プレーで頭から流血するアクシデントに見舞われるなど、相手の勢いに押される横浜FC。GK南の好守で何とかピンチを凌ぐと、回数こそ少ないもののイバにボールが収まる場面ではきっちりフィニッシュまで持ち込む。だが、33分の野崎、43分のイバ、ハーフタイム直前に大久保がいずれもボックス内で放ったシュートは、GK鈴木の好守などもあり、こちらもゴールに結び付かない。
▽ゴールレスで迎えた後半もアグレッシブに攻める東京Vに対して、存在感を放つイバを起点に攻める横浜FCという構図が続く。58分には東京Vが杉本を下げてアラン・ピニェイロ、横浜FCがFWの大久保を下げて、DF永田をピッチに送り込む。

▽するとこの選手交代で流れに変化が生まれた試合は、65分過ぎに動く。66分、野村のスルーパスに反応したイバが高い最終ライン裏に抜け出してボックス内に侵入。冷静にDFをかわしたイバはGKのポジションを冷静に見極め、トゥーキックでゴールを破った。

▽押し気味に試合を進めながら先手を奪われた東京Vは、73分に切り札の二川、85分に高木大を投入し、反撃を試みる。サイドを深くえぐるアランのクロスや二川のパスを起点に高木大や安西がゴールに迫るが、いずれのチャンスも決め切れない。

▽一方、試合終盤に入って足を攣ったイバや野崎ら前線の選手を下げた横浜FCは、5バック気味な守備的布陣で逃げ切りを図る。すると、試合終了間際には前がかりな相手をひっくり返して途中出場の永田が、ダメ押しの2点目を奪う。この直後に試合はタイムアップを迎え、敵地で競り勝った横浜FCがリーグ4連勝を飾った。
関連ニュース
thumb

首位清水が仙台との打ち合い制し3連勝達成!快勝の3位岡山が後を追う【明治安田J2第11節】

20日、明治安田J2リーグ第11節の5試合が各地で行われた。 2連勝中で首位を走る清水エスパルス(勝ち点22)は5位ベガルタ仙台(勝ち点17)をホームに迎えての上位対決。先に試合を動かしたのは16分の清水で、ロングボールから味方の落としを受けたルーカス・ブラガがGKとの一対一を冷静に左足で決めた。 清水の1点リードで後半へ突入すると、54分にカウンターから北川航也が決めて追加点。それでも意地を見せる仙台は65分、中島元彦が押し込んで再び1点差とする。 その後、終盤まで同点ゴールを許さなかった清水は途中出場の17歳・西原源樹が83分にクラブ最年少得点を記録。後半アディショナルタイムにはオナイウ情滋に1点を返されたが、3-2の打ち合いを制した清水が3連勝とした。 首位への返り咲きを目指す3位ファジアーノ岡山(勝ち点19)は14位ロアッソ熊本(勝ち点12)とのホームゲーム。30分、味方のボックス内での落としを輪笠祐士が左足で押し込み、岡山が均衡を破る。 さらに前半アディショナルタイム、右サイドを抜け出した岩渕弘人がGKとの一対一を落ち着いて決め、岡山が2点リードで折り返し。後半はスコア動かずの決着となり、今節を明日に控える2位V・ファーレン長崎(勝ち点21)をかわして暫定2位となった。 その他、7位ヴァンフォーレ甲府(勝ち点15)は19位ザスパ群馬(勝ち点6)に4-1で大勝し、暫定5位に浮上。13位モンテディオ山形(勝ち点13)は、9位愛媛FC(勝ち点15)相手に2-1で逃げ切り暫定7位となった。 ◆明治安田J2第11節 ▽4月20日(土) 清水エスパルス 3-2 ベガルタ仙台 ファジアーノ岡山 2-0 ロアッソ熊本 藤枝MYFC 0-1 徳島ヴォルティス ヴァンフォーレ甲府 4-1 ザスパ群馬 モンテディオ山形 2-1 愛媛FC ▽4月21日(日) 《14:00》 大分トリニータ vs いわきFC ジェフユナイテッド千葉 vs ブラウブリッツ秋田 V・ファーレン長崎 vs 横浜FC レノファ山口FC vs 水戸ホーリーホック 鹿児島ユナイテッドFC vs 栃木SC <span class="paragraph-title">【動画】清水の17歳・西原源樹が1人かわして決めたクラブ最年少得点</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ニュースター見参<br>\<br><br>17歳の西原源樹が<br>エリア内で相手を股抜きで交わし見事なゴール!<br><br>嬉しいJリーグ初得点は<br>チームを救う決勝点<br><br>明治安田J2第11節<br>清水×仙台<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 見逃し配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B8%85%E6%B0%B4%E4%BB%99%E5%8F%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#清水仙台</a> <a href="https://t.co/FzLzK35FBz">pic.twitter.com/FzLzK35FBz</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1781588511809843272?ref_src=twsrc%5Etfw">April 20, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.20 16:54 Sat

清水のU-20日本代表DF菊地脩太、J2で争う山形へ育成型期限付き移籍「この決断に大きな覚悟と責任」

モンテディオ山形は19日、清水エスパルスのU-20日本代表DF菊地脩太(20)の育成型期限付き移籍加入を発表した。 移籍期間は2025年1月31日までで、背番号は「83」に決定。また、2024シーズンは清水との公式戦に出場できない。 菊地は清水の下部組織出身で、ジュニアユース、ユースと昇格し、2021年には2種登録でトップチームデビュー。2022年に正式昇格したが、リーグ戦での出番なく、同年7月にV・ファーレン長崎へ育成型期限付き移籍した。 長崎でもJ2リーグ2試合の出場に終わり、2023シーズンは清水へ復帰。この年もカップ戦4試合のプレーにとどまると、今シーズンはここまでメンバー入りがなかった。 同じJ2を戦う山形への武者修行を決断した菊地は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆モンテディオ山形 「モンテディオ山形に関わる全ての皆さま、はじめまして。清水エスパルスから育成型期限付き移籍で加入することになりました、菊地脩太です。チームに貢献できるように頑張ります。よろしくお願いします」 ◆清水エスパルス 「今回、育成型期限付き移籍でモンテディオ山形に移籍することになりました。この決断に大きな覚悟と責任を持ち頑張ってきます」 2024.04.19 16:04 Fri

鹿児島FW武星弥がトレーニング中に左足関節外果骨折…全治は約3カ月の見込み

鹿児島ユナイテッドFCは18日、FW武星弥の負傷を報告した。 武は5日に行われたトレーニング中に負傷。鹿児島市内の病院で検査した結果、左足関節外果骨折と診断されたとのことだ。16日に手術が行われ、全治は約3カ月となっている。 鹿児島の下部組織出身である武は、昨シーズンから正式にトップチーム昇格。今シーズンは明治安田J2リーグで4試合出場1ゴール、YBCルヴァンカップで1試合出場の成績を残していた。 2024.04.18 17:35 Thu

いわき、新潟戦負傷交代のFW杉山伶央が脳震とうと診断…容体は安定

いわきFCは18日、FW杉山伶央の負傷を報告した。 杉山は17日に行われたYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦のアルビレックス新潟戦で先発したが、19分に負傷交代して救急搬送に。検査の結果、脳震とうと診断されたとのことだ。現在容体は安定しており、自宅で経過観察中だという。 杉山は2022年に作新学院大学からいわきへ加入。今シーズンはここまで明治安田J2リーグで1試合に出場していた。 2024.04.18 13:50 Thu

甲府のDF神谷凱士が脳震とうと診断…今季初出場となった熊本戦で負傷

ヴァンフォーレ甲府は17日、DF神谷凱士の負傷を発表した。 神谷は14日に行われた明治安田J2リーグ第10節のロアッソ熊本戦に先発出場。しかし、前半アディショナルタイム4分に交代していた。 検査の結果、脳震とうと診断されたとのこと。日本サッカー協会(JFA)で定められた段階的プログラムを経ての復帰となるり、問題なければ最短で試合翌日から6日間での復帰となる。 神谷は今シーズンのJ2で熊本戦が初出場だった。 2024.04.17 22:40 Wed
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly