清武フル出場のセビージャをレアル・マドリーが延長戦の末に撃破《UEFAスーパーカップ》
2016.08.10 06:31 Wed
▽レアル・マドリーvsセビージャのUEFAスーパーカップが9日にノルウェーのレーケンダール・スタディオンで行われ、2-2で迎えた延長戦の末、3-2としたレアル・マドリーが2大会ぶり3度目の優勝を飾っている。セビージャの清武はフル出場している。
▽一方、前人未到のヨーロッパリーグ3連覇を成し遂げたセビージャは、エメリ監督とMFクリホヴィアクがパリ・サンジェルマンへ旅立ち、エースFWガメイロがアトレティコ・マドリーへ移籍した。サンパオリ新監督を招へいしたセビージャは新戦力の清武が先発となった他、ビエットやフランコ・バスケスら新参組もスタメンとなった。それ以外は昨季の主力が先発に名を連ねた。
▽雨が降る中キックオフされた一戦。まずは[3-4-3]のシステムを採用したセビージャがボールを保持していく。しかし、徐々に盛り返すレアル・マドリーが7分にFKからセルヒオ・ラモスのヘディングシュートでゴールに迫れば、9分にもアセンシオの枠を捉えたミドルシュートでゴールに近づいた。
▽再びセビージャがポゼッションを握っていた中、21分に新星のゴラッソでレアル・マドリーが先制する。ルーズボールを拾ったアセンシオがゴール正面から左足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール左上に突き刺さった。
▽1-1で迎えた後半、51分にカリソに代えてラミを投入したセビージャに対し、レアル・マドリーは55分にイスコのミドルシュートでゴールに迫る。しかし、前半同様にセビージャがボールを保持して押し込む流れとなる中、レアル・マドリーは64分に左CKからセルヒオ・ラモスのヘディングシュートでGKセルヒオ・リコを強襲した。
▽その後、ベンゼマとモドリッチを投入したレアル・マドリーに対し、セビージャは71分にドリブルでボックス右に侵入したビトロがセルヒオ・ラモスに倒されてPKを獲得。これをコノプリャンカが決めて、逆転に成功した。
▽失点を受けてコバチッチに代えてハメス・ロドリゲスを投入したレアル・マドリーは、80分にカルハバルがボックス右に侵入して枠内シュートを浴びせるも、GKセルヒオ・リコの好守に阻まれる。
▽このまま1-2でレアル・マドリーの敗戦かと思われた追加タイム3分、ボックス右からルーカス・バスケスの上げたクロスをセルヒオ・ラモスが頭で押し込み、レアル・マドリーが土壇場で試合を振り出しに戻した。
▽迎えた延長戦、93分にセビージャはコロジェイチャクが2枚目のイエローカードを受けて10人となってしまう。
▽そのセビージャを押し込むレアル・マドリーは104分に左CKの流れからセルヒオ・ラモスがダイビングヘッドでネットを揺らすも、オフサイドの判定に阻まれる。さらに延長後半の108分にレアル・マドリーはハメス・ロドリゲスがゴール至近距離の位置からボレーで合わせる決定機を迎えるも、GKセルヒオ・リコの好守に阻まれてしまう。そして111分にも浮き球パスに抜け出したルーカス・バスケスがGKとの一対一となったが、ここもGKリコの好守に阻止される。
▽それでも119分、レアル・マドリーが勝負を決定付ける。右サイドからカルバハルがするすると持ち上がってボックス右へ侵入。右足アウトで放ったシュートがゴール左に決まった。これが決勝点となってレアル・マドリーが2大会ぶり3度目のUEFAスーパーカップ制覇を果たした。
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▽昨季チャンピオンズリーグ王者のレアル・マドリーは、ユーロ2016で負傷したC・ロナウドの他、ペペやベイル、クロースらがユーロ2016出場の影響で欠場となった。そのため、イスコやコバチッチ、アセンシオといった控え組が先発となった。▽雨が降る中キックオフされた一戦。まずは[3-4-3]のシステムを採用したセビージャがボールを保持していく。しかし、徐々に盛り返すレアル・マドリーが7分にFKからセルヒオ・ラモスのヘディングシュートでゴールに迫れば、9分にもアセンシオの枠を捉えたミドルシュートでゴールに近づいた。
▽再びセビージャがポゼッションを握っていた中、21分に新星のゴラッソでレアル・マドリーが先制する。ルーズボールを拾ったアセンシオがゴール正面から左足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール左上に突き刺さった。
▽先手を取られたセビージャが自陣に引くレアル・マドリー相手にポゼッションしていくと、30分にカリソのミドルシュートが枠の右隅を捉えたが、GKカシージャのセーブに阻まれる。ハーフタイムにかけてもボールを持ったセビージャは41分、新戦力の活躍で試合を振り出しに戻す。右サイドからのビエットのクロスをビトロが受け、流れたボールをペナルティアーク左のフランコ・バスケスが左足ボレーでミート。ゴール右へうまくシュートを蹴り込んだ。
▽1-1で迎えた後半、51分にカリソに代えてラミを投入したセビージャに対し、レアル・マドリーは55分にイスコのミドルシュートでゴールに迫る。しかし、前半同様にセビージャがボールを保持して押し込む流れとなる中、レアル・マドリーは64分に左CKからセルヒオ・ラモスのヘディングシュートでGKセルヒオ・リコを強襲した。
▽その後、ベンゼマとモドリッチを投入したレアル・マドリーに対し、セビージャは71分にドリブルでボックス右に侵入したビトロがセルヒオ・ラモスに倒されてPKを獲得。これをコノプリャンカが決めて、逆転に成功した。
▽失点を受けてコバチッチに代えてハメス・ロドリゲスを投入したレアル・マドリーは、80分にカルハバルがボックス右に侵入して枠内シュートを浴びせるも、GKセルヒオ・リコの好守に阻まれる。
▽このまま1-2でレアル・マドリーの敗戦かと思われた追加タイム3分、ボックス右からルーカス・バスケスの上げたクロスをセルヒオ・ラモスが頭で押し込み、レアル・マドリーが土壇場で試合を振り出しに戻した。
▽迎えた延長戦、93分にセビージャはコロジェイチャクが2枚目のイエローカードを受けて10人となってしまう。
▽そのセビージャを押し込むレアル・マドリーは104分に左CKの流れからセルヒオ・ラモスがダイビングヘッドでネットを揺らすも、オフサイドの判定に阻まれる。さらに延長後半の108分にレアル・マドリーはハメス・ロドリゲスがゴール至近距離の位置からボレーで合わせる決定機を迎えるも、GKセルヒオ・リコの好守に阻まれてしまう。そして111分にも浮き球パスに抜け出したルーカス・バスケスがGKとの一対一となったが、ここもGKリコの好守に阻止される。
▽それでも119分、レアル・マドリーが勝負を決定付ける。右サイドからカルバハルがするすると持ち上がってボックス右へ侵入。右足アウトで放ったシュートがゴール左に決まった。これが決勝点となってレアル・マドリーが2大会ぶり3度目のUEFAスーパーカップ制覇を果たした。
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