【会見全文】手倉森監督「PKを2つ見逃された」「OGなければひっくり返せたと思う」
2016.08.08 17:00 Mon
▽U-23日本代表は日本時間8日、マナウスでリオ・デジャイネロ オリンピック(五輪)グループB第2節のU-23コロンビア代表戦に臨み、2-2のドローに終わった。試合後、手倉森誠監督とFW浅野拓磨が公式会見に出席した。
▽他会場の結果もあり、日本の自力でのグループステージ突破の可能性はついえた。手倉森監督は、パフォーマンス向上に満足しながらも、勝ち点3を逃したことへの悔しさをにじませた。
――勝ち点1獲得も突破に向けて厳しくなった。率直な感想は
手倉森監督「内容的には勝ちたかった。試合の内容は向上している。そこには満足しています。2失点はアンラッキーな部分もあった。PKも2つ見逃された。まず勝ち点1、谷間の世代と言われたこの代表が世界で勝ち点1を獲った。他力ではあるが、最終節ではもっと強さを発揮できると楽観的に考えている」
「まずは1勝1分け1敗。それしか突破の望みはない。僕らにとって、その成績で突破できれば儲けものだというような気持ちでやれれば、より高まっていければという気持ち。あとは、今は運がないですけど、運がつくこと」
――2点ビハインド時の状況は
浅野「オウンゴールという形で0-2の状況になりましたが、誰ひとり下を向いている選手はいなかったです。僕らのチームは今までもいろいろな逆境を乗り越えてここにいるので、必ず追いついて追い越せると思っていました。ディフェンス陣は我慢強く戦っていて、相手のカウンターもうまくやらせていなかった中で、チャンスがたくさんある時にもっと早く攻撃陣である僕らが早い時間にゴールができていれば、もっと違った戦いになっていたと思います。0-2のときはチャンスがあったので下を向かず、追いついて追い越せると、前を向いてプレーしていました」
手倉森監督「イーブンできていて内容が良かったので代えにくい部分もあった。1点取るか取られるかという試合で動いていたら考えた。けれど、それが取られたから仕掛けないといけないとなったところで、最初に(大島)僚太と(南野)拓実には『スイッチ入れるぞ』という話はしました。本当に、オウンゴールがなければ、ひっくり返せたゲームだったとは思います。そのあと幅のある攻撃のために亀川(諒史)を投入して、後ろの選手を代えた時は『おや?』と思われたかもしれませんが、そのあとも数多くチャンスはあった。簡単に勝たせてくれないところで、いろいろなものにトライさせてもらっている中、これ以降、選手たちが結果に結びつけてくれればと思う。それも伝わっていると思う」
──後半に相手が選手を入れ替えてフォーメーションも変えた。日本の対応が少し遅れたようにも見えたが
手倉森監督「自分は対応が遅れたようには感じてなかった。相手の菱型の中盤の構成と、4-4-2の構成というところで、彼らの2つのやり方に対して、チームは準備していました。悪い内容からフレッシュな選手が出て、攻勢に出た時間帯は確かにあったかもしれないですが、自分たちがバタついていた気はない」
──10番(グティエレス)がフリーになったことについては?
手倉森監督「ものすごく対応が遅れたのであれば、それは遅れたということでしょうけれど。僕は対応した中での流れだったと思っています」
──次は勝つしかないということだが、勝つためにこの2日間でチームにたたき込むものは
手倉森監督「次は勝ちにいかなければならない。そこに対してはリカバリー、回復するだけ。今、攻撃的に守備も前からいくということでチームは向上している。取り組んできたことをやり続ける。そのためには、使ったエネルギーを回復する」
▽他会場の結果もあり、日本の自力でのグループステージ突破の可能性はついえた。手倉森監督は、パフォーマンス向上に満足しながらも、勝ち点3を逃したことへの悔しさをにじませた。
手倉森監督「内容的には勝ちたかった。試合の内容は向上している。そこには満足しています。2失点はアンラッキーな部分もあった。PKも2つ見逃された。まず勝ち点1、谷間の世代と言われたこの代表が世界で勝ち点1を獲った。他力ではあるが、最終節ではもっと強さを発揮できると楽観的に考えている」
「まずは1勝1分け1敗。それしか突破の望みはない。僕らにとって、その成績で突破できれば儲けものだというような気持ちでやれれば、より高まっていければという気持ち。あとは、今は運がないですけど、運がつくこと」
――2点ビハインド時の状況は
浅野「オウンゴールという形で0-2の状況になりましたが、誰ひとり下を向いている選手はいなかったです。僕らのチームは今までもいろいろな逆境を乗り越えてここにいるので、必ず追いついて追い越せると思っていました。ディフェンス陣は我慢強く戦っていて、相手のカウンターもうまくやらせていなかった中で、チャンスがたくさんある時にもっと早く攻撃陣である僕らが早い時間にゴールができていれば、もっと違った戦いになっていたと思います。0-2のときはチャンスがあったので下を向かず、追いついて追い越せると、前を向いてプレーしていました」
──0-0の状況を続けて勝負へと(いうプランに)見えたが、先に失点して交代となった。後悔はあるか
手倉森監督「イーブンできていて内容が良かったので代えにくい部分もあった。1点取るか取られるかという試合で動いていたら考えた。けれど、それが取られたから仕掛けないといけないとなったところで、最初に(大島)僚太と(南野)拓実には『スイッチ入れるぞ』という話はしました。本当に、オウンゴールがなければ、ひっくり返せたゲームだったとは思います。そのあと幅のある攻撃のために亀川(諒史)を投入して、後ろの選手を代えた時は『おや?』と思われたかもしれませんが、そのあとも数多くチャンスはあった。簡単に勝たせてくれないところで、いろいろなものにトライさせてもらっている中、これ以降、選手たちが結果に結びつけてくれればと思う。それも伝わっていると思う」
──後半に相手が選手を入れ替えてフォーメーションも変えた。日本の対応が少し遅れたようにも見えたが
手倉森監督「自分は対応が遅れたようには感じてなかった。相手の菱型の中盤の構成と、4-4-2の構成というところで、彼らの2つのやり方に対して、チームは準備していました。悪い内容からフレッシュな選手が出て、攻勢に出た時間帯は確かにあったかもしれないですが、自分たちがバタついていた気はない」
──10番(グティエレス)がフリーになったことについては?
手倉森監督「ものすごく対応が遅れたのであれば、それは遅れたということでしょうけれど。僕は対応した中での流れだったと思っています」
──次は勝つしかないということだが、勝つためにこの2日間でチームにたたき込むものは
手倉森監督「次は勝ちにいかなければならない。そこに対してはリカバリー、回復するだけ。今、攻撃的に守備も前からいくということでチームは向上している。取り組んできたことをやり続ける。そのためには、使ったエネルギーを回復する」
|
関連ニュース