10人の東京Vに逆転勝ちの群馬が8戦ぶり勝利で最下位脱出《J2》
2016.07.24 20:05 Sun
▽明治安田生命J2リーグ第25節の東京ヴェルディvsザスパクサツ群馬が、24日に味の素スタジアムで行われ、アウェイの群馬が2-1で逆転勝利した。
▽前節、清水エスパルスを相手に今シーズンのアウェイ初勝利を手にした17位の東京Vと、7戦勝利なしで最下位に沈む群馬の下位対決。3試合ぶりのホームゲームとなる東京Vは、前節から先発1人を変更。安西に代わって二川が先発に復帰し、3バックを採用した前節から本来の[4-2-3-1]に戻した。一方、ギラヴァンツ北九州相手に土壇場で引き分けた群馬は、同じ11人でこの試合に臨んだ。
▽互いに集中した入りを見せた中、開始5分に群馬に決定機。DFイム・ユファンのトラップミスを突いた中村がボールを奪い、ボックス左に走り込む高橋にスルーパス。だが、ここはGK鈴木のビッグセーブに阻まれた。
▽時間の経過とともに落ち着きを取り戻したホームチームは、13分にセットプレーの流れから澤井が際どいミドルシュートを放つが、ここはGKの好守に遭う。さらにこぼれ球を高木大が押し込むが、わずかにオフサイドラインを越えていた。
▽拮抗した展開が続く中、24分にアクシデント発生。イム・ユファンが相手へのアフターチャージで2枚目のカードをもらい、退場処分に。これを受けて冨樫監督は28分に高木大を下げて安西を右サイドバックに投入し、田村がセンターバックにスライド。二川を最前線に入れた[4-4-1]に布陣を変更した。だが、30分過ぎに中後が顔面から流血するアクシデントも重なり、苦しい展開が続く。
▽後半開始直後に澤井に決定機が訪れて以降、守勢が続く東京Vは、60分付近に高木善と二川を最前線に並べる[3-4-2]に布陣を変更。徐々に反撃に転じると、66分に先制点を奪う。GKとDFの連係ミスから相手陣内左サイドでボールを拾った高木善が、巧みな反転から無人のゴールへロングシュートを突き刺した。
▽10人の相手に先制を許した群馬だが、すぐさま反撃に転じると、失点から2分後の68分にボックス左で仕掛けた高瀬がゴール右隅にシュートを流し込み、同点に追いつく。さらに勢いづくアウェイチームは77分、高い位置でボールを奪った瀬川のスルーパスに抜け出した山岸がGKをかわして無人のゴールへシュートを流し込んだ。
▽ホームで負けられない東京Vは82分に高木善、安西を下げて杉本とアラン・ピニェイロを同時投入。だが、最後まで群馬の集中した守備を崩し切れず、試合はタイムアップ。山岸の2試合連続ゴールで逆転勝利の群馬が、リーグ8試合ぶりの勝利で20位に浮上し、最下位を脱出した。一方、数的不利が響いて逆転負けの東京Vは、今季初の連勝を逃した。
▽前節、清水エスパルスを相手に今シーズンのアウェイ初勝利を手にした17位の東京Vと、7戦勝利なしで最下位に沈む群馬の下位対決。3試合ぶりのホームゲームとなる東京Vは、前節から先発1人を変更。安西に代わって二川が先発に復帰し、3バックを採用した前節から本来の[4-2-3-1]に戻した。一方、ギラヴァンツ北九州相手に土壇場で引き分けた群馬は、同じ11人でこの試合に臨んだ。
▽時間の経過とともに落ち着きを取り戻したホームチームは、13分にセットプレーの流れから澤井が際どいミドルシュートを放つが、ここはGKの好守に遭う。さらにこぼれ球を高木大が押し込むが、わずかにオフサイドラインを越えていた。
▽拮抗した展開が続く中、24分にアクシデント発生。イム・ユファンが相手へのアフターチャージで2枚目のカードをもらい、退場処分に。これを受けて冨樫監督は28分に高木大を下げて安西を右サイドバックに投入し、田村がセンターバックにスライド。二川を最前線に入れた[4-4-1]に布陣を変更した。だが、30分過ぎに中後が顔面から流血するアクシデントも重なり、苦しい展開が続く。
▽数的優位を生かして前半半ばから攻勢を続ける群馬は、サイドを起点に幾度かチャンスを演出するが、瀬川や高橋が仕留めきれない。この流れを受けて群馬ベンチは、後半頭に小林、53分に船津をピッチに送り出した。59分には左サイドからのクロスに瀬川が飛び込むが、このワンタッチシュートはGK鈴木に阻まれた。
▽後半開始直後に澤井に決定機が訪れて以降、守勢が続く東京Vは、60分付近に高木善と二川を最前線に並べる[3-4-2]に布陣を変更。徐々に反撃に転じると、66分に先制点を奪う。GKとDFの連係ミスから相手陣内左サイドでボールを拾った高木善が、巧みな反転から無人のゴールへロングシュートを突き刺した。
▽10人の相手に先制を許した群馬だが、すぐさま反撃に転じると、失点から2分後の68分にボックス左で仕掛けた高瀬がゴール右隅にシュートを流し込み、同点に追いつく。さらに勢いづくアウェイチームは77分、高い位置でボールを奪った瀬川のスルーパスに抜け出した山岸がGKをかわして無人のゴールへシュートを流し込んだ。
▽ホームで負けられない東京Vは82分に高木善、安西を下げて杉本とアラン・ピニェイロを同時投入。だが、最後まで群馬の集中した守備を崩し切れず、試合はタイムアップ。山岸の2試合連続ゴールで逆転勝利の群馬が、リーグ8試合ぶりの勝利で20位に浮上し、最下位を脱出した。一方、数的不利が響いて逆転負けの東京Vは、今季初の連勝を逃した。
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