尊い命を救うため、永遠のライバルがひとつに! アーセナルサポーターがトッテナムサポーターに腎臓を提供
2016.07.19 16:37 Tue
▽アーセナルの男性サポーターが、友人のトッテナムサポーターを救うため、自らの腎臓を提供した。イギリス『ミラー』が、イングランドで最も憎み合うアーセナルとトッテナムサポーターの間に起きた感動的なストーリーを紹介している。
▽だが、イングランドに住むアーセナルサポーターのダニー・リードさんは、両チームのライバル関係を超えて、1人の尊い命を守るために勇敢な決断を行った。ダニーさんには、トッテナムサポーターのティム・リードさん(血縁関係はなし)という友人がおり、ティムさんは腎臓に重度の疾患を抱えていた。そして、病気を治すためには腎臓の提供を必要としていた。
▽その状況下でダニーさんは、友人を救うために自らの腎臓の提供を申し出て、先日に移植手術が無事成功した。
▽憎きアーセナルサポーターから腎臓を提供され、白(トッテナム)の血に赤(アーセナル)の血が混じることになったティムさんは、自身の『フェイスブック』にそれぞれ愛するクラブのユニフォームを着用したダニーさんと握手する画像と共に、自身の命を救ってくれたダニーさんへの感謝の言葉を綴った。
「君は本物の英雄だ。そして、君が示した勇敢な行動は多くの人々の称賛を受けるに値することだと思っているよ」
「君は汚いグーナー(アーセナルサポーター)だけど、君を最高の友人と呼べることを誇りに思っているよ(笑)」
▽ダニーさんから赤の血を受け取ったティムさんだが、グーナーを揶揄するジョークを言い放つなど、心までは赤に染まっていないようだ。それでも、11月5日に行われる新シーズン最初の“ノースロンドン・ダービー”は、2人にとって命と友情の大切さを噛みしめる、普段より穏やかなダービーとなるはずだ。
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▽ロンドンの北部にあるアーセナルとトッテナムは、過去から連綿と受け継ぐ敵対関係もあって、両者の間で行われる“ノースロンドン・ダービー”はイングランド屈指の熱狂的なダービーとして知られる。当然、サポーター同士の憎しみも強く、近年はSNS上で激しい舌戦が行われることも多い。▽その状況下でダニーさんは、友人を救うために自らの腎臓の提供を申し出て、先日に移植手術が無事成功した。
▽憎きアーセナルサポーターから腎臓を提供され、白(トッテナム)の血に赤(アーセナル)の血が混じることになったティムさんは、自身の『フェイスブック』にそれぞれ愛するクラブのユニフォームを着用したダニーさんと握手する画像と共に、自身の命を救ってくれたダニーさんへの感謝の言葉を綴った。
「彼が僕と家族のためにしてくれた正義の行いに言葉もないよ。彼は自身の命に関わるリスクを顧みず、躊躇なく腎臓を提供し、僕に2度目の人生を歩むチャンスをくれたんだ」
「君は本物の英雄だ。そして、君が示した勇敢な行動は多くの人々の称賛を受けるに値することだと思っているよ」
「君は汚いグーナー(アーセナルサポーター)だけど、君を最高の友人と呼べることを誇りに思っているよ(笑)」
▽ダニーさんから赤の血を受け取ったティムさんだが、グーナーを揶揄するジョークを言い放つなど、心までは赤に染まっていないようだ。それでも、11月5日に行われる新シーズン最初の“ノースロンドン・ダービー”は、2人にとって命と友情の大切さを噛みしめる、普段より穏やかなダービーとなるはずだ。
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