スペイン代表指揮官を退任したデル・ボスケ氏「幸せを味わい、同じように敗北も味わった」
2016.07.19 11:41 Tue
▽スペイン代表指揮官を退任したビセンテ・デル・ボスケ氏(65)が、指揮を執った8年間についてコメントを残した。国際サッカー連盟(FIFA)公式サイトが伝えている。
▽ユーロ2008終了後にスペイン代表監督に就任したデル・ボスケ氏は、2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)、2012年のユーロを制していた。しかし、2014年のブラジルW杯では史上初となる開幕2連敗。前回王者がグループステージで敗退する失態を演じると、3連覇が懸かったユーロ2016ではラウンド16でイタリア代表に0-2で敗れて大会を去った。この結果を受けてデル・ボスケ監督は、今月4日にスペイン代表指揮官を退任している。
▽スペイン代表の黄金期に指揮を執ったデル・ボスケ氏だったが、最後の2大会では不本意な結果を残した。しかし同氏はワールドカップとユーロを連覇することが難しいことだと主張。そのため、今回の結果に悔いはないと語った。
「正直に言えば、残念だという気持ちはあまりない。我々は、連覇が難しいことだとわかって大会に臨んだ。難しい状況の中でも、優勝に向かってできることはやってきたつもりだ。実際にワールドカップでもユーロでも勝つことはできなかった」
「在任中は色々なことがあった。当然、多くのタイトルを獲得して幸せも味わった。しかし、それと同じように負けることで苦しみも味わった。これはスポーツだ。私は、スペインのフットボールに対して義務を果たしたと思っている。すがすがしい気持ちでここを去るつもりだ」
▽ユーロ2008終了後にスペイン代表監督に就任したデル・ボスケ氏は、2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)、2012年のユーロを制していた。しかし、2014年のブラジルW杯では史上初となる開幕2連敗。前回王者がグループステージで敗退する失態を演じると、3連覇が懸かったユーロ2016ではラウンド16でイタリア代表に0-2で敗れて大会を去った。この結果を受けてデル・ボスケ監督は、今月4日にスペイン代表指揮官を退任している。
「正直に言えば、残念だという気持ちはあまりない。我々は、連覇が難しいことだとわかって大会に臨んだ。難しい状況の中でも、優勝に向かってできることはやってきたつもりだ。実際にワールドカップでもユーロでも勝つことはできなかった」
「在任中は色々なことがあった。当然、多くのタイトルを獲得して幸せも味わった。しかし、それと同じように負けることで苦しみも味わった。これはスポーツだ。私は、スペインのフットボールに対して義務を果たしたと思っている。すがすがしい気持ちでここを去るつもりだ」
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