広島vs横浜FMは白熱ドロー アーセナル移籍ラストマッチで涙の浅野は不発 「笑顔を届けれる選手に」《J1》
2016.07.17 20:59 Sun
▽明治安田生命J1リーグ2ndステージ第4節のサンフレッチェ広島vs横浜Fマリノスが17日にエディオンスタジアム広島で行われ、2-2で終了した。
▽2ndステージ1勝1分け1敗の広島(総合4位)と、同3連勝中の横浜FM(総合5位)が相まみえた。広島は、3-3で引き分けた前節の柏レイソル戦と同様のメンバー。アーセナル移籍が決まった浅野にとってはラストマッチとなった。一方の横浜FMは、3-2で勝利したヴィッセル神戸戦から、富樫に代えてベテランの中村を起用する1点を変更。最前線にはカイケが入った。
▽序盤戦は一進一退の攻防が繰り広げられる。よりポゼッションで優位に立った広島は、左サイドの清水の仕掛けを起点とする。一方、縦に早いカウンターを狙う横浜FMは、トップ下の中村にボールを預けながら、マルティノス、カイケ、齋藤らが仕掛けていく。
▽そんな中、試合の均衡を破ったのは、ファーストチャンスを得点に結び付けた横浜FMだった。31分、中村の左CKにニアサイドに走りこんだファビオがヘッド。高い打点から放たれたシュートがゴール左に決まり、横浜FMがスコアを動かした。
▽強固な守備ブロックで広島の遅攻を食い止め続ける横浜FMは、38分に相手のミスから追加点のチャンス。広島DF塩谷のGKへのバックパスが乱れると、ゴール前で素早く反応したマルティノスがシュートに持ち込む。しかし、これは好反応を見せたGK林にブロックされて、2点目とはならなかった。
▽逆に54分には広島が反撃。柏のクロスを正面の柴崎が落とすと、ペナルティアーク付近のウタカがワントラップして右足を振る。強烈なシュートがゴール右を捉えたが、今度は横浜FMのGK榎本がビッグセーブを見せる。直後にはMF柏のミドルシュートが枠を捉えたが、ここもGK榎本の好守に遭う。
▽立て続けのピンチを凌いだ横浜FMは56分、齋藤の仕掛けからゴール前に抜けたマルティノスがシュート。だが、またしてもGK林のセーブに阻まれる。
▽その後、広島の森保監督は78分までに佐藤、ミキッチ、皆川を投入する。すると、この交代策が的中する。81分、右サイドで仕掛けたミキッチがクロスを入れると、正面の皆川がヘッド。これが決まり、広島が追いつく。
▽勢いに乗った広島は攻勢を続けると、直後に逆転。ミキッチが入れた鋭いクロスをGK榎本が弾くと、最後はゴール前の佐藤がプッシュ。佐藤のJ1通算160得点目で広島が試合をひっくり返した。
▽しかし、試合はここで終わらない。横浜FMは88分、ボックス右手前の小林が上げたクロスに正面で合わせた途中出場の伊藤がヘディングシュートを突き刺し、すぐさま同点に追いついた。
▽結局、白熱の試合は2-2でタイムアップ。横浜FMの連勝は3試合でストップしている。なお、試合後には浅野の壮行会が行われた。家族に見守られながらスピーチした浅野は、「本当に感謝しています。ありがとうございます。皆さんに笑顔を届けられるような選手になりたい」など、涙を流しながら感謝の言葉とともに今後の前進を誓った。
▽2ndステージ1勝1分け1敗の広島(総合4位)と、同3連勝中の横浜FM(総合5位)が相まみえた。広島は、3-3で引き分けた前節の柏レイソル戦と同様のメンバー。アーセナル移籍が決まった浅野にとってはラストマッチとなった。一方の横浜FMは、3-2で勝利したヴィッセル神戸戦から、富樫に代えてベテランの中村を起用する1点を変更。最前線にはカイケが入った。
▽そんな中、試合の均衡を破ったのは、ファーストチャンスを得点に結び付けた横浜FMだった。31分、中村の左CKにニアサイドに走りこんだファビオがヘッド。高い打点から放たれたシュートがゴール左に決まり、横浜FMがスコアを動かした。
▽強固な守備ブロックで広島の遅攻を食い止め続ける横浜FMは、38分に相手のミスから追加点のチャンス。広島DF塩谷のGKへのバックパスが乱れると、ゴール前で素早く反応したマルティノスがシュートに持ち込む。しかし、これは好反応を見せたGK林にブロックされて、2点目とはならなかった。
▽迎えた後半、先に決定機を迎えたのはリードする横浜FM。カウンターからパスを受けたマルティノスがボックス内に入ると、DFのマークをうまく外して左足シュートに持ち込む。これがゴール左隅を捉えたが、GK林のビッグセーブに遭ってゴールとはならない。
▽逆に54分には広島が反撃。柏のクロスを正面の柴崎が落とすと、ペナルティアーク付近のウタカがワントラップして右足を振る。強烈なシュートがゴール右を捉えたが、今度は横浜FMのGK榎本がビッグセーブを見せる。直後にはMF柏のミドルシュートが枠を捉えたが、ここもGK榎本の好守に遭う。
▽立て続けのピンチを凌いだ横浜FMは56分、齋藤の仕掛けからゴール前に抜けたマルティノスがシュート。だが、またしてもGK林のセーブに阻まれる。
▽その後、広島の森保監督は78分までに佐藤、ミキッチ、皆川を投入する。すると、この交代策が的中する。81分、右サイドで仕掛けたミキッチがクロスを入れると、正面の皆川がヘッド。これが決まり、広島が追いつく。
▽勢いに乗った広島は攻勢を続けると、直後に逆転。ミキッチが入れた鋭いクロスをGK榎本が弾くと、最後はゴール前の佐藤がプッシュ。佐藤のJ1通算160得点目で広島が試合をひっくり返した。
▽しかし、試合はここで終わらない。横浜FMは88分、ボックス右手前の小林が上げたクロスに正面で合わせた途中出場の伊藤がヘディングシュートを突き刺し、すぐさま同点に追いついた。
▽結局、白熱の試合は2-2でタイムアップ。横浜FMの連勝は3試合でストップしている。なお、試合後には浅野の壮行会が行われた。家族に見守られながらスピーチした浅野は、「本当に感謝しています。ありがとうございます。皆さんに笑顔を届けられるような選手になりたい」など、涙を流しながら感謝の言葉とともに今後の前進を誓った。
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