劣勢の神戸が効果的に加点して湘南に逃げ切り勝ち《J1》
2016.07.17 20:00 Sun
▽17日に明治安田生命J1リーグ2ndステージ第4節のヴィッセル神戸vs湘南ベルマーレがノエビアスタジアム神戸で行われ、2-0で神戸が勝利した。
▽前節の横浜F・マリノス戦で撃ち合いの末に2-3で敗れて8位に後退した神戸(勝ち点4)が、サガン鳥栖を相手にホームで0-2と完敗を喫した13位の湘南(勝ち点3)を迎えた一戦。連敗は避けたい両チームの一戦は、2分、ボックス右でボールを受けた島村が右足で狙うなど湘南が積極的な入りを見せた。
▽ホームの神戸は、この試合を終えると岩波がリオ五輪に臨むU-23日本代表に参加するためチームを離れる。白星で送り出したいところだが、ボールポゼッションは高いもののファイナルサードを攻略できず、逆に湘南のカウンターから危ない場面を作られてしまう。
▽しかし11分には神戸が左サイドの高い位置に攻め上がった岩波のクロスに、渡邉がスライディングで合わせる。しかしこのシュートは右ポストの外に流れてしまい、神戸は最初の決定機を決めきれなかった。それでも13分、左サイドの橋本が入れたグラウンダーのパスを渡邉がボックス内で受ける。そのまま反転して右足を振り抜くとこれがゴールネットを揺らして神戸が先制した。
▽先制後の神戸はやや湘南にポゼッションを譲るながらも集中した守りを見せる。追いかける湘南は立ち上がりからの勢いを持続させ、相手陣内でのプレー時間を増やしていった。するとチョウ監督は30分、島村に代えて岡村を送り出すなど早くも交代カードを切る。
▽両チームともに交代なしで迎えた後半は、開始早々にペドロ・ジュニオールが単騎突破からシュートを狙うなど神戸が先に仕掛けた。しかし前半と同様に、徐々に湘南が主導権を握って同点ゴールを目指す。さらに52分には奈良輪を下げてウェズレーを送り込むなど、湘南は前線の厚みを増していった。
▽神戸は56分、左サイドで橋本とペドロ・ジュニオールがパス交換から攻め込んでいき、ペドロ・ジュニオールがマイナスのクロスを送る。しかし神戸の選手たちは誰もボールに反応できず、そのままファーサイドへと流れてしまった。湘南は59分にも決定機を迎えるが、右サイドから上げた高山のクロスにファーサイドで合わせたウェズレーのシュートは枠を外してしまう。
▽湘南が圧倒する展開となるも78分、GKからのロングボールに反応したレアンドロがトラップでボールを攻撃方向に置いてドリブルを開始。最後はGKとの一対一を制して、劣勢だった神戸が追加点を奪った。
▽試合終盤にかけては湘南の運動量が落ちたこともあり、神戸も攻めに転じるなどオープンな展開となった。結局試合はそのまま終了し、劣勢だった神戸が逃げ切りに成功。一方の湘南は内容で圧倒するもゴールを奪えず敗戦となった。
▽前節の横浜F・マリノス戦で撃ち合いの末に2-3で敗れて8位に後退した神戸(勝ち点4)が、サガン鳥栖を相手にホームで0-2と完敗を喫した13位の湘南(勝ち点3)を迎えた一戦。連敗は避けたい両チームの一戦は、2分、ボックス右でボールを受けた島村が右足で狙うなど湘南が積極的な入りを見せた。
▽しかし11分には神戸が左サイドの高い位置に攻め上がった岩波のクロスに、渡邉がスライディングで合わせる。しかしこのシュートは右ポストの外に流れてしまい、神戸は最初の決定機を決めきれなかった。それでも13分、左サイドの橋本が入れたグラウンダーのパスを渡邉がボックス内で受ける。そのまま反転して右足を振り抜くとこれがゴールネットを揺らして神戸が先制した。
▽先制後の神戸はやや湘南にポゼッションを譲るながらも集中した守りを見せる。追いかける湘南は立ち上がりからの勢いを持続させ、相手陣内でのプレー時間を増やしていった。するとチョウ監督は30分、島村に代えて岡村を送り出すなど早くも交代カードを切る。
▽35分にはディフェンスラインの裏に抜けた菊池がトラップでGKを交わしにかかるもボックス内でキム・スンギュに倒される。しかしレフェリーの笛はならず湘南にとってはやや不運な判定となった。その後も湘南が次々に神戸ゴールへと襲いかかるも、前半は神戸が1点リードのまま終えた。
▽両チームともに交代なしで迎えた後半は、開始早々にペドロ・ジュニオールが単騎突破からシュートを狙うなど神戸が先に仕掛けた。しかし前半と同様に、徐々に湘南が主導権を握って同点ゴールを目指す。さらに52分には奈良輪を下げてウェズレーを送り込むなど、湘南は前線の厚みを増していった。
▽神戸は56分、左サイドで橋本とペドロ・ジュニオールがパス交換から攻め込んでいき、ペドロ・ジュニオールがマイナスのクロスを送る。しかし神戸の選手たちは誰もボールに反応できず、そのままファーサイドへと流れてしまった。湘南は59分にも決定機を迎えるが、右サイドから上げた高山のクロスにファーサイドで合わせたウェズレーのシュートは枠を外してしまう。
▽湘南が圧倒する展開となるも78分、GKからのロングボールに反応したレアンドロがトラップでボールを攻撃方向に置いてドリブルを開始。最後はGKとの一対一を制して、劣勢だった神戸が追加点を奪った。
▽試合終盤にかけては湘南の運動量が落ちたこともあり、神戸も攻めに転じるなどオープンな展開となった。結局試合はそのまま終了し、劣勢だった神戸が逃げ切りに成功。一方の湘南は内容で圧倒するもゴールを奪えず敗戦となった。
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