10人の山形が4発大勝で2連勝! 敗れた熊本は2戦連続大量失点で連敗…《J2》
2016.07.06 21:17 Wed
▽明治安田生命J2リーグ第10節延期分のモンテディオ山形vsロアッソ熊本が、6日にNDソフトスタジアム山形で行われ、ホームのモンテディオ山形が4-1で勝利した。
▽「平成28年熊本地震」の影響で中止となっていた明治安田J2第10節の代替試合。3日に行われたレノファ山口FC戦を2-1で勝利した11位の山形は、中2日となったこの一戦に向けて先発4人を変更。前節、途中出場で2ゴールの大黒はベンチスタートとなった。
▽一方、5連戦の3戦目となったセレッソ大阪戦で6試合ぶりの敗戦を喫した12位の熊本は、C大阪戦から先発7人を変更。チーム得点王の清武はベンチスタートとなり、アンデルソンと平繁が2トップを組んだ。
▽試合前から降り続いた雨の影響でピッチの一部に水溜りができる、厳しいコンディションの中でスタートした試合。共に中2日の影響もあって慎重な入りを見せた中、最初の決定機はホームの山形に訪れる。左CKの場面でニアのアルセウが頭で合わせたボールがGKの手を弾いてゴールに吸い込まれるが、ここはオフサイドポジションの味方がプレーに関与したとの判定でゴールは認められず。
▽一方、押し込まれながらもカウンターからチャンスを窺う熊本は、17分にボックス中央の嶋田にシュートチャンスもここはDFの身体を張ったシュートブロックに阻まれた。
▽その後、34分にディエゴのPKで点差を4点に広げた山形は、前半終了間際にGKとの交錯プレーで2枚目のカードをもらったディエゴ・ローザが退場となるアクシデントに見舞われるも、大量リードで試合を折り返した。
▽4点のビハインドを追う熊本は、ハーフタイムで中山を下げて温存していた清武を投入。数的優位を生かして押し込む入りを見せたアウェイチームは、スリッピーなピッチでも精度が落ちない清武の正確キックを武器にチャンスを作っていく。
▽攻勢を続ける熊本は、62分に平繁を下げて巻を投入。すると直後の63分にセットプレーの流れから清武のシュートのこぼれ球をボックス右に飛び込んだ園田が折り返す。これをアンデルソンがスライディングで流し込んだ。
▽このゴールでようやく反撃の狼煙を上げた熊本は、巻の高さを生かしたロングボールと、清武を起点とした攻撃で2点目を目指す。対して1人少ない山形は自陣にブロックを形成しつつ、要所でカウンターを仕掛けていく。
▽試合終盤にかけてはアウェイの熊本がリスクを冒した決死の猛攻を仕掛けるが、集中した山形の守備を最後まで崩し切れず、試合は4-1のままタイムアップ。前半の畳み掛ける攻めで今シーズン最多の4ゴールを奪って快勝の山形が、リーグ戦2連勝を飾った。一方、厳しい5連戦の中でC大阪戦に続く大敗を喫した熊本は、2連敗となった。
▽「平成28年熊本地震」の影響で中止となっていた明治安田J2第10節の代替試合。3日に行われたレノファ山口FC戦を2-1で勝利した11位の山形は、中2日となったこの一戦に向けて先発4人を変更。前節、途中出場で2ゴールの大黒はベンチスタートとなった。
▽試合前から降り続いた雨の影響でピッチの一部に水溜りができる、厳しいコンディションの中でスタートした試合。共に中2日の影響もあって慎重な入りを見せた中、最初の決定機はホームの山形に訪れる。左CKの場面でニアのアルセウが頭で合わせたボールがGKの手を弾いてゴールに吸い込まれるが、ここはオフサイドポジションの味方がプレーに関与したとの判定でゴールは認められず。
▽一方、押し込まれながらもカウンターからチャンスを窺う熊本は、17分にボックス中央の嶋田にシュートチャンスもここはDFの身体を張ったシュートブロックに阻まれた。
▽優勢に試合を運ぶ山形は、21分に右CKから栗山がヘディングでJリーグ初ゴールを記録し先制に成功すると、ここからゴールラッシュを見せる。29分にはカウンターからボックス付近でパスを受けた鈴木雄が巧みなステップでDFをかわして、移籍後初ゴールを記録。さらに直後の30分には濡れたピッチを生かしたロングボールからボックス内に抜け出したディエゴ・ローザが冷静にGKとの一対一を制した。
▽その後、34分にディエゴのPKで点差を4点に広げた山形は、前半終了間際にGKとの交錯プレーで2枚目のカードをもらったディエゴ・ローザが退場となるアクシデントに見舞われるも、大量リードで試合を折り返した。
▽4点のビハインドを追う熊本は、ハーフタイムで中山を下げて温存していた清武を投入。数的優位を生かして押し込む入りを見せたアウェイチームは、スリッピーなピッチでも精度が落ちない清武の正確キックを武器にチャンスを作っていく。
▽攻勢を続ける熊本は、62分に平繁を下げて巻を投入。すると直後の63分にセットプレーの流れから清武のシュートのこぼれ球をボックス右に飛び込んだ園田が折り返す。これをアンデルソンがスライディングで流し込んだ。
▽このゴールでようやく反撃の狼煙を上げた熊本は、巻の高さを生かしたロングボールと、清武を起点とした攻撃で2点目を目指す。対して1人少ない山形は自陣にブロックを形成しつつ、要所でカウンターを仕掛けていく。
▽試合終盤にかけてはアウェイの熊本がリスクを冒した決死の猛攻を仕掛けるが、集中した山形の守備を最後まで崩し切れず、試合は4-1のままタイムアップ。前半の畳み掛ける攻めで今シーズン最多の4ゴールを奪って快勝の山形が、リーグ戦2連勝を飾った。一方、厳しい5連戦の中でC大阪戦に続く大敗を喫した熊本は、2連敗となった。
|
関連ニュース