【サガン鳥栖】ハマらなかったフィッカデンティ・フォーメーション《J1総括&展望》
2016.06.27 21:00 Mon
◆チーム採点
30点
◆1stステージ総括
▽開幕戦となったアビスパ福岡戦では相手の追撃を振り切り白星スタートを飾った。しかし以降は、2度の6試合未勝利を味わうなど苦しんだ前半戦だった。守備に関しては17試合でリーグ2位となる15失点に留めるなど一定の評価はできる。しかしマッシモ・フィッカデンティ監督は劣勢を跳ね返すような采配がなく、それはリーグ最下位のゴール数に現れた。
▽不甲斐ない攻撃陣の中で唯一結果を残したのがエースの豊田。残留争いから抜け出すためにも攻撃陣のテコ入れが必要で、豊田の最適なパートナーを早く見つけ出したい。
◆1stステージ成績
15位 4勝5分8敗 勝ち点17
得点:10(18位)、失点:15(2位タイ)
得失点差:-5
◆フォーメーション
GK:林彰洋
DF:藤田優人、キム・ミンヒョク、谷口博之、吉田豊
MF:金民友、高橋義希、高橋義希
MF:鎌田大地
FW:豊田陽平、岡田翔平
FW豊田陽平
17試合(先発17試合)/5得点
◆2ndステージ展望
▽フィッカデンティ監督はFC東京時代から採用してきた[4-3-1-2]のフォーメーションを鳥栖でも採用しているが、ここまでの戦いを見てもハマっていないことは明らかだ。特に金民友は守備のタスクに追われて、持ち味のオフェンシブな部分が全く発揮できていない。
▽一方でバックラインは4選手ともに安定したパフォーマンスを発揮。さらにアンカーに入る高橋との連係も良く、守備戦術は機能しているように見える。それだけにインサイドハーフから前線までの調整が必要だ。
▽指揮官が頑なに現在のフォーメーションにこだわるならば補強は必須。逆に柔軟な対応を見せるのであれば昨シーズンまで用いた[4-2-3-1]に戻す手は即効性があるかもしれない。どちらにせよ、2ndステージは残留を目指して戦うことになる。それだけにチームとしてできるだけ早く戦い方を再構築したい。
30点
◆1stステージ総括
▽開幕戦となったアビスパ福岡戦では相手の追撃を振り切り白星スタートを飾った。しかし以降は、2度の6試合未勝利を味わうなど苦しんだ前半戦だった。守備に関しては17試合でリーグ2位となる15失点に留めるなど一定の評価はできる。しかしマッシモ・フィッカデンティ監督は劣勢を跳ね返すような采配がなく、それはリーグ最下位のゴール数に現れた。
◆1stステージ成績
15位 4勝5分8敗 勝ち点17
得点:10(18位)、失点:15(2位タイ)
得失点差:-5
◆フォーメーション
(c) CWS Brains, LTD.
【4-3-1-2】GK:林彰洋
DF:藤田優人、キム・ミンヒョク、谷口博之、吉田豊
MF:金民友、高橋義希、高橋義希
MF:鎌田大地
FW:豊田陽平、岡田翔平
◆1stステージMVP
FW豊田陽平
17試合(先発17試合)/5得点
(c)J.LEAGUE PHOTOS
▽チームの全得点のうち半分となる5ゴールをマークした。今までの豊田に比べれば17試合5ゴールは物足りなくも感じる。しかし今シーズンは今まで以上に少ないチャンスの中でゴールを奪っている点を評価したい。また、2ndレグで巻き返し、5シーズン連続となる15ゴールを達成できれば、チームの残留も近付くだろう。◆2ndステージ展望
▽フィッカデンティ監督はFC東京時代から採用してきた[4-3-1-2]のフォーメーションを鳥栖でも採用しているが、ここまでの戦いを見てもハマっていないことは明らかだ。特に金民友は守備のタスクに追われて、持ち味のオフェンシブな部分が全く発揮できていない。
▽一方でバックラインは4選手ともに安定したパフォーマンスを発揮。さらにアンカーに入る高橋との連係も良く、守備戦術は機能しているように見える。それだけにインサイドハーフから前線までの調整が必要だ。
▽指揮官が頑なに現在のフォーメーションにこだわるならば補強は必須。逆に柔軟な対応を見せるのであれば昨シーズンまで用いた[4-2-3-1]に戻す手は即効性があるかもしれない。どちらにせよ、2ndステージは残留を目指して戦うことになる。それだけにチームとしてできるだけ早く戦い方を再構築したい。
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