レーティング:ハンガリー 0-4 ベルギー《ユーロ2016》

2016.06.27 06:07 Mon
Getty Images
▽ユーロ2016ラウンド16のハンガリー代表vsベルギー代表が26日にスタッド・ムニシパルで行われ、ベルギー代表が4-0で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。

▽ハンガリー採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 キラーイ 6.0
4失点はいずれもノーチャンス。ベテランらしい絶妙な間合いの取り方で再三のビッグセーブを見せた
DF
2 A・ラング 4.5
好調アザールに全く対応できず。苦しい対応が続いた

23 ユハス 5.0
前線で起点を作られて後手を踏む対応を強いられた

(→ベーデ -)
20 グズミチ 5.0
チームのボールの失い方が悪かった影響もあるが、数的不利での対応を強いられた

4 カダール 5.0
相手のフィニッシュの精度に助けられたが、メルテンスに再三のチャンスを許した

MF
14 ロブレンチチュ 5.5
豪快なミドルシュートを放つなど、ジュジャークと共に可能性を感じさせた

10 ゲラ 4.5
ボールの失い方が悪く、守備では相手のスピードに付いて行けず

(→エレク 5.0)
守備面で奮闘も最後は力尽きた

16 ピンテール 5.0
ウォームアップ中に負傷したクラインハイスラーに代わってスクランブル起用。攻守ともにどっちつかずのプレーが目立った

(→ニコリッチ 5.0)
投入直後の失点で攻撃の起爆剤とはなれず

8 A・ナギ 4.5
ゲラと共に中盤をコントロールできず。中盤の争いで常に劣勢を強いられた

7 ジュジャーク 6.5
質の高い仕掛けなど、劣勢の中で随所に違いを見せた

FW
9 サライ 5.5
味方のサポートが少ない中、幾度となくチャンスに絡んだ

監督
シュトルク 5.5
結果的に大敗も強大な相手を70分過ぎまで苦しめた

▽ベルギー採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 クルトワ 6.5
危険なスリップもあったが、後半にビッグセーブを連発

DF
16 T・ムニエ 5.5
攻撃参加の回数は少なかったが、守備は堅実にこなした

2 アルデルヴァイレルト 6.5
値千金の先制点を記録。守備でもソリッドな対応を続けた

3 ヴェルメーレン 6.0
サライをきっちり監視。ビルドアップもそつなし

5 ヴェルトンゲン 5.5
ミドルレンジのパスの精度はさすがも、ジュジャークの対応に関してマークの受け渡しなどで苦戦

MF
14 メルテンス 5.5
良いタイミングでのランニングでチャンスに顔を出したが、フィニッシュの質、判断が今一つ

(→カラスコ 6.0)
ダメ押しの4点目を奪い、メルテンスとの決定力の違いをアピール
4 ナインゴラン 7.0
4点目をアシスト。中盤の競り合いで完勝。再三のカウンターチャンスを演出

7 デ・ブライネ 6.5
先制点をアシスト。オープンスペースで持ち味のテクニックを遺憾なく発揮

6 ヴィツェル 6.5
ナインゴランとの好連係で中盤を制圧。バランス意識も高かった

10 アザール 7.5
勝負を決める1ゴール1アシスト。キレ味鋭い仕掛けで相手の脅威に。複数のDFを引き付けて味方を生かした

(→フェライーニ -)

FW
9 ルカク 5.5
よくフィニッシュに絡んだが、判断の悪さで味方を苛立たせる場面も

(→バチュアイ 6.0)
今大会初出場で投入2分後にゴールを記録

監督
ヴィルモッツ 6.0
交代選手が2点に絡んだが、試合運びの部分など無能さを窺わせる面も…

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
アザール(ベルギー)
▽圧巻のパフォーマンスでチームを勝利に導くエースの仕事を果たした。前半は味方との拙攻に苛立つ場面もあったが、文句なしのラストパスと個人技で勝負を決める2点をもたらした。

ハンガリー 0-4 ベルギー
【ベルギー】
アルデルヴァイレルト(前10)
バチュアイ(後33)
アザール(後34)
カラスコ(後46)
関連ニュース

日本代表は世界でもアジアでも順位変わらず 最新のFIFAランキングでベルギー代表が3位浮上

国際サッカー連盟(FIFA)は4日、最新のFIFAランキングを発表した。 前回、17位から18位にランクダウンの日本代表。先月の代表ウィークで北朝鮮代表に勝利した日本はその前回と変わらず、アジア全体でもトップをキープした。 また、世界ではトップのアルゼンチン代表、2位のフランス代表まで不動だったが、ワンランクアップのベルギー代表が3位に。イングランド代表が4位に後退した。 トップ10ではポルトガル代表がオランダ代表をかわして7位から6位に。CONCACAFネーションズリーグ制覇のアメリカ代表はトップ10目前の11位に上がっている。 ◆全体上位 ()内=前回順位 1.アルゼンチン(1) 2.フランス(2) 3.ベルギー(4)↑ 4.イングランド(3)↓ 5.ブラジル(5) 6.ポルトガル(7)↑ 7.オランダ(6)↓ 8.スペイン(8) 9.イタリア(9) 10.クロアチア(10) 11.アメリカ(13)↑ 12.コロンビア(14)↑ 13.モロッコ(12)↓ 14.メキシコ(15)↑ 15.ウルグアイ(11)↓ 16.ドイツ(16) 17.セネガル(17) 18.日本(18) 19.スイス(19) 20.イラン(20) 21.デンマーク(21) 22.ウクライナ(24)↑ 23.韓国(22)↓ 24.オーストラリア(23)↓ 25.オーストリア(25) 26.ハンガリー(27)↑ 27.スウェーデン(26)↓ 28.ポーランド(30)↑ 29.ウェールズ(29) 30.ナイジェリア(28)↓ ◆アジア上位 18.日本(18) 20.イラン(20) 23.韓国(22)↓ 24.オーストラリア(23)↓ 34.カタール(37)↑ 53.サウジアラビア(56) 58.イラク(59)↑ 64.ウズベキスタン(66)↑ 67.UAE(69)↑ 71.ヨルダン(70)↓ 2024.04.04 17:45 Thu

ティーレマンス2発もベリンガムがラストプレー弾、負傷者続出イングランドが引き分けに持ち込む【国際親善試合】

国際親善試合、イングランド代表vsベルギー代表が26日に行われ、2-2で引き分けた。 3日前のブラジル代表戦を0-1で惜敗したイングランドは、ウォーカーが負傷した中、ベリンガムやライスが引き続き先発となり、メイヌーが初先発。最前線は賭博違反で長期出場停止を受けていたトニーが務めた。 一方、アイルランドにゴールレスドローに終わったベルギーはルカクが先発となり、トロサール、ドクと共に3トップを形成した。 自陣に構えるベルギーに対し、イングランドが押し込む入りとした中、ストーンズが股関節付近を痛めて10分にジョー・ゴメスとの交代を強いられる。 またも負傷者が出てしまった中、直後に失点。GKピックフォードのパスミスをオナナにカットされ、ティーレマンスが難なくゴールに蹴り込んだ。 ミスから失点したイングランドだったが15分、ベリンガムのスルーパスでトニーがボックス内に侵入すると、ヴェルトンゲンに倒されてPKを獲得。これをトニー自ら決めてすかさず試合を振り出しに戻した。 同点として以降もイングランドが押し込むと27分、CKからボーウェンがヘディングでネットを揺らしたが、VARでオフサイドがありノーゴールに。 さらに33分、敵陣でメイヌーがボールを奪取してルーズとなったボールをボックス内のベリンガムがシュート。決定的だったが、枠の上に外してしまった。 すると36分、ロングカウンターに転じた流れからベルギーに追加点。ルカクがロングボールを競り勝って収め、ボックス右に侵入。左足アウトでのクロスをティーレマンスがダイビングヘッドで押し込んだ。 1点ビハインドで迎えた後半もイングランドが押し込む流れが続くと、52分にはトニーがボックス内に抜け出してGK強襲のシュートを浴びせれば、2分後にもベリンガムが決定的なヘディングシュートを放っていった。 その後も攻勢をかけると66分、ベリンガムのクロスからメイヌーがシュートに持ち込んだが、GKセリスのファインセーブに阻まれる。 終盤の79分にはフォーデンがボックス左から決定的なシュートを放つもわずかに枠を外れ、このまま敗色濃厚の流れとなっていたイングランドだったが、ラストプレーで追いつく。 パワープレーの流れでワトキンスの落としを受けたマディソンがボックス左から折り返すと、最後はベリンガムが仕留めた。直後にタイムアップとなり、2-2で決着。負傷者続出のイングランドが連敗を阻止し、引き分けに持ち込んでいる。 2024.03.27 07:07 Wed

イングランド代表デビューを飾ったメイヌーがベルギー戦先発へ

マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表MFコビー・メイヌーが26日に行われる国際親善試合のベルギー代表戦に先発するようだ。イギリス『BBC』、『スカイ・スポーツ』が報じている。 今回の代表戦で追加招集を受けた18歳のメイヌーは、23日に行われたブラジル代表との親善試合でA代表デビュー。75分から出場していた。 ガレス・サウスゲート監督はベルギー戦に向けた前日会見で「これまで経験したことがないほどのケガ人の多さだ。ただ、それは他の選手たちにとってはチャンスがあるということ。ブラジル戦でもそのチャンスを生かそうとしていた選手たちを見ることができたのは我々にとって素晴らしいことだ。もっと多くの選手について知ることになる。それは本当に役立つし、ハイレベルな相手と対戦することで今後、我々が良い決断を下すのに役立つだろう」とコメントし、新戦力の発掘に意欲を示していた。 2024.03.26 22:40 Tue

ライスが50キャップ目のベルギー戦でキャプテンに! ケインら不在で大役巡る

イングランド代表MFデクラン・ライスが代表節目の一戦で大役を担う運びとなった。 今季加入のアーセナルでも中盤として輝きを放ち続けるなか、今代表活動にも参加するライス。先のブラジル代表との国際親善試合では0-1の敗北を喫したが、49キャップ目となり、26日に国際親善試合のベルギー代表戦を迎える。 イギリス『スカイ・スポーツ』によると、25歳MFはこれまでの歩みを振り返りながら、節目を前にしての心境を言葉にした。 「僕は19歳でこのグループに初めて加わってから、選手としても、人としても大きく成長できたと思う」 「初めてイングランド代表に入ったときはおそらく緊張している選手だったけど、時間が経つにつれ、より多くの大きな試合、大きな大会でプレーできるようになり、すべてを楽しんできたよ」 「50キャップは信じられないようなことだけど、光栄なこと。50キャップ目を家族や友人の前で、しかもウェンブリーで迎えられるなんて大変光栄だし、ちょっと言葉では言い表せられないよ」 また、イングランドを率いるガレス・サウスゲイト監督はベルギー戦に先立ち、このゲームキャプテンにライスを指名。ライスにとって、ハリー・ケインに続き、カイル・ウォーカーとハリー・マグワイアも離脱したなかの大役となる。 サウスゲイト監督は「この試合が彼の50キャップ目。まだ若いが、素晴らしいリーダーシップの経験があるし、我々の若い選手にそれを発揮してもらう良い機会だと思う」と背中を押した。 「中心グループの何人かがいないなかだが、ほかの選手からすれば、ステップアップになるし、成長するための絶好機だ。チームに関わる選手の多くは将来を担う者たちだし、彼らがこういう経験を多く積めば、全員にとって有益になる」 2024.03.26 12:55 Tue

デ・ブライネ不在のベルギー、オシェイ暫定指揮のアイルランドにゴールレスドロー【国際親善試合】

ベルギー代表は23日、国際親善試合でアイルランド代表とのアウェイ戦に臨み、0-0で引き分けた。 負傷明けのデ・ブライネを選外としたベルギーはルカクをベンチスタートとした中、3トップにオペンダ、トロサール、バカヨコを据える[4-3-3]で臨んだ。 オシェイが暫定指揮官に就任したアイルランドに対し開始3分、オグベネにショートカウンターから決定機を許したベルギーがポゼッションする流れで推移。 しかしシュートに持ち込めずにいると、26分にPKを献上。FKの流れでボックス内のフェルメーレンがハンドを取られた。だが、キッカーのファーガソンのシュートをGKセルスがセーブし、失点を許さない。 ハーフタイムにかけてもベルギーがボールを持ったものの、やはり好機は生み出せずゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、トロサールら3選手を代えてドクらを投入したベルギーはキックオフ直後にファーガソンに決定的なヘディングシュートを許してしまう。 枠を外れて助かったベルギーが前半同様に押し込む流れとすると、50分にオペンダがボレーでこの試合初の枠内シュートをマークした。 しかし攻めあぐねる展開は変わらずやはりシュートに持ち込めない状況が続く。そんな中75分に途中出場2選手によってようやく決定機。右サイドをルケバキオが突破してマイナスにクロス。ムニエがダイレクトで合わせたが、シュートはGKケレハーのファインセーブに阻まれた。 しかし終盤にかけてもアイルランドを崩せずゴールレス決着に終わっている。 2024.03.24 03:55 Sun
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly