GK山岸躍動の山形が川西の今季初弾で連敗阻止…山形は6戦勝ちなし《J2》

2016.06.26 20:05 Sun
▽26日にNDソフトスタジアム山形で行われた明治安田生命J2リーグ第20節のモンテディオ山形vs水戸ホーリーホックは、2-2のドローに終わった。これで、山形は2戦未勝利も連敗阻止。対する山形は6試合で白星から遠ざかる結果となっている。

▽ここまで5勝6分け7敗で12位の山形と、4勝7分け7敗で18位につける水戸が相まみえた。試合が動いたのは22分。右CKから船谷が上げたクロスにニアサイドで三島が頭で合わせる。これがゴールマウスに吸い込まれ、水戸が先制する。
▽三島の今シーズン8得点目で先行した水戸は続く24分にも決定機。左サイドから湯澤が中央にグラウンダーのクロスを供給すると、これに反応した白井がネットを揺らした。結局、その後の山形の反撃を切り抜けた水戸が2点リードで試合を折り返した。

▽2点ビハインドで後半を迎えた山形は、ハーフタイム明けから大黒と佐藤優の2枚替え。立ち上がりから前がかると、56分にディエゴがボックス手前の右寄りの位置からディエゴが左足のミドルシュートを決め、山形が1点差に詰め寄る。

▽その後、再三のピンチをGK山岸の好守で凌いだ山形は84分、荒堀のクロスから川西がヘディングでネットを揺らして同点。結局、川西の今シーズン初ゴールで追いついた山形が引き分けに持ち込み、前節の松本山雅戦に続く黒星を回避した。
関連ニュース
thumb

劇的勝利の岡山が開幕4試合無敗! 連敗回避の甲府、清水が首位追走【明治安田J2第4節】

明治安田J2リーグの8試合が16日に各地で行われた。 開幕から2勝1分けでリーグ首位に立つファジアーノ岡山は、未だ勝利なしの藤枝MYFCとアウェイで対戦。前半はスコア動かず、0-0で試合を折り返す。 後半もゴールレスのまま時間が進んだが、アディショナルタイムにドラマが。思い切って右足を振った田中雄大のシュートが相手に当たってゴールに吸い込まれ、岡山がついに先制。これで開幕から4試合無敗とし、勝ち点を「10」に伸ばした。 同じく2勝1分けで2位のベガルタ仙台は、ブラウブリッツ秋田との東北ダービー。ようやくホーム開幕戦を迎えた秋田が前半からチャンスを複数作るが、活かしきれないまま仙台に押し返されてハーフタイムを迎える。 結局後半もゴールは生まれず、0-0で試合終了。勝ち点「1」を分け合う結果となったが仙台は無敗をキープした。 その他、5位・モンテディオ山形vs4位・ヴァンフォーレ甲府の上位対決は、ピーター・ウタカの決勝点により甲府が1-0で勝利。この2チームと同様に3連勝を逃していた6位・清水エスパルスは、大分トリニータ相手に2-0の勝利をあげ、甲府と共に首位を追走している。 下位では徳島ヴォルティスが今シーズン初勝利をゲット。敗れたザスパ群馬は藤枝と共に4試合勝ちなしとなっている。 ◆明治安田J2リーグ第4節 ▽3月16日(土) ブラウブリッツ秋田 0-0 ベガルタ仙台 栃木SC 1-0 横浜FC 水戸ホーリーホック 1-2 徳島ヴォルティス モンテディオ山形 0-1 ヴァンフォーレ甲府 藤枝MYFC 0-1 ファジアーノ岡山 清水エスパルス 2-0 大分トリニータ ザスパ群馬 0-1 愛媛FC 鹿児島ユナイテッドFC 4-2 ジェフユナイテッド千葉 ▽3月17日(日) 《13:00》 ロアッソ熊本 vs いわきFC 《13:15》 レノファ山口FC vs V・ファーレン長崎 2024.03.16 18:12 Sat
thumb

山形&甲府がどちらも3連勝逃す…J1から降格の横浜FCが今季初白星【明治安田J2第3節】

明治安田J2リーグ第3節の4試合が3日に各地で行われた。 開幕2連勝のモンテディオ山形は、J1からの降格チームながらまだ勝利なしの横浜FCと敵地で対戦。先制したのはホームの横浜FC。左サイドから仕掛けると、右ポケットからの折り返しをカプリーニが蹴り込み、25分にリードを得た。 1点差で折り返すと、後半アディショナルタイムには左サイドからカットインした中野嘉大がゴール右隅にカーブシュートを決めて追加点。そのまま2-0で終了し、横浜FCが今シーズン初勝利とした。 こちらも2連勝中のヴァンフォーレ甲府は、2連敗中と対照的な状況にある栃木SCをホームに迎えた。栃木は11分、大島康樹がクロスに頭で合わせ先手を取るが、40分にPKを与えてしまい、アダイウトンのゴールで甲府が追いつく。 1-1で後半に突入すると、中央での細かいパスワークから最後は宮崎鴻が決め、76分に栃木が勝ち越し。栃木が今シーズン初勝利を手にした一方、甲府も山形と同様3連勝を逃した。 その他、いわきFCは鹿児島ユナイテッドFC相手に3-1で快勝し、初白星。未勝利同士の対決となった徳島ヴォルティスvsブラウブリッツ秋田は、アウェイの秋田が逆転勝利をあげ、徳島は開幕3連敗スタートとなった。 ◆明治安田J2リーグ第3節 ▽3月9日(土) 徳島ヴォルティス 1-2 ブラウブリッツ秋田 いわきFC 3-1 鹿児島ユナイテッドFC 横浜FC 2-0 モンテディオ山形 ヴァンフォーレ甲府 1-2 栃木SC ▽3月10日(日) 《13:00》 ベガルタ仙台 vs 水戸ホーリーホック 《14:00》 藤枝MYFC vs 大分トリニータ ファジアーノ岡山 vs レノファ山口FC V・ファーレン長崎 vs 清水エスパルス 《15:00》 愛媛FC vs ロアッソ熊本 《17:00》 ザスパ群馬 vs ジェフユナイテッド千葉 2024.03.09 16:27 Sat
thumb

山形が開幕2連勝達成! 岡山は土壇場被弾で連勝ならず【明治安田J2第2節】

明治安田J2リーグ第2節の4試合が3日に各地で行われた。 開幕節でジェフユナイテッド千葉に競り勝ったモンテディオ山形は敵地で栃木SCと対戦。試合は立ち上がりの6分から動く。栃木が左CKを得ると、奥田晃也が押し込み、幸先良く先制した。 しかし、21分にイサカ・ゼインの折り返しからオウンゴールを誘発した山形は、31分に今度はイサカ・ゼインのヘディングシュートが決まり、逆転に成功。36分には高橋潤哉の2戦連続ゴールでリードを広げ、そのまま1-3で勝利。2連勝とした。 こちらも開幕節白星のファジアーノ岡山は黒星スタートのいわきFCとアウェイゲーム。先制したのは前半アディショナルタイムの岡山だった。左CKからゴール前で競り合うと、田上大地に当たったボールがゴールに吸い込まれた。 しかし、その田上は64分に決定機をファウルで阻止し、一発退場。数的優位となったいわきは後半アディショナルタイム、谷村海那がセットプレーから執念の同点弾を決め、土壇場でドローに持ち込んだ。 その他、レノファ山口FCは梅木翼と小林成豪のゴールでブラウブリッツ秋田に勝利。ロアッソ熊本とザスパ群馬の一戦は、後半アディショナルタイムに群馬が追いつき、勝ち点1ずつを分け合う結果となった。 ◆明治安田J2リーグ第2節 ▽3月3日(日) ロアッソ熊本 1-1 ザスパ群馬 レノファ山口FC 2-0 ブラウブリッツ秋田 いわきFC 1-1 ファジアーノ岡山 栃木SC 1-3 モンテディオ山形 ▽3月2日(土) V・ファーレン長崎 1-2 ベガルタ仙台 大分トリニータ 0-0 横浜FC 清水エスパルス 2-0 愛媛FC ジェフユナイテッド千葉 4-0 藤枝MYFC 水戸ホーリーホック 1-2 ヴァンフォーレ甲府 鹿児島ユナイテッドFC 2-1 徳島ヴォルティス 2024.03.03 16:28 Sun
thumb

昨季の上位同士対決は山形が制す! J1昇格に一歩及ばずの清水は逆転勝利スタート【明治安田J2開幕節】

25日、明治安田J2リーグ開幕節の7試合が各地で行われた。 昨シーズンJ2・5位のモンテディオ山形は、J2・6位で共に昇格プレーオフを戦ったジェフユナイテッド千葉とのアウェイゲーム。先制したのはホームの千葉で、11分に右CKから鈴木大輔がヘディングで合わせた。 しかし、1点ビハインドで後半を迎えた山形は、途中出場の高橋潤哉が54分、60分と立て続けにゴールを奪い逆転に成功。後半アディショナルタイムには坂本亘基が勝利を決定づける3点目を決め、最後に1点を返されながらも2-3の勝利を掴んだ。 J1昇格まであと一歩だった昨シーズン4位の清水エスパルスは、天皇杯で4強入りの快進撃を見せたロアッソ熊本と敵地で対戦。熊本は39分、豊田歩のクロス性のFKが直接ゴールに吸い込まれ、1点リードで試合を折り返す。 対する清水は後半に反撃。60分に山原怜音がゴール右隅を撃ち抜くと、終盤には原輝綺のクロスがオウンゴールを誘発。1-2の逆転勝利で飾った。 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で惜しくもラウンド16敗退のヴァンフォーレ甲府は、中3日のJ2開幕節で徳島ヴォルティスの本拠地に乗り込んだ。甲府は8分、三平和司がクロスを押し込んで先手を取り、19分には三平のアシストから宮崎純真が追加点を奪う。 後半に入ると、杉本太郎のゴールで徳島が詰め寄るが、宮崎の追加点で甲府が再び2点差に。終盤にはエドゥアルド・マンシャとピーター・ウタカがダメ押しし、大量5得点の快勝でACL敗退を払拭した。 その他、昨シーズンJ3制覇の愛媛FCは窪田稜のゴールを守り抜き、ブラウブリッツ秋田に1-0で勝利。同じく昇格組の鹿児島ユナイテッドFCは、ザスパ群馬に先制されながらも追いつき、引き分けに持ち込んでいる。 ◆明治安田J2リーグ開幕節 ▽2月25日(日) 愛媛FC 1-0 ブラウブリッツ秋田 ファジアーノ岡山 3-0 栃木SC ロアッソ熊本 1-2 清水エスパルス ジェフユナイテッド千葉 2-3 モンテディオ山形 ザスパ群馬 1-1 鹿児島ユナイテッドFC 徳島ヴォルティス 1-5 ヴァンフォーレ甲府 大分トリニータ 1-1 ベガルタ仙台 ▽2月24日(土) 水戸ホーリーホック 1-0 いわきFC 横浜FC 1-1 レノファ山口FC 藤枝MYFC 0-0 V・ファーレン長崎 2024.02.25 16:49 Sun

「優勝にふさわしい選手になる」山形3年目を迎えるFW藤本佳希、J2優勝へ求められるストライカーとしての役割「次の1点を目標に」

いよいよ開幕を迎える明治安田J2リーグ。年々チーム間の実力差がなくなり、J1への昇格争いが熾烈を極めている。 3枚しかないJ1への切符を争う戦い。その中での注目は10年ぶりのJ1昇格を目指すモンテディオ山形。2年連続で最終節でのプレーオフ行きを決め、ここ数シーズンはあと一歩のところまで来ている中、悔しさを味わっている。 渡邉晋監督が率いて2年目。J2優勝を目標に掲げ、選手も各クラブの主力級を獲得した中、昨シーズンのチーム得点王で、今季もチームの得点源としての期待がかかるFW藤本佳希が想いを語った。 <span class="paragraph-subtitle">「本当に素晴らしい選手がいる」</span> <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ーここまでキャンプをやってきた中での仕上がりはいかがでしょうか。渡邉晋監督のキャンプは初めてだと思います。</span> 「元気にプレーはしていますし、割といつも通りやれていると思います」 「(渡邉監督のキャンプは)初めてですけど、去年からの流れのままですね。徹底する部分、新しいチームとしての決まり事を段階的に落とし込んで、選手がそれにトライして、スムーズにやれていると思います」 「練習試合でもそこは出せているので、物凄くやりやすいなと感じています」 <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ー今シーズンは攻撃的な選手を中心に多くの選手が加入しました。キャンプを行っている中での関係性はいかがでしょうか</span> 「特徴は大体お互い理解していると思います。ただ、公式戦はまだやっていないので、試合をやっていく中で細かいところを合わせていく必要があると思います」 「大前提として、本当に素晴らしい選手が、僕のポジションの周りにいるので、僕自身も動きで合わせていけるようにやっていきたいなというのはあります」 <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ートレーニングや練習試合をする中での手応えはいかがでしょうか</span> 「手応えはありますね。質の高い選手たちなので、得点も増えていくのかなと思います」 <span class="paragraph-subtitle">昨季2桁得点は「色々なことを同時に意識した」</span> <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ー昨シーズンは10ゴールを記録してキャリアハイに並びました。改めて昨シーズンを振り返ってください。</span> 「(ゴールが)取れたという感覚はそんなにはないんです。最低限2桁ということは悪くないなとは思いますが、チームがもう1つ2つ上に行くためには、1トップの選手の活躍がもっと必要だと思うので、よりこだわってそこの部分にトライしていきたいなと思います」 <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ー今シーズンは外国籍選手がいないため、得点というところでは昨シーズン以上に期待も大きくなると思います</span> 「あまり気にしていなかったですけど、結果を求められていることは毎年変わらないですし、自分自身でも期待はしているので、応えていければと思います」 <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ー昨シーズンは38試合に出場して、良い時期も悪い時期もピッチで感じていたと思います。監督が代わってから勝ち点を取れるようになった中で、どういった変化がありましたか?</span> 「我慢できるようにはシーズンを通してなっていきましたし、自分たちの時間じゃない時でも我慢して、最後まで守れば自分たちの流れに持っていけるということは、やりながらみんな思っていたと思います」 「終盤戦は途中出場の選手が活躍して、後半勝負を決めてしまうという展開が多かったので、僕としては最初から出ていたので悔しい思いをしていました。前半から勝負を決められるに越したことはないので、僕自身が今シーズンどういう立場であれやっていきたいと思います」 <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ー難しい戦いの中は耐えなければいけない一方で、ゴールを目指す必要があったと思います。その中で意識していたことはなんでしょうか</span> 「チームがより多くチャンスを作ることと、自分がフィニッシャーになるということの両方に頭を回さないといけないので、どちらかだけでも上手く行かないです」 「状況や予測の部分でよりその時の最適解を自分が受ける方が良いのか、抜ける方が良いのか、関わらない方が良いのかと、全部考えることに1年間トライしていました。色々なことを同時に意識ながらやっていたという感覚です」 <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ーそうするとピッチ上での状況判断が重要になると思います。その部分も上がっていった印象でしょうか?</span> 「もっとこうした方が良かったなというのは、試合を見ると思いますけど、意識しながらやっていたので、それによってチームも結果もついてきて、多少手応えもありつつ、もう少し自分の比重をゴール前に置きたいということを常に思っていました」 「今年はそういったことをより高い質で求められるシーズンになると思っているので、引き続きやっていけたらと思います」 <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ー渡邉監督は、プレーに関して緻密さを求める方だと思います。判断のヒントなどはトレーニングで植え付けていかれたのでしょうか?</span> 「最初から割とそういうことをやっていたと思いますし、ナベさんの感覚も僕と近かったのかなと感じています」 「そこに対するストレスとかはなく、自分たちのやり方で行くのであれば、僕の1トップの役割はこうだよねということを口酸っぱく言われたりすることはないですね」 「僕の感覚はそこまで優れていなくて、考えながらプレーするに尽きると思っています」 <span class="paragraph-title">「スタートダッシュが大事」</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/montedio20240223_fujimoto_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;">©︎MONTEDIO YAMAGATA<hr></div> <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ー昨シーズンは最終節で逆転して昇格プレーオフ行きを決めました。ホームのファン・サポーターから感じた力はいかがでしょうか</span> 「最後に限らず、凄いなと山形のホームは自信を持って言えます。あの雰囲気、一体感が勝ち点を1を3に、0を1にしてくれる感覚があるので、本当に素晴らしいと思います」 <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ー年々熱量が上がっていっているように感じますが</span> 「常に僕は素晴らしいなという感覚でいるので、上がっているというよりは、これ以上ないという応援をしていただいているなと思います」 <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ーアウェイにも多くのファン・サポーターが駆けつけているのが印象的です。大きな後押しになりますか?</span> 「めちゃくちゃ大きいですね。関東には山形のサポーターもめちゃくちゃ来ますし、最後のアウェイでのいわき戦(第41節)は、凄く良い雰囲気を作ってくれました」 「勝てましたが、サポーターの皆さんが作ってくれた雰囲気があって、逆転できたということを感じましたね」 <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ーその中で、今シーズンは開幕からアウェイで3連戦となります。開幕戦の相手であるジェフユナイテッド千葉についての印象はいかがでしょうか</span> 「物凄く力のあるチームであることは分かっていますし、昨年は凄く良い戦いを見せていたので、ベースにさらに上乗せしたような形になると思います」 「ただ、それは僕たちも同じですし、よりレベルの高い試合をお互いが見せていくことになるかなと思います」 <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ー開幕戦の千葉をはじめ、序盤戦では昇格を争うことになりそうなライバルとの試合が多い印象があります</span> 「どこが昇格を争うかということはやってみないと分からないことが多いので、そういう意識ではあまりいないです」 「ただ、序盤が大事だというのはどこが相手でも大事で、スタートダッシュを切れることは大事なので、スタートダッシュが切れれば良いシーズンになれると思います」 <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ーその点では、昨シーズンは連勝してスタートした中でその後は連敗が続いてしまいました</span> 「上から下まで力の差が大きくないリーグなので、去年8連敗した時は選手もクラブもサポーターも物凄く苦しくて、何をやっても上手く行かない感じでした」 「あれはもう経験したくないですし、あれを経験できたことは今となっては良かったとは言わないですけど、自分の中にはしっかり残っていると思います」 <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ーその経験がある中で、今シーズンは避けていくために必要なこととは何でしょうか</span> 「あの時は、自分が点を取ることが一番可能性を減らせるなと思いました。最後に連敗を止めることもそれでできました」 「チーム全体がどうすべきかは僕じゃない人が考えてくれると思うので(笑)。僕は自分の仕事に集中した方が良いなと思います」 <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ー今シーズンの個人の目標はありますか?</span> 「正直ないですね。個人的な目標はなくて、チームが優勝することだけで、優勝するためにふさわしい選手に自分がなるということですね。得点も1点でも多く取れればと思っています」 「結局1点ずつしか積み上げられないので、強いて言えば次の1点というのを目標にした方が、どの試合でもどの練習でも、常に当てはまるなと。試合中でもそういうマインドでいます」 <span class="paragraph-subtitle">古巣・愛媛に特別な想いも…「山形が勝つためにプレーするだけ」</span> <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ー今シーズンは地元でもあり古巣である愛媛FCとも対戦することになります。特別な思いがあると思いますが</span> 「思い入れのあるクラブで、自分の地元ですし、山形に移籍しましたけど、自分の中では特別なクラブであることにはずっと変わりはないです」 「対戦するという実感すらまだ湧かないんですけど、愛媛FCに対する思いというのは特別なものがあります」 「ただ、山形が勝つためにプレーするだけになると思います」 <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ー昨シーズンから、チームとして感じる今シーズンの変化はありますか?</span> 「ベースは大きくは変わらないと思います。ただ、そこを生かすための別の手段などは、去年よりは持てるという感覚がありますね」 「選手というよりは、みんながそれをミーティングなどで確認して、トライしているというところです。こういうサッカーをやるという去年からの流れがあって、より特徴が出せる選手をピンポイントで獲得したことも大きいかなと思います」 <span style="font-weight:800;color:#1a1b7d;">ーチームとしての目標はJ2優勝。改めて新シーズンに向けての意気込みをお願いします。</span> 「開幕戦は本当に大事になると思っていますし、山形からも多くのサポーターが来てくれると思っているので、勝って勢いに乗りたいと思います」 「ぜひ一緒に戦っていただけたらなと思いますし、1年間ずっとクラブの後押しをして頂いて、最終的に優勝というところに辿り着けたらと思っています」 取材・文:菅野剛史 2024.02.24 19:00 Sat
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly