睨み合いとなったクロアチアとの延長戦をクアレスマ弾でポルトガルが制す《ユーロ2016》
2016.06.26 06:46 Sun
▽ユーロ2016決勝トーナメント1回戦クロアチア代表vsポルトガル代表が25日にフェリックス・ボラールで行われ、延長戦の末に0-1としたポルトガルが6大会連続ベスト8進出を決めている。
▽4日前に行われたグループステージ最終節スペイン代表戦を2-1で競り勝って首位通過を決めたクロアチアは、スペイン戦のスタメンから5選手を変更。マンジュキッチやブロゾビッチ、ヴィダらに加え、負傷していたモドリッチが先発に戻り、ベストメンバーを送り込んだ。
▽一方、3日前に行われたグループステージ最終節ハンガリー代表戦をC・ロナウドの2ゴール1アシストの活躍で3-3と引き分けて3位通過を果たしたポルトガルは、その試合のスタメンから4選手を変更。モウティーニョ、両サイドバックのヴィエイリーニャとエリセウ、センターバックのR・カルバーリョに代えて、A・シウバ、セドリク、ラファエウ・ゲレイロ、フォンテをそれぞれ先発で起用した。
▽ハンガリー戦同様、中盤ダイヤモンド型の[4-4-2]を採用したポルトガルはC・ロナウドとナニの2トップの後方にA・シウバを配置。そのポルトガルは中盤の構成力で勝るクロアチアにボールを譲り、自陣に構えてカウンターを狙う展開とした。
▽ボールを持たされる形となったクロアチアは無理に縦パスを入れず、ポルトガルの誘いに乗らず慎重に試合を運んでいく。膠着状態に陥る中、25分にようやくポルトガルにチャンス。FKからペペがヘディングで合わせたが、枠の上に外してしまった。一方のクロアチアは30分にペリシッチがボックス右からシュートに持ち込むも枠外へ。ハーフタイムにかけても引き続きボールを持ったのはクロアチアだったが、枠内シュート0本の前半は0-0で終了した。
▽一方、引き続きボールを保持するクロアチアは61分にビッグチャンス。右サイド低い位置からのラキティッチのFKをヴィダがヘディングシュート。しかし、枠の左に外してしまった。結局、後半半ばから終盤にかけては互いにリスクを冒さなかったことで再び膠着状態に陥ってしまい、そのまま0-0で90分を終えた。
▽迎えた延長前半も両軍が慎重な戦いに徹する中、97分にクロアチアはカリニッチがボックス右へ進入するチャンスを迎える。だが、この場面も枠にシュートを飛ばすことができなかった。
▽そして迎えた延長後半8分、クロアチアに決定機が訪れる。ブロゾビッチの左CKをファーサイドのヴィダがヘディング。GKルイ・パトリシオがクロスボールの対応を誤ったことから無人のゴールに入れるだけだったが、シュートはわずかに枠の上へ外れた。さらに同11分、クロアチアはペリシッチのヘディングシュートが左ポストに阻まれてしまう。
▽するとこの直後、助かったポルトガルが値千金のゴールを奪う。レナト・サンチェスがカウンターから持ち上がって、ボックス左のナニが右足アウトでクロス。ファーサイドのC・ロナウドのシュートはGKスバシッチの好守によって止められたものの、ルーズボールをクアレスマが頭で押し込み、ポルトガルが均衡を破った。そして追加タイムのヴィダのボレーシュートがわずかに枠を外れて逃げ切ったポルトガルが6大会連続ベスト8進出を果たしている。ポルトガルは29日に準々決勝でポーランド代表と対戦する。
▽4日前に行われたグループステージ最終節スペイン代表戦を2-1で競り勝って首位通過を決めたクロアチアは、スペイン戦のスタメンから5選手を変更。マンジュキッチやブロゾビッチ、ヴィダらに加え、負傷していたモドリッチが先発に戻り、ベストメンバーを送り込んだ。
▽ハンガリー戦同様、中盤ダイヤモンド型の[4-4-2]を採用したポルトガルはC・ロナウドとナニの2トップの後方にA・シウバを配置。そのポルトガルは中盤の構成力で勝るクロアチアにボールを譲り、自陣に構えてカウンターを狙う展開とした。
▽ボールを持たされる形となったクロアチアは無理に縦パスを入れず、ポルトガルの誘いに乗らず慎重に試合を運んでいく。膠着状態に陥る中、25分にようやくポルトガルにチャンス。FKからペペがヘディングで合わせたが、枠の上に外してしまった。一方のクロアチアは30分にペリシッチがボックス右からシュートに持ち込むも枠外へ。ハーフタイムにかけても引き続きボールを持ったのはクロアチアだったが、枠内シュート0本の前半は0-0で終了した。
▽後半もクロアチアがボールを保持する中、開始5分にポルトガルのサントス監督が動く。アンドレ・ゴメスに代えてレナト・サンチェスを投入し、システムを[4-1-4-1]に変更。C・ロナウドを最前線に配し、ナニを右サイドに回した。すると57分にチャンス。ジョアン・マリオとのパス交換からペナルティアーク左のレナト・サンチェスがシュートに持ち込んだが、枠の左へ外れた。
▽一方、引き続きボールを保持するクロアチアは61分にビッグチャンス。右サイド低い位置からのラキティッチのFKをヴィダがヘディングシュート。しかし、枠の左に外してしまった。結局、後半半ばから終盤にかけては互いにリスクを冒さなかったことで再び膠着状態に陥ってしまい、そのまま0-0で90分を終えた。
▽迎えた延長前半も両軍が慎重な戦いに徹する中、97分にクロアチアはカリニッチがボックス右へ進入するチャンスを迎える。だが、この場面も枠にシュートを飛ばすことができなかった。
▽そして迎えた延長後半8分、クロアチアに決定機が訪れる。ブロゾビッチの左CKをファーサイドのヴィダがヘディング。GKルイ・パトリシオがクロスボールの対応を誤ったことから無人のゴールに入れるだけだったが、シュートはわずかに枠の上へ外れた。さらに同11分、クロアチアはペリシッチのヘディングシュートが左ポストに阻まれてしまう。
▽するとこの直後、助かったポルトガルが値千金のゴールを奪う。レナト・サンチェスがカウンターから持ち上がって、ボックス左のナニが右足アウトでクロス。ファーサイドのC・ロナウドのシュートはGKスバシッチの好守によって止められたものの、ルーズボールをクアレスマが頭で押し込み、ポルトガルが均衡を破った。そして追加タイムのヴィダのボレーシュートがわずかに枠を外れて逃げ切ったポルトガルが6大会連続ベスト8進出を果たしている。ポルトガルは29日に準々決勝でポーランド代表と対戦する。
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