ウェールズが今大会2度目の“バトル・オブ・ブリテン”制す! ベイルOG誘発で初の8強入り《ユーロ2016》
2016.06.26 03:06 Sun
▽ユーロ2016ラウンド16のウェールズ代表vs北アイルランド代表が25日にパルク・デ・プランスで行われ、ウェールズが1-0で勝利した。
▽初出場ながらグループBを首位通過したウェールズと、同じく初出場でグループCを3位通過した北アイルランドが共に初の決勝トーナメントで対峙した“バトル・オブ・ブリテン”。ウェールズはグループ最終節のロシア代表戦と全く同じ11人を起用。4戦連発の期待がかかるエースのベイルは、ラムジーと共に1トップのボークスの下に2シャドーで入った。
▽一方、粘り強い堅守を武器にドイツ代表、ポーランド代表に次ぐ3位通過を決めた北アイルランドは、最終節のドイツ戦から先発1人を変更。ワシントンに代わって10番のラファーティが1トップで起用された。
▽イギリスのEU離脱決定というビッグニュースもあって、より注目度が高まる中でスタートした今大会2度目の“バトル・オブ・ブリテン”。キックオフ直後こそ地力に勝るウェールズが押し込む入りとなったものの、最初の決定機は北アイルランドに訪れる。10分、ボックス左でコリー・エバンスのパスを受けたダラスがシュートを放つが、枠の左隅を捉えたシュートはGKヘネシーの好守に阻まれた。
▽徹底的にスペースを消すリトリート守備と要所でボールホルダーを囲い込みに行く積極的な守備を使い分ける北アイルランドの守備に手を焼くウェールズ。2シャドーのベイルとラムジーが密集を嫌って低い位置でボールを受けるが、味方の追い越す動きやサポートに乏しく、なかなかチャンスを作れない。それでも、19分にはテイラーの左クロスをボークスが頭でゴール方向に流すと、これをゴール前のラムジーが流し込む。しかし、ラムジーはオフサイドを取られて先制点とはならず。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半も試合展開に大きな変化はなし。53分には右サイドのラムジーからの好クロスをゴール前に走り込んだボークスが頭で合わせるが、ここは枠に飛ばすことができない。
▽流れを変えたいウェールズは55分にボークスを下げて、より機動力のあるロブソン=カヌを最前線に、63分には守備的MFのレドリーを下げて、アタッカーのジョナサン・ウィリアムズを投入する。58分にはボックス手前やや右の位置で得たFKを今大会すでに2本の直接FKを決めている名手ベイルが狙うも、強力なドライブ回転のかかったシュートはGKマクガバーンに弾き出された。
▽その後もこう着状態が続く中、75分に意外な形から均衡が破れる。左サイドでラムジーのスルーパスを受けたベイルが低弾道の高速クロスをGKと最終ラインの間のスペースに入れると、ゴール方向に戻ってクリアを試みたDFマッコーリーの足に当たったボールがゴールネットに吸い込まれた。
▽エースの仕掛けから相手のオウンゴールを誘発したウェールズは、その後キャプテンのアシュリー・ウィリアムズとJ・ウィリアムズが味方同士で交錯するアクシデントに見舞われるも、北アイルランドの決死のパワープレーを最後まで跳ね返し、試合は1-0のままタイムアップ。
▽グループステージのイングランド代表戦に続き北アイルランドとの“バトル・オブ・ブリテン”を制したウェールズが初のベスト8進出を果たした。そして、ウェールズは来月1日に行われる準々決勝でハンガリー代表vsベルギー代表の勝者と対戦することになる。
▽初出場ながらグループBを首位通過したウェールズと、同じく初出場でグループCを3位通過した北アイルランドが共に初の決勝トーナメントで対峙した“バトル・オブ・ブリテン”。ウェールズはグループ最終節のロシア代表戦と全く同じ11人を起用。4戦連発の期待がかかるエースのベイルは、ラムジーと共に1トップのボークスの下に2シャドーで入った。
▽イギリスのEU離脱決定というビッグニュースもあって、より注目度が高まる中でスタートした今大会2度目の“バトル・オブ・ブリテン”。キックオフ直後こそ地力に勝るウェールズが押し込む入りとなったものの、最初の決定機は北アイルランドに訪れる。10分、ボックス左でコリー・エバンスのパスを受けたダラスがシュートを放つが、枠の左隅を捉えたシュートはGKヘネシーの好守に阻まれた。
▽徹底的にスペースを消すリトリート守備と要所でボールホルダーを囲い込みに行く積極的な守備を使い分ける北アイルランドの守備に手を焼くウェールズ。2シャドーのベイルとラムジーが密集を嫌って低い位置でボールを受けるが、味方の追い越す動きやサポートに乏しく、なかなかチャンスを作れない。それでも、19分にはテイラーの左クロスをボークスが頭でゴール方向に流すと、これをゴール前のラムジーが流し込む。しかし、ラムジーはオフサイドを取られて先制点とはならず。
▽前半半ばから終盤にかけても試合は北アイルランドのペースで進む。22分にはウォードが強烈なミドルシュートでGKヘネシーを脅かす。一方、26分にようやくベイルにファーストシュートが生まれたウェールズは、ボールを持たされる状況の中で効果的なプレーを見せられず、まんまと相手の術中にハマり、前半をゴールレスで折り返すことになった。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半も試合展開に大きな変化はなし。53分には右サイドのラムジーからの好クロスをゴール前に走り込んだボークスが頭で合わせるが、ここは枠に飛ばすことができない。
▽流れを変えたいウェールズは55分にボークスを下げて、より機動力のあるロブソン=カヌを最前線に、63分には守備的MFのレドリーを下げて、アタッカーのジョナサン・ウィリアムズを投入する。58分にはボックス手前やや右の位置で得たFKを今大会すでに2本の直接FKを決めている名手ベイルが狙うも、強力なドライブ回転のかかったシュートはGKマクガバーンに弾き出された。
▽その後もこう着状態が続く中、75分に意外な形から均衡が破れる。左サイドでラムジーのスルーパスを受けたベイルが低弾道の高速クロスをGKと最終ラインの間のスペースに入れると、ゴール方向に戻ってクリアを試みたDFマッコーリーの足に当たったボールがゴールネットに吸い込まれた。
▽エースの仕掛けから相手のオウンゴールを誘発したウェールズは、その後キャプテンのアシュリー・ウィリアムズとJ・ウィリアムズが味方同士で交錯するアクシデントに見舞われるも、北アイルランドの決死のパワープレーを最後まで跳ね返し、試合は1-0のままタイムアップ。
▽グループステージのイングランド代表戦に続き北アイルランドとの“バトル・オブ・ブリテン”を制したウェールズが初のベスト8進出を果たした。そして、ウェールズは来月1日に行われる準々決勝でハンガリー代表vsベルギー代表の勝者と対戦することになる。
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