PK戦の末にスイスを下したポーランドが初の8強入り《ユーロ2016》
2016.06.26 00:50 Sun
▽ユーロ2016決勝トーナメント1回戦のスイス代表vsポーランド代表が25日にジョフロワ・ギシャールで行われ、1-1で迎えたPK戦を4-5で制したポーランドが勝利した。
▽フランス代表らと同居したグループAで2位通過したスイスと、ドイツ代表に次ぐ2位でグループCを突破したポーランドが相まみえた。1954年W杯以来の国際主要大会8強入りを狙うスイスは、GS最終節のフランス戦からエンボロに代えてセフェロビッチを起用する1点を変更。一方、3位となった1982年W杯以来の躍進を目指すポーランドは、ウクライナ戦から4選手を変更し、ピシュチェクやブワシュチコフスキらがスタメンに復帰した。
▽ユーロ決勝T初進出となった両者の対戦は、1分足らずでポーランドが決定的な場面を迎える。GKからボールを受けたDFジュルーの中途半端なバックパスにレヴァンドフスキが勢いよくプレスをかける。GKゾンマーが飛び出して何とかクリアしたが、これを拾ったミリクがすかさず無人のゴールにシュート。 しかし、これはバーの上にはずれた。
▽前半の半ばにかけては一進一退の攻防となる。ボール保持率で優位に立ったのはスイスだったが、ポーランドも縦に速いカウンターで一定の脅威を与え続ける。33分には、そのポーランドにチャンス。右サイドからのクロスをファーで受けたミリクがシュートを放ったが、これも枠に飛ばせない。
▽その後も好勝負が繰り広げられたが、39分にカウンターからチャンスを生かしたのはポーランドだった。左サイドで鋭い仕掛けを見せたグロシツキのクロスをファーで受けたブワシュチコフスキがシュート。これがGKゾンマーの股を抜いてネットを揺らした。
ポーランドもカウンターから脅威を与える。53分にはペナルティアークからブワシュチコフスキがゴール左隅にミドルシュート。しかし、これはGKゾンマーの好セーブに遭う。
▽ビハインドを背負うスイスは、ジェマイリ、メーメディと下げていき、エンボロ、デルディヨクを投入。アタッカーの枚数を増やすと、73分にはボックス右手前からリカルド・ロドリゲスが直接FKをゴール右上隅に飛ばす。だが、これはGKファビアンスキのビッグセーブを前に同点弾とはならない。
▽終盤にかけてはスイスがポーランドを押し込む。しかし、79分にFKの流れからボックス右のセフェロビッチが放ったシュートはバーに直撃。それでも、82分にはスーパーゴールで追いつく。ボックス内正面でデルディヨクが落とした浮き球をペナルティアーク付近のシャキリがジャンピングボレー。これが見事にゴール右隅に決まり、スイスが1-1とした。そして、試合はそのまま90分が終了し、延長戦にもつれ込む。
▽延長戦に入ると、両者共に再び守備の意識を高めたため、堅い展開の中で試合が進む。延長戦唯一の決定機はスイスが創出。延長後半8分、シャキリの浮き球ボールで最終ラインを破ったデルディヨクがヘッド。このシュートがゴール右を捉えたが、GKファビアンスキのビッグセーブに遭った。そして、試合は1-1のままPK戦に突入する。
▽迎えたPK戦では全員が成功したポーランドに対して、スイスは新シーズンからアーセナルでプレーするジャカが枠の左にはずして失敗。PK戦を4-5で制したポーランドが初のユーロ8強入りを果たした。
▽フランス代表らと同居したグループAで2位通過したスイスと、ドイツ代表に次ぐ2位でグループCを突破したポーランドが相まみえた。1954年W杯以来の国際主要大会8強入りを狙うスイスは、GS最終節のフランス戦からエンボロに代えてセフェロビッチを起用する1点を変更。一方、3位となった1982年W杯以来の躍進を目指すポーランドは、ウクライナ戦から4選手を変更し、ピシュチェクやブワシュチコフスキらがスタメンに復帰した。
▽前半の半ばにかけては一進一退の攻防となる。ボール保持率で優位に立ったのはスイスだったが、ポーランドも縦に速いカウンターで一定の脅威を与え続ける。33分には、そのポーランドにチャンス。右サイドからのクロスをファーで受けたミリクがシュートを放ったが、これも枠に飛ばせない。
▽その後も好勝負が繰り広げられたが、39分にカウンターからチャンスを生かしたのはポーランドだった。左サイドで鋭い仕掛けを見せたグロシツキのクロスをファーで受けたブワシュチコフスキがシュート。これがGKゾンマーの股を抜いてネットを揺らした。
▽ポーランドが1-0でリードして迎えた後半、立ち上がりに攻勢に出たのは、51分にボックス右のシャキリがGKファビアンスキのセーブを強いるシュートを放ったスイス。だが、
ポーランドもカウンターから脅威を与える。53分にはペナルティアークからブワシュチコフスキがゴール左隅にミドルシュート。しかし、これはGKゾンマーの好セーブに遭う。
▽ビハインドを背負うスイスは、ジェマイリ、メーメディと下げていき、エンボロ、デルディヨクを投入。アタッカーの枚数を増やすと、73分にはボックス右手前からリカルド・ロドリゲスが直接FKをゴール右上隅に飛ばす。だが、これはGKファビアンスキのビッグセーブを前に同点弾とはならない。
▽終盤にかけてはスイスがポーランドを押し込む。しかし、79分にFKの流れからボックス右のセフェロビッチが放ったシュートはバーに直撃。それでも、82分にはスーパーゴールで追いつく。ボックス内正面でデルディヨクが落とした浮き球をペナルティアーク付近のシャキリがジャンピングボレー。これが見事にゴール右隅に決まり、スイスが1-1とした。そして、試合はそのまま90分が終了し、延長戦にもつれ込む。
▽延長戦に入ると、両者共に再び守備の意識を高めたため、堅い展開の中で試合が進む。延長戦唯一の決定機はスイスが創出。延長後半8分、シャキリの浮き球ボールで最終ラインを破ったデルディヨクがヘッド。このシュートがゴール右を捉えたが、GKファビアンスキのビッグセーブに遭った。そして、試合は1-1のままPK戦に突入する。
▽迎えたPK戦では全員が成功したポーランドに対して、スイスは新シーズンからアーセナルでプレーするジャカが枠の左にはずして失敗。PK戦を4-5で制したポーランドが初のユーロ8強入りを果たした。
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