カシージャス、欠点とされてきた足元の技術について…「キックを任されたのは15~16歳からだった」
2016.06.25 22:40 Sat
ポルトに所属するスペイン代表GKイケル・カシージャスが、自身の欠点とされてきた足元の技術について語っている。
その類い稀なる反射神経やセービングの技術を基にして、レアル・マドリー、スペイン代表で一時代を築いたカシージャス。そんな同選手が、欠点として常々指摘されてきたのが、ゴールキックやパントキックなど足元の技術である。
スペインのサッカー誌『リベロ』とのインタビューに応じたカシージャスは、どうして足元の技術が欠点となったかを問われ、次のような見解を述べている。
「小さい頃から欠点とされてきたね。ただ、幼い頃は今とは時代が異なり、キックはGKではなくリベロが行っていたんだ。そしてカデテ(U-15~16)から、監督からリベロではなく、僕がボールを蹴らなければいけないと言われた。しかし、つま先で蹴ったボールはあらゆる方向に飛んで行ったよ。キックは教えられてこなかったからね」
「GKがサイドを狙って正確にキックするようになったのは、グアルディオラが監督となった後だと思う。スペイン代表に関して言えば、6年前からそうするようになった」
カシージャスがキックの代わりに得意とするのは、スローインだ。レアル・マドリー時代、その手でボールを届けた最たる選手は、ジネディーヌ・ジダン現レアル監督だった。
「キックよりも手でボールを送る方が好きだ。マドリーのトップチームに昇格したときには、ジダンがピッチ上に君臨していたが、僕のスローインについて唯一注文をつけたのが彼だったね。ジダンは僕がボールを手に持ったとき、自分だけに投げてくれと求めてきたんだ」
「ビデオで振り返れば分かると思うけど、僕のスローインの対象は常にジダンであり続けた。そうしないと、彼は苛立ちを露わにしたんだよ」
また、ジダン監督の性格についても説明している。
「選手時代のジズーはロッカールームで多くを語るタイプではなかった。フェルナンド・イエロのように、率先して口を開く人物ではなかったね。だけどコーチとしては、選手に落ち着くよう促したり、自分の望みをはっきりと口にしていると思う」
提供:goal.com
その類い稀なる反射神経やセービングの技術を基にして、レアル・マドリー、スペイン代表で一時代を築いたカシージャス。そんな同選手が、欠点として常々指摘されてきたのが、ゴールキックやパントキックなど足元の技術である。
スペインのサッカー誌『リベロ』とのインタビューに応じたカシージャスは、どうして足元の技術が欠点となったかを問われ、次のような見解を述べている。
「小さい頃から欠点とされてきたね。ただ、幼い頃は今とは時代が異なり、キックはGKではなくリベロが行っていたんだ。そしてカデテ(U-15~16)から、監督からリベロではなく、僕がボールを蹴らなければいけないと言われた。しかし、つま先で蹴ったボールはあらゆる方向に飛んで行ったよ。キックは教えられてこなかったからね」
「GKがサイドを狙って正確にキックするようになったのは、グアルディオラが監督となった後だと思う。スペイン代表に関して言えば、6年前からそうするようになった」
カシージャスがキックの代わりに得意とするのは、スローインだ。レアル・マドリー時代、その手でボールを届けた最たる選手は、ジネディーヌ・ジダン現レアル監督だった。
「キックよりも手でボールを送る方が好きだ。マドリーのトップチームに昇格したときには、ジダンがピッチ上に君臨していたが、僕のスローインについて唯一注文をつけたのが彼だったね。ジダンは僕がボールを手に持ったとき、自分だけに投げてくれと求めてきたんだ」
「ビデオで振り返れば分かると思うけど、僕のスローインの対象は常にジダンであり続けた。そうしないと、彼は苛立ちを露わにしたんだよ」
また、ジダン監督の性格についても説明している。
「選手時代のジズーはロッカールームで多くを語るタイプではなかった。フェルナンド・イエロのように、率先して口を開く人物ではなかったね。だけどコーチとしては、選手に落ち着くよう促したり、自分の望みをはっきりと口にしていると思う」
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