途中出場の“クバ”弾でポーランドが2位通過! 決勝T1回戦でスイスとの対戦決定《ユーロ2016》
2016.06.22 02:56 Wed
▽ユーロ2016グループC第3節のウクライナ代表vsポーランド代表が21日にベロドロームで行われ、ポーランドが1-0で勝利した。この結果、ポーランドの2位通過が決定した。
▽第2戦で優勝候補のドイツ代表と引き分けたポーランドは、ここまで1勝1分けの2位に付けており、決勝トーナメント進出に大きく近づいている。迎えた最終節では、2連敗で既にグループステージ敗退が決定しているウクライナと対戦した。前節からのメンバー変更は4点。ピシュチェクとブワシュチコフスキのベテランがベンチスタートとなり、チアゴ・ランジェウとジエリンスキが先発に入った。
▽試合は立ち上がりから両者に決定機が生まれるオープンな展開となった。開始3分にボックス左に抜け出したミリクがGKピアトフと一対一のチャンスを得るが、やや淡泊なフィニッシュはGKピアトフの正面を突く。直後の4分にはボックス左からミリクが入れた折り返しのボールを、ゴール前フリーのレヴァンドフスキがダイレクトで合わすが、このイージーなフィニッシュをクロスバーの上に外してしまった。
▽一方、既に敗退が決まっているウクライナは、前節から5人を入れ替えたフレッシュな布陣で思い切りの良いプレーを見せると、ゾズリャやヤルモレンコ、コノプリャンカらの攻撃陣が良い形でフィニッシュに絡んでいく。17分にはロタンのスルーパスに抜け出したヤルモレンコがボックス右でGKファビアンスキと一対一のチャンスを迎えるが、左足のシュートは枠の左に外れた。
▽前半半ばから終盤にかけてもボールが行ったり、来たりする落ち着かない展開が続く。この流れの中でシンプルにサイドアタックを繰り出すウクライナが、徐々に相手を押し込んでいく。29分にボックス付近からコノプリャンカが際どいミドルシュートを放つと、その後もサイドを深くえぐって際どいクロスを供給していくが、相手守備の粘り強い対応に遭い、前半はゴールレスで終了した。
▽後半も開始直後にコノプリャンカの左クロスからジンチェンコに際どいヘディングシュートを許すなど、押し込まれる入りが続くポーランドだったが、セットプレーからスコアを動かす。54分、右CKの場面でショートコーナーを選択すると、ボックス右でミリクからパスを受けたブワシュチコフスキが鋭い切り返しでDFロタンを外し、強烈な左足のシュートをゴール左隅に突き刺した。
▽途中出場のベテランの値千金の一撃で先制に成功したポーランドは、56分にもレヴァンドフスキのスルーパスに抜け出したカプスツカに追加点のチャンスも、ここはGKとの一対一を決め切れない。この絶好機を逸したポーランドは、時間の経過と共に再び押し込まれ始める。
▽前半同様に主導権を握って攻め続けるウクライナは、70分過ぎにジンチェンコを下げてコヴァレンコを投入。80分には右サイドからのクロスをゴール前のゾズリャが頭で合わすが、これはわずかに枠の左。続く82分にはボックス手前のロタンが枠の右隅を捉えた強烈なミドルシュートを放つが、今度はGKファビアンスキのビッグセーブに阻まれた。
▽その後も粘り強い守備でウクライナの反撃を凌ぎ切ったポーランドは、同時刻に行われた試合で勝利した首位のドイツに得失点差で及ばなかったものの、2位で初の決勝トーナメント進出を果たした。ポーランドは、25日に行われる決勝トーナメント1回戦でグループAで2位のスイス代表と対戦することが決定している。一方、敗れたウクライナは、3連敗に加えて無得点で大会を去ることになった。
▽第2戦で優勝候補のドイツ代表と引き分けたポーランドは、ここまで1勝1分けの2位に付けており、決勝トーナメント進出に大きく近づいている。迎えた最終節では、2連敗で既にグループステージ敗退が決定しているウクライナと対戦した。前節からのメンバー変更は4点。ピシュチェクとブワシュチコフスキのベテランがベンチスタートとなり、チアゴ・ランジェウとジエリンスキが先発に入った。
▽一方、既に敗退が決まっているウクライナは、前節から5人を入れ替えたフレッシュな布陣で思い切りの良いプレーを見せると、ゾズリャやヤルモレンコ、コノプリャンカらの攻撃陣が良い形でフィニッシュに絡んでいく。17分にはロタンのスルーパスに抜け出したヤルモレンコがボックス右でGKファビアンスキと一対一のチャンスを迎えるが、左足のシュートは枠の左に外れた。
▽前半半ばから終盤にかけてもボールが行ったり、来たりする落ち着かない展開が続く。この流れの中でシンプルにサイドアタックを繰り出すウクライナが、徐々に相手を押し込んでいく。29分にボックス付近からコノプリャンカが際どいミドルシュートを放つと、その後もサイドを深くえぐって際どいクロスを供給していくが、相手守備の粘り強い対応に遭い、前半はゴールレスで終了した。
▽迎えた後半、勝ち点3がほしいポーランドは、トップ下で精彩を欠いたジエリンスキを諦めてハーフタイム明けにブワシュチコフスキを投入。この交代で右ウイングのミリクがトップ下にスライドし、ブワシュチコフスキが右ウイングに入った。
▽後半も開始直後にコノプリャンカの左クロスからジンチェンコに際どいヘディングシュートを許すなど、押し込まれる入りが続くポーランドだったが、セットプレーからスコアを動かす。54分、右CKの場面でショートコーナーを選択すると、ボックス右でミリクからパスを受けたブワシュチコフスキが鋭い切り返しでDFロタンを外し、強烈な左足のシュートをゴール左隅に突き刺した。
▽途中出場のベテランの値千金の一撃で先制に成功したポーランドは、56分にもレヴァンドフスキのスルーパスに抜け出したカプスツカに追加点のチャンスも、ここはGKとの一対一を決め切れない。この絶好機を逸したポーランドは、時間の経過と共に再び押し込まれ始める。
▽前半同様に主導権を握って攻め続けるウクライナは、70分過ぎにジンチェンコを下げてコヴァレンコを投入。80分には右サイドからのクロスをゴール前のゾズリャが頭で合わすが、これはわずかに枠の左。続く82分にはボックス手前のロタンが枠の右隅を捉えた強烈なミドルシュートを放つが、今度はGKファビアンスキのビッグセーブに阻まれた。
▽その後も粘り強い守備でウクライナの反撃を凌ぎ切ったポーランドは、同時刻に行われた試合で勝利した首位のドイツに得失点差で及ばなかったものの、2位で初の決勝トーナメント進出を果たした。ポーランドは、25日に行われる決勝トーナメント1回戦でグループAで2位のスイス代表と対戦することが決定している。一方、敗れたウクライナは、3連敗に加えて無得点で大会を去ることになった。
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