【コパ・アメリカ グループB総括】ブラジルまさかの敗退、ペルー、エクアドルが突破
2016.06.16 06:31 Thu
チーム | Pts | 試 | +/- | |
---|---|---|---|---|
1 | PER | 7 | 3 | 2 |
2 | ECU | 5 | 3 | 4 |
3 | BRA | 4 | 3 | 5 |
4 | HTI | 0 | 3 | -11 |
▽王国ブラジルの突破が堅いかと思われたグループだったが、まさかの敗退に終わった。一方、若手主体で挑んだペルーが首位通過を果たし、実力通りの力を発揮したエクアドルが2位通過となった。
▽初戦のエクアドル戦を低調なゴールレスドローで終えて躓いたブラジルは、続くハイチ戦こそ7発圧勝したものの、最終戦のペルー戦を疑惑のゴールで競り負け、29年ぶりのグループステージ敗退となった。FWネイマールやMFドグラス・コスタを欠いたチームは、FWガブリエウやMFリマら若手に期待が懸かったが、いずれも不発に終わり、守備を固めてきた相手を崩す術を持ち合わせていなかった。リスクを排除したポジション固定のサッカーに見切りを付けたブラジルサッカー協会は屈辱の敗退を受けて、ドゥンガ監督を解任している。
▽ペルーに続いたのは堅守速攻を武器に安定した戦いを見せたエクアドルだ。FWエネルとMFアントニオのバレンシア・コンビがMFモンテーロと共に実力をしっかりと示し、攻撃面で違いを生んだ。彼らのスピードを生かした攻めでペルー、ハイチからゴールをもぎ取った。ロシア・ワールドカップ予選で2位に位置する好調エクアドルが、7大会ぶりに決勝トーナメント進出を果たした。初戦のペルー戦でこそ健闘したハイチだったが、全敗に終わり、予想通りの最下位に終わっている。
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