【ユーロ2016チーム紹介(9)】~ドイツ~優勝候補筆頭の世界王者
2016.06.12 17:00 Sun
▽負傷者が相次いだ予選の当初こそ煮え切らない戦い(1勝1分け1敗)が続いたものの、最終的に7勝1分け2敗でグループDを首位通過。2014年ブラジル・ワールドカップを制覇したチームの総合力を改めて示した。
▽選手の顔ぶれは、ラーム(バイエルン)など一部の主力が去ったものの、ワールドカップ優勝経験者がズラリと並ぶ。また、リロイ・ザネ(シャルケ)やヴァイグル(ドルトムント)といったホープもメンバー入り。選手層、経験値を鑑みても、今大会の優勝候補筆頭だ。
◆基本布陣【4-2-3-1】
▽基本布陣は[4-2-3-1]だが、[3-4-3]もオプションの1つ。チームスタイルもブラジル・ワールドカップからほぼ不変で、ポゼッションを軸としつつ、鋭利な速攻にも移れる柔軟性は今もなお健在。この2年で大きく変わったのは、典型的なセンターFWを置かないゼロトップ戦術がファーストタクティクスになっていることぐらいだ。
◆チーム分析
▽守備陣には、選手の最盛期を迎えたジェローム・ボアテング(バイエルン)とフンメルス(ドルトムント)のセンターバックコンビや、世界最高のGKと評されるノイアー(バイエルン)がレギュラーの座に君臨する。ただ、ラームが去って以降、ワールドクラスのサイドバックが見当たらない点が気がかりなところだ。
▽中盤に関しては、登録メンバーからロイス(ドイツ)が漏れたことからもわかるとおり、若手からベテランまで分厚い選手層を誇る。強いていえば、司令塔を担うクロース(レアル・マドリー)に代わる選手がいない点が不安材料か。仮にクロースを失うことになれば、レーブ監督の引き出しの多さが鍵を握ることになるだろう。
[FW]★★★☆☆
▽各ポジションの中で最も心許ないのがFW陣だ。今大会に向け、今シーズンのトルコリーグで得点王(27得点)に輝いたゴメス(ベシクタシュ)を呼び戻したのの、クローゼ(ラツィオ)の代表引退後は新たなセンターFW発掘に苦しんでいる。偽9番の担い手であったゲッツェ(バイエルン)がシーズン終盤に負傷で実践から遠ざかっていた点も、不安材料といえるだろう。
▽選手の顔ぶれは、ラーム(バイエルン)など一部の主力が去ったものの、ワールドカップ優勝経験者がズラリと並ぶ。また、リロイ・ザネ(シャルケ)やヴァイグル(ドルトムント)といったホープもメンバー入り。選手層、経験値を鑑みても、今大会の優勝候補筆頭だ。
(C)CWS Brains,LTD.
▽基本布陣は[4-2-3-1]だが、[3-4-3]もオプションの1つ。チームスタイルもブラジル・ワールドカップからほぼ不変で、ポゼッションを軸としつつ、鋭利な速攻にも移れる柔軟性は今もなお健在。この2年で大きく変わったのは、典型的なセンターFWを置かないゼロトップ戦術がファーストタクティクスになっていることぐらいだ。
◆チーム分析
(C)CWS Brains,LTD.
[GK/DF]★★★★☆▽守備陣には、選手の最盛期を迎えたジェローム・ボアテング(バイエルン)とフンメルス(ドルトムント)のセンターバックコンビや、世界最高のGKと評されるノイアー(バイエルン)がレギュラーの座に君臨する。ただ、ラームが去って以降、ワールドクラスのサイドバックが見当たらない点が気がかりなところだ。
[MF]★★★★★
▽中盤に関しては、登録メンバーからロイス(ドイツ)が漏れたことからもわかるとおり、若手からベテランまで分厚い選手層を誇る。強いていえば、司令塔を担うクロース(レアル・マドリー)に代わる選手がいない点が不安材料か。仮にクロースを失うことになれば、レーブ監督の引き出しの多さが鍵を握ることになるだろう。
[FW]★★★☆☆
▽各ポジションの中で最も心許ないのがFW陣だ。今大会に向け、今シーズンのトルコリーグで得点王(27得点)に輝いたゴメス(ベシクタシュ)を呼び戻したのの、クローゼ(ラツィオ)の代表引退後は新たなセンターFW発掘に苦しんでいる。偽9番の担い手であったゲッツェ(バイエルン)がシーズン終盤に負傷で実践から遠ざかっていた点も、不安材料といえるだろう。
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