【なでしこジャパンプレビュー】収穫と反省を生かしたテストを
2016.06.05 22:22 Sun
▽3日に初陣を迎えた高倉麻子監督率いるなでしこジャパンが、再び世界女王のアメリカ女子代表と対戦する。場所は、オハイオ州・クリーブランドに移動し、約7万人が収容できるスタジアムだ。
▽3日の試合では、FW岩渕真奈のゴールで先制すると、流れるような展開からFW大儀見優季がゴールを記録。2点を先行することに成功した。
▽しかし、前半のうちにFWモーガンに得点を許すと、後半早々には大儀見が軽率なファウルで2度目の警告を受けて数的不利に。その後2失点を喫し逆転を許してしまったが、途中出場のFW横山久美が値千金の同点ゴール。3-3のドローに終わった。
◆収穫と反省の初陣
▽高倉監督が率いるなでしこジャパンの最初のメンバーには、DF佐々木繭、MF千葉園子の初招集2名が名を連ねた。MF中里優も終盤に途中出場でデビュー。新たな選手を試せたことは大きな収穫といえるだろう。
▽千葉は2点目の流れに絡んだ他、前線でのプレスやポジション取りなど、随所に良さを出せていた。代表初キャップということを考えると、上々の出来だろう。佐々木は1失点目に繋がるピューの突破を許したが、年齢と経験値を考えれば今後の活躍にも期待が持てる。
▽一方で、3連続失点を喫してしまったことは反省すべき点だろう。クロスの対応の悪さは、佐々木則夫前監督時代からの課題であり、2点目のモーガン、3点目のホランが頭で決めたことは、今後の修正点となるだろう。
▽リオ・デ・ジャネイロ五輪に出場できないなでしこジャパンにとって、目標は来年の女子ワールドカップだ。そのためのテストマッチという位置づけを考えれば、第2戦でも色々なテストを行いたい。
▽メンバーとしては、初戦に出場しなかった選手が多く起用されることになるだろう。途中出場で決勝点を奪ったFW横山久美もスタメンに名を連ねるのではないだろうか。いずれにしても、現在地を測ること、そして試合の展開に合わせて判断することが求められる。初戦で見せた粘り、アメリカ相手に先行した戦いを再び見せられるかに注目だ。
▽3日の試合では、FW岩渕真奈のゴールで先制すると、流れるような展開からFW大儀見優季がゴールを記録。2点を先行することに成功した。
▽しかし、前半のうちにFWモーガンに得点を許すと、後半早々には大儀見が軽率なファウルで2度目の警告を受けて数的不利に。その後2失点を喫し逆転を許してしまったが、途中出場のFW横山久美が値千金の同点ゴール。3-3のドローに終わった。
▽高倉監督が率いるなでしこジャパンの最初のメンバーには、DF佐々木繭、MF千葉園子の初招集2名が名を連ねた。MF中里優も終盤に途中出場でデビュー。新たな選手を試せたことは大きな収穫といえるだろう。
▽千葉は2点目の流れに絡んだ他、前線でのプレスやポジション取りなど、随所に良さを出せていた。代表初キャップということを考えると、上々の出来だろう。佐々木は1失点目に繋がるピューの突破を許したが、年齢と経験値を考えれば今後の活躍にも期待が持てる。
▽一方で、3連続失点を喫してしまったことは反省すべき点だろう。クロスの対応の悪さは、佐々木則夫前監督時代からの課題であり、2点目のモーガン、3点目のホランが頭で決めたことは、今後の修正点となるだろう。
◆2戦目は新たなテストを
▽リオ・デ・ジャネイロ五輪に出場できないなでしこジャパンにとって、目標は来年の女子ワールドカップだ。そのためのテストマッチという位置づけを考えれば、第2戦でも色々なテストを行いたい。
▽メンバーとしては、初戦に出場しなかった選手が多く起用されることになるだろう。途中出場で決勝点を奪ったFW横山久美もスタメンに名を連ねるのではないだろうか。いずれにしても、現在地を測ること、そして試合の展開に合わせて判断することが求められる。初戦で見せた粘り、アメリカ相手に先行した戦いを再び見せられるかに注目だ。
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