チェコとのPK戦を制したポルトガルが3位でフィニッシュ《トゥーロン国際大会》

2016.05.30 01:52 Mon
Getty Images
▽トゥーロン国際大会3位決定戦のU-20チェコ代表vsU-20ポルトガル代表が29日に行われ、1-1で90分を終えたPK戦の末、ポルトガルが4-2で勝利した。

▽グループAを2勝1分1敗で終えた2位チェコとBグループを3勝1敗で終えた2位ポルトガルが相見えた3位決定戦は、序盤から両チーム共にゴールに迫っていく。まずは、12分にポルトガルがチャンスを創出。左サイドのバルデのアーリークロスにジョアン・ペドロがヘッド。するとチェコも仕返しとばかりに17分、フルネクがボックス右手前から強烈なミドルシュートを浴びせるが、どちらのシュートもGKの好守に阻まれる。


▽前半半ばから一進一退の攻防を見せる両チームだったが、均衡を先に破ったのはチェコ。33分、敵陣中央からドリブルで仕掛けてペナルティアーク付近で左足を一閃。これがゴール右隅に決まった。

▽先制を許したポルトガルだったが、直後に試合を振り出しに戻す。36分左サイドでエンリケがクロス。これがDFとGKの間を突く絶妙なクロスとなり、最後はジョアン・ペドロが走り込んで頭で合わせた。
▽迎えた後半、球際で激しさを見せる両チームだったが、最後のところで精彩を欠き、なかなかゴールネットを揺らすことができない。それでも、両チーム交代カードを使って得点を奪いにいく中、終了間際の83分にチェコが決定機。左サイドからのセットプレーからファーでカサが右足で押し込むが、これはわずかにオフサイド。試合の行方はPK戦へ委ねられる。

▽そのPK戦は先攻のポルトガルが5人中4人が成功した一方、後攻のチェコは5人中2人が失敗。ポルトガルがPK戦まで縺れた試合を制して3位で大会を終えた。
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