PK戦までもつれ込んだダービーを制したレアル・マドリーが2年ぶり11度目の戴冠!《CL》

2016.05.29 07:00 Sun
Getty Images
▽2015-16シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝、レアル・マドリーとアトレティコ・マドリーによる“マドリッド・ダービー”が28日にミラノのサン・シーロで行われ、1-1のイーブンのまま120分間の戦いが終了。その後、PK戦を5-3で制したレアル・マドリーが2年ぶり11度目の優勝を果たした。
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▽2年ぶり11度目のCL制覇を目指すマドリーは、マンチェスター・シティとの準決勝を2戦合計1-0で勝利し、2年ぶりのファイナル進出を決めた。常勝を義務付けられた“白い巨人”は、今シーズン獲得可能な唯一のタイトルであるCL制覇に向けて宿敵との大一番に臨んだ。ファイナルに向けては負傷のヴァランを除く全選手が起用可能となり、直近のデポルティボ戦と同じ11人がピッチに立ち、コンディションが懸念されたエースのクリスティアーノ・ロナウドもベンゼマとベイルと共に3トップに入った。

▽一方、優勝候補筆頭のバイエルンとの死闘を制したアトレティコは、こちらも2年ぶりのファイナル進出。2年前の決勝で後半終了間際の同点弾によって延長戦に持ち込まれた末に敗れた宿敵に借りを返すことで、悲願の初優勝を目指した。今季のリーガで1勝1分けと勝ち越している勢いを生かしたいシメオネ監督率いるチームは、出場停止者および負傷者なしという盤石の状態でこの一戦に臨んだ。注目の先発メンバーでは、ホセ・ヒメネスに代わってサビッチが起用されたものの、それ以外はゴディンやガビ、コケといったベストメンバーが並び、トーレスとグリーズマンの新旧エースが2トップを組んだ。

▽紅白に染まった“カルチョのスカラ座”で幕を開けた2015-16シーズンのCLファイナルは、キックオフ直後から球際で激しくやり合うダービーらしい堅い展開となった。開始5分に右サイドのサウール・ニゲスのクロスからボックス内のコケが、両チームを通じて最初のシュートを放つと、直後の6分にマドリーに最初の決定機が訪れる。ボックス手前右で得たFKの場面でベイルのインスウィングの低いクロスをベンゼマがワンタッチで合わすも、これはGKオブラクの素早いレスポンスを前に弾き出された。

▽最初の決定機を逸したマドリーだったが、相手のお株を奪うセットプレーから2度目のチャンスをモノにする。15分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でクロースがインスウィングのボールを入れると、ニアサイドでフリーのベイルがバックヘッドで流したボールをゴール前に詰めたセルヒオ・ラモスが左足で押し込んだ。
▽2年前のファイナルで値千金の同点弾を決めたカピターノのゴールで先手を奪ったマドリーは、ここからややペースを落としてゲームをコントロールしにかかる。対してアトレティコは攻撃に出ていくが、中盤でのロストや連係ミスが目立ち、2トップに良い形でボールを供給できない。それでも、30分過ぎにボックス付近で受けたグリーズマンにシュートチャンスが訪れるが、相手GKケイロル・ナバスを脅かすまでには至らず。

▽前半終盤にかけては引いて構えるマドリーに対して、アトレティコがボールを保持して攻める普段のダービーであまり見られない展開が続く。マドリーの守備は必ずしもタイトではなかったが、オフ・ザ・ボールの動きに欠けるアトレティコの攻撃は機能しない。要所でカゼミロの脇のスペースでクサビのパスを引き出したグリーズマンがシュートを放つも、前半のうちに追いつくことはできなかった。

▽迎えた後半、ビハインドを追うアトレティコはアウグスト・フェルナンデスを下げてハーフタイム明けに個での打開が期待できるアタッカーのカラスコを投入。この交代で1トップにトーレス、アンカーにガビ、2列目に右からグリーズマンとコケ、サウール、カラスコが並ぶ[4-1-4-1]の布陣に変更した。

▽このシステム変更とハーフタイムの闘将の檄で本来の姿を取り戻したアトレティコは、キックオフ直後から攻勢を見せると、いきなり絶好の同点機が訪れる。ボックス中央でグリーズマンのグラウンダーのパスに反応したトーレスが、DFペペの前に身体を入れてうまくファウルを誘ってPK獲得。しかし、キッカーのグリーズマンが左足で放ったシュートはクロスバーを叩き、この絶好機を逸した。

▽それでも、勢いを失わずに攻勢を続けるアトレティコは、54分にセットプレーの流れからサビッチ、さらにサイドを起点にコケとサウールが続け様にシュートを放つが、、いずれも枠を捉え切ることができない。すると、攻めあぐねたアトレティコは、徐々に勢いを失っていた。

▽一方、後半立ち上がりにカルバハルが負傷交代を強いられるなど、厳しい展開を強いられたマドリーだが、粘り強い守備で耐える。すると、徐々に盛り返したチームは、70分にボックス右に抜け出したベンゼマに2点目のチャンス。だが、ここはGKオブラクの果敢な飛び出しに阻まれる。

▽その後、疲れの見え始めたマドリーは、72分と77分にクロースとベンゼマを下げてフレッシュなイスコとルーカス・バスケスを投入し、逃げ切りを図る。78分にはボックス内でC・ロナウドとベイルに続けて決定機も、ベイルのシュートがゴールライン手前でDFサビッチにクリアされるなど、試合を決めることができない。

▽絶体絶命のピンチを凌いだアトレティコは、この直後に試合を振り出しに戻す。79分、コケの浮き球パスに抜け出したフアンフランが右サイド深くで高速クロスを入れると、これをゴール前に走り込んだカラスコがスライディングシュートで押し込んだ。

▽土壇場で振り出しに戻った試合は、ここからさらにヒートアップを見せるも、互いに決め手を欠いて90分間での決着とはならず。2年前のファイナルと同様に延長戦へと突入した。

▽90分間の激闘を終え、心身ともに消耗が目立つ両チームだが、タイトル獲得に向けて必死のプレーを見せる。だが、互いにボックス付近までボールを運ぶものの、最後の場面で精度を欠き、なかなか良い形でフィニッシュまで持ち込めない。延長後半にはタフなアトレティコにもフィリペ・ルイスとコケが続けて負傷交代を強いられ、試合は延長戦でも決着が着かず。ビッグイヤーの行方は、PK戦に委ねられることになった。

▽運命のPK戦では互いに3人目まで成功する。だが、4人目で先攻のマドリーのセルヒオ・ラモスが決めたのに対し、後攻のアトレティコはフアンフランが左ポストに当ててしまい、失敗。そして、決めれば優勝というプレッシャーのかかる5人目を務めたのは、エースのC・ロナウド。流れの中ではなかなか見せ場を作れなかったポルトガル代表FWは、この場面できっちり右隅にシュートを突き刺し、勝負あり。PK戦までもつれこんだ激闘を制したマドリーが、2年ぶり11度目のCL制覇を達成した。

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