C・ロナウド2発などでレアル・マドリーがバレンシア撃破! 優勝争いは最終節でバルサとの一騎打ちへ《リーガエスパニョーラ》
2016.05.09 02:02 Mon
▽リーガエスパニョーラ第37節が8日に行われ、2位のレアル・マドリーが9位のバレンシアを本拠地のサンチャゴ・ベルナベウに迎えた一戦は、3-2でマドリーが勝利した。
▽小雨が降る中で迎えた一戦は、立ち上がりから高いインテンシティを見せたマドリーが試合の主導権を掌握。ボールを失ってもハーフウェイラインより前で奪い返し、敵陣でプレーを続けていく。しかし、10分にドリブルで中央を持ち上がったカゼミロがミドルシュートを放った以外では、うまくチャンスを作りきれずにいた。
▽その後はバレンシアに流れを渡す時間もあり、拮抗した状況が続く。その中でマドリーは25分、クロースのパスをボックス内で受けたC・ロナウドがシュートに持ち込むも、GKジエゴ・アウベスに阻止される。この試合最初のチャンスを逸したエースだったが、その直後に訪れた機会は逃さなかった。26分、マルセロのパスをボックス手前で受けたC・ロナウドが右足のシュートをゴール左隅に突き刺し、マドリーが先制する。
▽先制後も攻撃の手を緩めないマドリーは33分、ボックス手前左からマルセロが送ったクロスをL・バスケスがヘディングで合わせるも、ゴール右隅を捉えたボールはGKジエゴ・アウベスの好守に遭った。すると37分にピンチを迎える。パレホのスルーパスでボックス中央に抜け出したアルカセルがシュートではなく横にリターン。これはパレホに合わず、流れたボールをカンセロが左足でループシュートするが、枠を外してしまった。
▽迎えた後半、バレンシアはカンセロと負傷したアブデヌールを下げ、アンドレ・ゴメスとサンティ・ミナを投入。E・ペレスをセンターバック、ハビ・フエゴをアンカーにそれぞれ1列下げた。開始早々にベンゼマに決定的なヘディングシュートを打たれたが、GKジエゴ・アウベスのビッグセーブで防ぐと反撃を開始。53分にパレホが直接狙ったFKはクロスバーに弾かれ、54分にアンドレ・ゴメスが放った強烈なミドルシュートはGKカシージャの好守に阻まれた。
▽攻勢に出るバレンシアは55分、左サイドで仕掛けたアンドレ・ゴメスのクロスがクリアされるも、ボックス手前のこぼれ球に反応したフリーのロドリゴ・モレノが左足を振り抜き、ゴール右に突き刺した。
▽1点を返されたマドリーは57分、ボックス右でフリーのL・バスケスがシュートを放つも、GKジエゴ・アウベスの正面。それでも59分、ハメスのスルーパスに抜け出したC・ロナウドがボックス左に侵入し、左足のシュートを決めてチームに3点目をもたらした。
▽再び2点差とした中、ジダン監督は64分に負傷明けのベンゼマを下げてコバチッチを投入。ハメスを左ウイング、C・ロナウドを中央にそれぞれ回す。GKカシージャの好守で失点を防ぐマドリーは、75分のピンチをアンドレ・ゴメスのシュートミスで逃れると、その直後に負傷した様子のL・バスケスからヘセ・ロドリゲスに入れ替える。79分にはC・ロナウドに代えて今季限りで退団するアルベロアを送り出し、ホーム最終戦に詰め掛けたサポーターが17番の大弾幕とともに大歓声を送った。
▽諦めないバレンシアは80分、右サイドのサンティ・ミナが入れたクロスをロドリゴ・モレノが左足で合わせるも、GKカシージャのビッグセーブに防がれる。しかし、このプレーで得たCKの流れからアンドレ・ゴメスが見事なコントロールシュートをゴール右上に決めた。
▽再び1点差に詰め寄ったバレンシアだったが、83分にロドリゴ・モレノが原因不明の一発レッドで退場処分となり、数的不利を強いられる。結局、試合はこのまま終了。11連勝を飾ったマドリーは、すでに降格が決定しているレバンテに逆転負けを喫したアトレティコ・マドリーを抜いて2位に浮上した。勝ち点1差で首位のバルセロナを追う展開が最後まで続いた中、最終節ではデポルティボとのアウェイゲームが控えている。
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▽1週間前のソシエダ戦を1-0で制し、怒涛の10連勝で勝ち点1差の上位2つを追うマドリーは、4日前のCLマンチェスター・シティ戦も完勝して2季ぶりの決勝進出を果たした。しかし、逆転優勝を目指す上でGKケイロル・ナバスとカルバハル、ベイルが負傷欠場となり、モドリッチもオーバワークにより欠場となった中、ジダン監督はシティ戦からスタメンを7人変更。ベンゼマとカゼミロが負傷から先発に復帰し、GKカシージャやダニーロ、ハメス・ロドリゲスらもスタメンに名を連ねた。▽その後はバレンシアに流れを渡す時間もあり、拮抗した状況が続く。その中でマドリーは25分、クロースのパスをボックス内で受けたC・ロナウドがシュートに持ち込むも、GKジエゴ・アウベスに阻止される。この試合最初のチャンスを逸したエースだったが、その直後に訪れた機会は逃さなかった。26分、マルセロのパスをボックス手前で受けたC・ロナウドが右足のシュートをゴール左隅に突き刺し、マドリーが先制する。
▽先制後も攻撃の手を緩めないマドリーは33分、ボックス手前左からマルセロが送ったクロスをL・バスケスがヘディングで合わせるも、ゴール右隅を捉えたボールはGKジエゴ・アウベスの好守に遭った。すると37分にピンチを迎える。パレホのスルーパスでボックス中央に抜け出したアルカセルがシュートではなく横にリターン。これはパレホに合わず、流れたボールをカンセロが左足でループシュートするが、枠を外してしまった。
▽リードを保つマドリーは、前半の終盤に追加点を奪う。42分、左サイドで仕掛けたC・ロナウドのクロスをベンゼマが巧みに右足で合わせるも、これはGKジエゴ・アウベスの好反応に阻止される。しかし、こぼれ球にクロースとE・ペレスが反応すると、E・ペレスに当たったボールが運良くゴール前のベンゼマへ。ベンゼマは難なくシュートを流し込み、マドリーがリードを広げて前半を終えた。
▽迎えた後半、バレンシアはカンセロと負傷したアブデヌールを下げ、アンドレ・ゴメスとサンティ・ミナを投入。E・ペレスをセンターバック、ハビ・フエゴをアンカーにそれぞれ1列下げた。開始早々にベンゼマに決定的なヘディングシュートを打たれたが、GKジエゴ・アウベスのビッグセーブで防ぐと反撃を開始。53分にパレホが直接狙ったFKはクロスバーに弾かれ、54分にアンドレ・ゴメスが放った強烈なミドルシュートはGKカシージャの好守に阻まれた。
▽攻勢に出るバレンシアは55分、左サイドで仕掛けたアンドレ・ゴメスのクロスがクリアされるも、ボックス手前のこぼれ球に反応したフリーのロドリゴ・モレノが左足を振り抜き、ゴール右に突き刺した。
▽1点を返されたマドリーは57分、ボックス右でフリーのL・バスケスがシュートを放つも、GKジエゴ・アウベスの正面。それでも59分、ハメスのスルーパスに抜け出したC・ロナウドがボックス左に侵入し、左足のシュートを決めてチームに3点目をもたらした。
▽再び2点差とした中、ジダン監督は64分に負傷明けのベンゼマを下げてコバチッチを投入。ハメスを左ウイング、C・ロナウドを中央にそれぞれ回す。GKカシージャの好守で失点を防ぐマドリーは、75分のピンチをアンドレ・ゴメスのシュートミスで逃れると、その直後に負傷した様子のL・バスケスからヘセ・ロドリゲスに入れ替える。79分にはC・ロナウドに代えて今季限りで退団するアルベロアを送り出し、ホーム最終戦に詰め掛けたサポーターが17番の大弾幕とともに大歓声を送った。
▽諦めないバレンシアは80分、右サイドのサンティ・ミナが入れたクロスをロドリゴ・モレノが左足で合わせるも、GKカシージャのビッグセーブに防がれる。しかし、このプレーで得たCKの流れからアンドレ・ゴメスが見事なコントロールシュートをゴール右上に決めた。
▽再び1点差に詰め寄ったバレンシアだったが、83分にロドリゴ・モレノが原因不明の一発レッドで退場処分となり、数的不利を強いられる。結局、試合はこのまま終了。11連勝を飾ったマドリーは、すでに降格が決定しているレバンテに逆転負けを喫したアトレティコ・マドリーを抜いて2位に浮上した。勝ち点1差で首位のバルセロナを追う展開が最後まで続いた中、最終節ではデポルティボとのアウェイゲームが控えている。
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