西が古巣の新潟相手に決勝弾、鹿島が3試合ぶりの白星で上位に食らいつく《J1》
2016.05.04 18:01 Wed
▽明治安田生命J1リーグ・1stステージ第10節、鹿島アントラーズvsアルビレックス新潟が4日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、鹿島が2-1で勝利した。
▽前節の大宮アルディージャ戦をゴールレスドローで終え、2戦未勝利で首位の浦和レッズとの勝ち点差が5に開いた3位の鹿島は、大宮戦からスタメンを3人変更。小笠原、カイオ、土居をそれぞれベンチスタートにし、永木、中村、ジネイを先発に加えた。
▽一方、15位の新潟は、4日前のヴァンフォーレ甲府戦を2-2のドローで終えて4戦未勝利。さらに3日、チーム内トップの5ゴールを記録していたラファエル・シルバが肉離れで6週間の離脱となった。吉田監督は甲府戦のスタメンから3人を変更し、ラファエル・シルバの代わりに野津田を起用した。
▽ホームの鹿島がボールを保持しながら試合のペースを掴みにかかる序盤となったが、互いにシュートまで持ち込めないまま時間が経過していく。11分には柴崎の正確なクロスがボックス中央のジネイに向かうが、増田に先に触られて頭で合わせきれない。その後も鹿島が試合を支配していくと、最初のチャンスをゴールに結びつけた。
▽22分、自陣に入ったあたりでボールを奪い返すと、中村とのパス交換から永木が前に出て一気にカウンターを発動。永木のスルーパスからボックス右に抜け出した金崎の折り返しをフリーのジネイが右足で押し込んだ。
▽後半に入ると鹿島は開始早々の46分、中村とのパス交換で左サイドからカットインした西が右足でシュートに持ち込むも、枠の右に外れる。しかし、その後は新潟が試合のペースを掌握。野津田を中央寄りでプレーさせながら周囲との距離感を良くし、指宿にボールを当てて一気に攻撃をスピードアップさせる。57分には田中を下げて山崎を送り出し、より攻勢を強めていった。
▽劣勢が続く鹿島は、60分にジネイから土居、65分に中村からカイオに入れ替えて流れを奪い返しにかかる。しかし、新潟がそのままの勢いで同点ゴールを奪った。66分、加藤の左CKを増田が打点の高いヘディングで合わせると、ゴールカバーに入った遠藤にかき出されるも、すでにゴールラインを割ったため得点が認められた。
▽追いついた新潟は、前がかる鹿島の裏のスペースを山崎が突いて逆転を狙っていく。しかし、攻勢を続けた鹿島が勝ち越しに成功した。79分、右サイドの柴崎が送ったグラウンダーのクロスをボックス中央の金崎がスルーすると、上がっていた西が流れたボールを右足で合わせてゴール右隅に流し込んだ。
▽再びリードを許した新潟は81分、野津田を下げて伊藤を送り出す。しかし、遠藤に代えて小笠原を送り出し、逃げ切りを図った鹿島がこのまま試合を終わらせて2-1の勝利。3試合ぶりの白星を手にした鹿島が上位に何とか食らい付いた。
▽前節の大宮アルディージャ戦をゴールレスドローで終え、2戦未勝利で首位の浦和レッズとの勝ち点差が5に開いた3位の鹿島は、大宮戦からスタメンを3人変更。小笠原、カイオ、土居をそれぞれベンチスタートにし、永木、中村、ジネイを先発に加えた。
▽ホームの鹿島がボールを保持しながら試合のペースを掴みにかかる序盤となったが、互いにシュートまで持ち込めないまま時間が経過していく。11分には柴崎の正確なクロスがボックス中央のジネイに向かうが、増田に先に触られて頭で合わせきれない。その後も鹿島が試合を支配していくと、最初のチャンスをゴールに結びつけた。
▽22分、自陣に入ったあたりでボールを奪い返すと、中村とのパス交換から永木が前に出て一気にカウンターを発動。永木のスルーパスからボックス右に抜け出した金崎の折り返しをフリーのジネイが右足で押し込んだ。
▽先制された新潟は、より積極性を増して同点を目指し、中盤で競り勝って鹿島に流れを渡さない。37分に野津田、39分に田中がそれぞれミドルシュートで相手ゴールを襲ったが、枠にはいかなかった。前半の終盤は鹿島が再びペースを奪い返し、1点リードでハーフタイムを迎えた。
▽後半に入ると鹿島は開始早々の46分、中村とのパス交換で左サイドからカットインした西が右足でシュートに持ち込むも、枠の右に外れる。しかし、その後は新潟が試合のペースを掌握。野津田を中央寄りでプレーさせながら周囲との距離感を良くし、指宿にボールを当てて一気に攻撃をスピードアップさせる。57分には田中を下げて山崎を送り出し、より攻勢を強めていった。
▽劣勢が続く鹿島は、60分にジネイから土居、65分に中村からカイオに入れ替えて流れを奪い返しにかかる。しかし、新潟がそのままの勢いで同点ゴールを奪った。66分、加藤の左CKを増田が打点の高いヘディングで合わせると、ゴールカバーに入った遠藤にかき出されるも、すでにゴールラインを割ったため得点が認められた。
▽追いついた新潟は、前がかる鹿島の裏のスペースを山崎が突いて逆転を狙っていく。しかし、攻勢を続けた鹿島が勝ち越しに成功した。79分、右サイドの柴崎が送ったグラウンダーのクロスをボックス中央の金崎がスルーすると、上がっていた西が流れたボールを右足で合わせてゴール右隅に流し込んだ。
▽再びリードを許した新潟は81分、野津田を下げて伊藤を送り出す。しかし、遠藤に代えて小笠原を送り出し、逃げ切りを図った鹿島がこのまま試合を終わらせて2-1の勝利。3試合ぶりの白星を手にした鹿島が上位に何とか食らい付いた。
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