ローマがナインゴランの劇的弾でナポリ撃破! ユーベの5連覇が決定《セリエA》
2016.04.26 00:06 Tue
▽セリエA第35節、ローマvsナポリのデルビー・デル・ソーレ(太陽のダービー)が25日にスタディオ・オリンピコで行われ、1-0でローマが勝利した。この結果、ユベントスのセリエA5連覇が決定している。
▽一方、前節のボローニャ戦を6発圧勝したナポリは、前日の試合でユベントスが勝利したため、このローマ戦で引き分け以下の結果に終われば王者の5連覇を許す状況となった。ローマを引き離すためにも必勝のアウェイゲームに臨んだサッリ監督は、ボローニャ戦からスタメンを1人のみ変更。ガッビアディーニに代え、3試合の出場停止処分が解けたイグアインが先発に復帰した。また、左ウイングにはインシーニェではなく、ボローニャ戦でハットトリックの活躍を見せたメルテンスが引き続き起用された。
▽最近採用しているナインゴランを前線に近い位置に置く[4-2-4]とも取れる布陣で臨んだローマは、開始50秒でサラーが強烈なボレーシュートで相手ゴールを強襲。その後もハイプレスでナポリのボールの出所を抑え、敵陣へと押し込んでいく。しかし、15分にアクシデントが発生。イグアインが振りほどいた腕を顔面に受けたマノラスがプレー続行できなくなり、ズカノビッチの投入を余儀なくされた。
▽ローマの果敢なプレスに苦戦するナポリは、メルテンスが何とか中盤でスペースを見つけて攻撃を仕掛けていく。25分にはメルテンスのスルーパスに抜け出したカジェホンがネットを揺らすが、オフサイドの判定が下される。続く29分にはエースの個人技で決定機。縦のフィードに反応したイグアインが巧みなファーストタッチでズカノビッチとリュディガーをかわし、左足でシュートを放つが、GKシュチェスニーの好守に遭った
▽迎えた後半、前半途中の負傷によりフロレンツィを下げてマイコンの投入を余儀なくされたローマは、左サイドを起点に攻めるナポリの反撃を凌ぎつつ、両サイドのスペースを突いてゴールを目指す。60分にはペロッティとのワンツーでボックス右に侵入したマイコンが思い切りよくシュートを放つも、GKレイナに辛うじて触られ、味方もゴール前に詰めきれない。
▽一方のナポリはメルテンスが自身の形から果敢にシュートを放つが、枠を捉え切れない。72分にはボックス右のカジェホンが放ったシュートが相手DFにディフレクトし、ボックス左深くに舞い上がったボールに反応したイグアインが左足でシュート。しかし、これはGKシュチェスニーにセーブされる。
▽するとサッリ監督は74分、メルテンスを下げてインシーニェを投入。83分にはインシーニェのインスイングでの絶妙クロスにイグアインが反応するが、懸命に飛び出したGKシュチェスニーに阻止され、こぼれ球もハムシクが押し込みきれない。
▽81分に最後のカードとしてエル・シャーラウィに代えてトッティを投入していたローマは、ペロッティを左サイドに回して最後の攻勢に出る。すると89分、トッティの浮き球パスからボックス右のピャニッチ、マイコン、サラーとつなぎ、最後はボックス手前で落としを受けたナインゴランが右足でコントロールシュート。これがゴール右隅に決まり、ローマがついに均衡を破った。
▽この直後にジョルジーニョを下げてガッビアディーニを送り出したナポリだったが、反撃及ばず試合は終了。劇的勝利を収めたローマがナポリとの勝ち点差を2に縮め、CLストレートインとなる2位確保に望みをつなげた。また、この結果、ユベントスのセリエA5連覇が決定している。
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▽前節のトリノ戦を終盤に投入されたトッティのドッピエッタで劇的な逆転勝利を収めた3位のローマ。勝ち点5差のナポリとの直接対決を制し、CLストレートインとなる2位確保を狙うスパレッティ監督は、トリノ戦からスタメンを2人変更した。マイコンとエメルソン・パルミエリに代えてピャニッチとディーニュを起用し、トッティとゼコは引き続きベンチスタートとなった。▽最近採用しているナインゴランを前線に近い位置に置く[4-2-4]とも取れる布陣で臨んだローマは、開始50秒でサラーが強烈なボレーシュートで相手ゴールを強襲。その後もハイプレスでナポリのボールの出所を抑え、敵陣へと押し込んでいく。しかし、15分にアクシデントが発生。イグアインが振りほどいた腕を顔面に受けたマノラスがプレー続行できなくなり、ズカノビッチの投入を余儀なくされた。
▽ローマの果敢なプレスに苦戦するナポリは、メルテンスが何とか中盤でスペースを見つけて攻撃を仕掛けていく。25分にはメルテンスのスルーパスに抜け出したカジェホンがネットを揺らすが、オフサイドの判定が下される。続く29分にはエースの個人技で決定機。縦のフィードに反応したイグアインが巧みなファーストタッチでズカノビッチとリュディガーをかわし、左足でシュートを放つが、GKシュチェスニーの好守に遭った
▽その後もローマが優勢に試合を進めるが、クリバリの的確なカバーリングに遭い続けて決定機を作ることができない。一方のナポリは本来のパスワークを機能させられず、イグアインになかなかボールが渡らなかった。結局、前半はゴールレスで終了する。
▽迎えた後半、前半途中の負傷によりフロレンツィを下げてマイコンの投入を余儀なくされたローマは、左サイドを起点に攻めるナポリの反撃を凌ぎつつ、両サイドのスペースを突いてゴールを目指す。60分にはペロッティとのワンツーでボックス右に侵入したマイコンが思い切りよくシュートを放つも、GKレイナに辛うじて触られ、味方もゴール前に詰めきれない。
▽一方のナポリはメルテンスが自身の形から果敢にシュートを放つが、枠を捉え切れない。72分にはボックス右のカジェホンが放ったシュートが相手DFにディフレクトし、ボックス左深くに舞い上がったボールに反応したイグアインが左足でシュート。しかし、これはGKシュチェスニーにセーブされる。
▽するとサッリ監督は74分、メルテンスを下げてインシーニェを投入。83分にはインシーニェのインスイングでの絶妙クロスにイグアインが反応するが、懸命に飛び出したGKシュチェスニーに阻止され、こぼれ球もハムシクが押し込みきれない。
▽81分に最後のカードとしてエル・シャーラウィに代えてトッティを投入していたローマは、ペロッティを左サイドに回して最後の攻勢に出る。すると89分、トッティの浮き球パスからボックス右のピャニッチ、マイコン、サラーとつなぎ、最後はボックス手前で落としを受けたナインゴランが右足でコントロールシュート。これがゴール右隅に決まり、ローマがついに均衡を破った。
▽この直後にジョルジーニョを下げてガッビアディーニを送り出したナポリだったが、反撃及ばず試合は終了。劇的勝利を収めたローマがナポリとの勝ち点差を2に縮め、CLストレートインとなる2位確保に望みをつなげた。また、この結果、ユベントスのセリエA5連覇が決定している。
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