レーティング:横浜F・マリノス 1-2 サンフレッチェ広島《J1》

2016.04.24 16:07 Sun
▽明治安田生命J1リーグ・1stステージ第8節の横浜F・マリノスvsサンフレッチェ広島が、24日に日産スタジアムで行われ、アウェイの広島が2-1で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。

▽横浜FM採点
GK
21 飯倉大樹4.5
痛恨のキャッチミスで先制点に関与。好守もなかった
DF
13 小林祐三5.5
PK奪取に繫がるクロスを供給するなど、攻撃面はまずまず

5 ファビオ5.0
2失点目で簡単にミキッチの突破を許すなど、集中力を欠く場面が散見

22 中澤佑二6.0
茶島のスピードに苦戦もチームを救う好クリアなど安定していた
23 下平匠5.0
対面のミキッチに押し込まれて、ほとんど攻撃に絡めず

(→16 伊藤翔 -)

MF
20 マルティノス5.0
序盤に足を痛めた影響か、存在感が希薄だった

(→18 遠藤渓太 5.5)
積極的にプレーに関与。チームに勢いをもたらした

28 喜田拓也5.5
中盤で守備のバランスを整えたが、もう少し攻撃に絡みたい

10 中村俊輔6.0
自ら得たPKをきっちり決めて今季3点目。要所で精度の高いパスを供給

8 中町公祐5.5
攻守にハードワーク。後半はよく攻撃に絡んだ

11 齋藤学6.0
決定的な仕事はできなかったが、後半の仕掛けは相手の脅威に

FW
9 カイケ5.5
チーム全体のパフォーマンスの影響もあったが、ほぼ決定機に絡めず

(→17 富樫敬真 5.5)
積極性は見せたが、試合終盤のヘディングシュートは枠に飛ばしたかった

監督
エリク・モンバエルツ5.0
後半は良い戦いができていただけに、低調な前半が悔やまれる

▽広島採点
GK
1 林卓人5.5
失点はノーチャンス。ただ、細かいミスもあった

DF
33 塩谷司 6.0
決勝点に繫がるロングフィードを供給。守備も球際で粘った

5 千葉和彦 5.5
PKに繫がるハンドは不用意だったが、それ以外は安定していた

4 水本裕貴6.0
味方をうまく使いながらスペースを消した守備で流れの中で失点を許さず

MF
14 ミキッチ 6.5
決勝点をアシスト。質と量を兼ね備えたプレーでサイドを制圧

(→16 清水航平 -)

37 宮原和也 6.0
森崎のサポートを受けて、攻守に躍動感を見せた。とりわけ、前半は良いボールの奪い方ができていた

(→28 丸谷拓也 5.5)
投入直後は試合に入り切れていなかったが、終盤は守備の安定に貢献

25 茶島雄介 6.0
持ち味のスピードを遺憾なく発揮し、ロングカウンターをけん引

(→31 宮吉拓実 -)

30 柴崎晃誠 5.5
決定的な仕事はなかったが、攻守のバランスを意識したプレーで勝利に貢献

8 森崎和幸 6.5
攻守に抜群のゲームメークをみせ、接戦をモノにする原動力となった

18 柏好文 5.5
攻守両面で仕事量が多かった

FW
9 ピーター・ウタカ 6.5
卓越した決定力でチームを勝利に導く。得点以外の貢献も大きかった

監督
森保一 6.0
ACLで温存したミキッチとウタカの活躍でリーグ連勝

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ピーター・ウタカ(広島)
▽決してチャンスの多くない試合展開の中で、持ち味のシュート技術を生かして2ゴールを奪取。確度の高いポストプレーや戦局を見極めての効果的な守備参加も光った。

横浜FM 1-2 広島
【横浜FM】
中村俊輔(後25)
【広島】
ピーター・ウタカ(前15)
ピーター・ウタカ(後27)
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スキッベ広島、無敗継続も相性難の札幌にまた勝てず…先制被弾も中野就斗の左足で追い付きドロー【明治安田J1第9節】

20日に札幌ドームで行われた明治安田J1第9節、北海道コンサドーレ札幌vsサンフレッチェ広島は、1-1の引き分けに終わった。 1分け5敗のスロースタートとなった19位札幌だが、直近の公式戦はYBCルヴァンカップを含めて2勝1分け。前節アルビレックス新潟とのドローで最下位からも脱出した。 ミッドウイーク開催のルヴァンカップは大幅ターンオーバーで臨んだため、今節は先の新潟戦から先発1人の変更のみにとどまった。 対する広島は4勝4分けと無敗で2位に付ける。懸念は引き分け数と増加傾向にある故障者、加えてリーグ戦における札幌との相性か。 広島は2022年のミヒャエル・スキッベ監督就任以降、ルヴァンカップでは1勝1分けだが、リーグ戦は3分け1敗。ここでもドローの多さが際立つ。 復調札幌のボール保持か、広島のハイプレスか。ペトロヴィッチ監督の古巣戦にもなる一戦は、その予想とは逆の形、札幌のショートカウンターで10分に動く。 札幌は左サイド中盤で満田誠の横パスをカットした荒野拓馬が、すぐさま縦に付けると、スパチョークもテンポ良く1つ前の浅野雄也へ渡す。その浅野がバイタルエリア左からマイナスに戻してスパチョークが右足が振ると、渾身の一撃はブロックに入った中野就斗に当たってコースが変わり、GKの逆を突く形でゴールに吸い込まれた。 リーグ戦5試合ぶりの先発起用に応えるスパチョークの今季初ゴールで、リーグ戦4試合連続の先制となった札幌。15分の松本泰志の右足フィニッシュもGK菅野孝憲が正面で掴み、26分に浴びた加藤陸次樹の連続フィニッシュにも好セーブで立ちはだかる。 追い掛ける広島は川村拓夢が負傷のアクシデントにも見舞われる。CKからの加藤のシュートを押し込もうと、懸命に足を伸ばした際に痛めたか、その後もしばらくプレーを続けていたが、左わき腹を痛めて44分に小原基樹との交代を余儀なくされ、ビハインドのままハーフタイムを迎えた。 後半へ向けては札幌が近藤友喜に代えてルヴァンカップで2ゴールの小林祐希を、広島は新井直人に代えて越道草太と、両チームが1枚ずつ交代カードを使用。立ち上がりはギアを上げた広島の勢いが勝り、50分に試合を振り出す。 CKから波状攻撃を仕掛けると、ボックス内の大橋祐紀が落とし、ペナルティアーク内から中野が左足を一閃。華麗な一撃を左隅へと流し込んだ。 54分にはオフサイドにはなったが、松本のシュートが左ポストを叩くなど、猛攻が続く広島。75分には大橋が右ポケットをえぐり倒して折り返したが、小原のシュートは力なく、GK菅野の手中に収められる。 守勢続いた札幌は77分にようやく後半最初のシュート。菅大輝が左足を振るが枠の右へ外れた。 終盤は広島の足が止まったことで、札幌のアタッキングサード侵入回数も増え始めたが、83分の浅野の左足もクロスバーを越えるなど、最終局面での精度を欠く。さらには空中戦の着地時に腰のあたりを痛め、その後もプレーを続けていた岡村大八が、88分に限界を迎え、ピッチを後に。田中克幸が投入される。 後半アディショナルタイムの広島は、この日再三ボックス内へ顔を出していた松本が田中とのコンタクトで倒れるも、笛は鳴らず。タイスコアのまま90分を終え、両者ともにリーグ戦2試合連続のドローとなった。 北海道コンサドーレ札幌 1-1 サンフレッチェ広島 【札幌】 スパチョーク(前10) 【広島】 中野就斗(後5) <span class="paragraph-title">【動画】コースを狙った中野就斗の鮮やかな同点弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ここしかないというコースに<br>\<br><br>中野就斗が左足一閃!<br>今季2得点目は待望の同点ゴール<br><br>明治安田J1リーグ第9節<br>札幌×広島<br>LIVE on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/6EIMT0L1NI">pic.twitter.com/6EIMT0L1NI</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1781567915117932610?ref_src=twsrc%5Etfw">April 20, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.20 16:00 Sat

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広島が佐々木翔の同点弾で無敗キープ、福岡はシャハブ・ザヘディが今季3点目【明治安田J1第8節】

13日、明治安田J1リーグ第8節のアビスパ福岡vsサンフレッチェ広島がベスト電器スタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。 12位につける福岡は前節、名古屋グランパスとのアウェイ戦でゴールレスドロー。堅守を発揮しながらも得点を奪いきれなかった。今節は紺野和也がベンチスタート、宮大樹がメンバー外となり、代わりに重見柾斗、井上聖也がスタメン入りした。 対する広島は、大橋祐紀の古巣相手の2ゴールで湘南ベルマーレを下し2連勝中。今シーズン未だ無敗で2位と好調を維持している。ミヒャエル・スキッベ監督は新井直人をベンチに置き、越道草太が今シーズン初先発となった。 良い形で試合に入ったのは広島。越道が積極的に左足でゴールを狙うと、10分には左CKからのクロスを大橋がヘディングで叩く。これはゴール左へと外れた。 一方の福岡は最前線のシャハブ・ザヘディをターゲットに攻める。11分にはボックス外から強烈な左足シュートを飛ばしたが、GK大迫敬介の正面を突いた。 流れを掴んだ福岡は立て続けにチャンス。12分には湯澤聖人の右からのクロスがファーまで届き、前嶋洋太が右足シュート。枠に飛ばしたが、またしてもGK大迫に阻まれた。 牙城を崩したのは22分。右サイドで湯澤が粘ると、倒れ込みながらのクロスに合わせたのはシャハブ・ザヘディ。高い打点のヘディングでネットを揺らし、今シーズン3点目を記録した。 しかし、アウェイの広島もすぐさま反撃。25分、右CKに合わせたのは佐々木翔。ゴール右隅にヘディングシュートを飛ばすと、GK村上昌謙は手に当てながらも弾ききれず、ゴールラインを割った。 その後は広島の攻勢で進むが、両チームともに追加点は奪えずハーフタイムへ突入。交代なしで後半を迎える。 福岡は湯澤とシャハブ・ザハディのホットラインが光る。52分、湯澤のアーリークロスにシャハブ・ザハディが今度は左足で合わせにいったが、惜しくもポストの左に飛んだ。 先に動いたのは福岡の長谷部茂利監督。60分、重見に代えて紺野をピッチに送り出す。 一方、FKや中野就斗の思い切ったロングシュートがあった広島は、73分に2枚替え。東俊希、越道を下げて志知孝明と新井直人を投入する。 その後も福岡はウェリントン、広島は小原基樹と交代カードを使いながら試合は終盤へ。89分には広島の加藤陸次樹が志知の左からのクロスに合わせたが、枠を捉えきれない。 後半アディショナルタイムに入ってからも広島が畳みかけるが、最後の川村拓夢のシュートも左に外れ、試合終了。痛み分けとなったが、広島は無敗をキープした。 アビスパ福岡 1-1 サンフレッチェ広島 【福岡】 シャハブ・ザヘディ(前22) 【広島】 佐々木翔(前25) <span class="paragraph-title">【動画】頭で決めたシャハブ・ザヘディの先制弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>クロスを上げればエースが決める!<br>\<br><br>湯澤聖人が右サイドからクロスボールを入れると<br>最後はシャハブ ザヘディがヘッドで決める!<br><br>明治安田J1リーグ第8節<br>福岡×広島<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E5%BA%83%E5%B3%B6?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#福岡広島</a> <a href="https://t.co/ZheSIUSg2P">pic.twitter.com/ZheSIUSg2P</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1779020981400457600?ref_src=twsrc%5Etfw">April 13, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.13 16:22 Sat

広島もファンサービスに声明、公共施設での対応は「お断りさせていただきます」…横浜FM、秋田も発表

サンフレッチェ広島は11日、トップチームの移動時のファンサービスに関して声明を発表した。 広島によれば、遠征時にファン・サポーターによるファンサービスを求めるケースが増えているとのこと。公共の場での対応をしないことを発表した。 「トップチームの遠征移動時におきまして、ファン・サポーターの皆様へお願いがあります」 「現在、トップチームのアウェイゲームへの遠征などチームの移動時に、公共交通機関(駅や空港)やホテル等の公共施設で、選手へファンサービス(サインや写真撮影)を求めるケースが増えております」 「チーム移動の妨げになってしまう他、公共交通機関・宿泊施設をご利用される他のお客様や、施設にもご迷惑となってしまいますので、安全面を配慮し、上記の場での対応はお断りさせていただきます」 「ファン・サポーターの皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます」 遠征時のファンサービスに関しては、今シーズンに入り横浜F・マリノス、ブラウブリッツ秋田も声明を発表。遠征時の宿泊施設や駅、空港などでのファン・サポーターの一部に行き過ぎが行為があるとし、対応を行わない旨を発表していた。 2024.04.11 18:40 Thu

J1広島、ブンデス1部ケルンとの育成業務提携を延長 2027年6月30日まで

サンフレッチェ広島は10日、ブンデスリーガ1部に属するケルンとの育成業務提携を延長することを発表した。 両チームは2021年9月1日に育成業務提携を結び、ジュニア世代からトップチームの選手育成・強化を目的とした選手・指導者の人的交流を行いながら、相互のチーム発展に寄与していくとしていた。 既存の提携期間は2024年8月31日までとなっていたが、3年間延長し、2024年7月1日から2027年6月30日まで、手を取ることとなった。 ケルンはブンデスリーガの初代王者で、リーグ戦を3度、カップ戦を4度制した名門クラブ。元西ドイツ代表MFピエール・リトバルスキ氏、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキなど、日本にも馴染みのある幾多のスーパースターを輩出しており、選手の育成にも定評がある。2010年冬には広島ユース出身の元日本代表DF槙野智章氏が加入していた。 2024.04.10 23:50 Wed
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