アグエロが圧巻のハットトリック! 好調シティが敵地でチェルシーに完勝!《プレミアリーグ》
2016.04.17 03:24 Sun
▽プレミアリーグ第34節、チェルシーとマンチェスター・シティによる強豪対決が、16日にスタンフォード・ブリッジで行われ、アウェイのマンチェスター・シティが3-0で完勝した。
▽一方、格下相手に連勝し、復調気配漂う4位のシティは、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグでもパリ・サンジェルマン(PSG)を破ってクラブ史上初のベスト4進出を決めた。チェルシー相手にリーグ3連勝を狙った今節は、PSG戦から先発4人を変更。両サイドバックにサバレタとコラロフ、フェルナンドとシルバに代わってナスリとヤヤ・トゥーレがスタメンに名を連ねた。
▽立ち上がりから比較的オープンな攻防が続いていく。アウェイのシティは開始3分にボックス右をえぐったデ・ブライネの低い折り返しを中央のアグエロがワンタッチで合わすが、ここはDFケイヒルのブロックに遭う。対してホームのチェルシーは6分、セスクのロングフィードに反応したジエゴ・コスタが完璧に最終ラインの裏を取って、GKハートを背負いながらペドロに丁寧に落とすが、ペドロのシュートはゴールライン上にいたオタメンディにかき出された。
▽その後はホームのチェルシーペース続き、19分にはボックス手前でDFオタメンディと入れ替わったロフタス=チークがボックス左角度のないところから左足のシュートを放つが、これはGKハートの好守に遭う。一方、カウンターを起点に反撃を試みるシティは、24分と27分にヤヤ・トゥーレとアグエロの絶妙なスルーパスからデ・ブライネとナスリが続けてGKクルトワと一対一を迎えるが、いずれもベルギー代表守護神のビッグセーブに阻まれた。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半、ビハインドを追うチェルシーが立ち上がりから攻勢に転じる。しかし、開始直後の決定機をロフタス=チークが逸すると、再びシティのロングカウンターの餌食となってしまう。
▽54分、自陣深くでボールを奪い返したシティは、左サイドで囲まれたデ・ブライネが鮮やかなドリブルでDF2枚を抜き去って相手陣内に侵攻。そして、デ・ブライネからパスを受けたナスリに対して、巧みな動き出しからスルーパスを引き出したアグエロがGKとの一対一を制した。
▽先制点と同じような形から失点を喫してリードを2点に広げられたチェルシーは、ホームゲームにも関わらず、意気消沈のムード。流れを変えたいヒディンク監督は、70分にペドロとウィリアンの両翼を下げて、若手のトラオレとケネディをピッチに送り出した。73分には左サイドでボールを持ったケネディが良い仕掛けを見せるが、ボックス内でのデ・ブライネとの交錯で笛は鳴らず、PK獲得とはならなかった。
▽一方、思い通りの形で試合を運ぶシティは、1枚カードをもらっていたサバレタに代えてサーニャ、足を痛めたナスリに代えてデルフを投入した。その後も危なげなく試合をコントロールするシティは80分、アグエロのスルーパスに反応したフェルナンジーニョがDFと入れ替わってボックス内に進入すると、ここでGKクルトワに足をかけられてPKを獲得。さらに決定機阻止のクルトワにレッドカードが掲示された。このPKをアグエロが冷静にゴール左隅へ突き刺し、見事にハットトリックを達成した。
▽そして、アグエロのハットトリックの大活躍でスタンフォード・ブリッジを攻略したシティが、3-0の完勝。リーグ3連勝のシティは、暫定ながらアーセナルを抜いてCLストレートインとなる3位に浮上した。一方、良いところなく敗れたチェルシーは、厳しいリーグ2連敗となった。
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▽前節、スウォンジー相手に破れたチェルシーは、ヒディンク体制16試合目でリーグ戦初黒星を喫した。この敗戦で来シーズンのヨーロッパのコンペティション出場は絶望的になったものの、昨シーズンのプレミア王者として、シティ相手にバウンスバックを狙った。前節からのメンバー変更は4点。3試合のサスペンションが明けたジエゴ・コスタと共に、クルトワ、ケイヒル、ウィリアンが先発に復帰した。▽立ち上がりから比較的オープンな攻防が続いていく。アウェイのシティは開始3分にボックス右をえぐったデ・ブライネの低い折り返しを中央のアグエロがワンタッチで合わすが、ここはDFケイヒルのブロックに遭う。対してホームのチェルシーは6分、セスクのロングフィードに反応したジエゴ・コスタが完璧に最終ラインの裏を取って、GKハートを背負いながらペドロに丁寧に落とすが、ペドロのシュートはゴールライン上にいたオタメンディにかき出された。
▽その後はホームのチェルシーペース続き、19分にはボックス手前でDFオタメンディと入れ替わったロフタス=チークがボックス左角度のないところから左足のシュートを放つが、これはGKハートの好守に遭う。一方、カウンターを起点に反撃を試みるシティは、24分と27分にヤヤ・トゥーレとアグエロの絶妙なスルーパスからデ・ブライネとナスリが続けてGKクルトワと一対一を迎えるが、いずれもベルギー代表守護神のビッグセーブに阻まれた。
▽試合の均衡が破れたのは33分。相手CKからのロングカウンターで右サイドを独走したデ・ブライネが、DF2枚を引き付けてペナルティアーク付近に走り込んだアグエロに折り返す。これを受けたアグエロは冷静な切り返しでDFを外して右足を振り抜くと、DFの足に当たってわずかにコースが変わったシュートがゴール右隅に吸い込まれた。その後もカウンターを起点にペースを握ったアウェイのシティが、1点リードで試合を折り返した。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半、ビハインドを追うチェルシーが立ち上がりから攻勢に転じる。しかし、開始直後の決定機をロフタス=チークが逸すると、再びシティのロングカウンターの餌食となってしまう。
▽54分、自陣深くでボールを奪い返したシティは、左サイドで囲まれたデ・ブライネが鮮やかなドリブルでDF2枚を抜き去って相手陣内に侵攻。そして、デ・ブライネからパスを受けたナスリに対して、巧みな動き出しからスルーパスを引き出したアグエロがGKとの一対一を制した。
▽先制点と同じような形から失点を喫してリードを2点に広げられたチェルシーは、ホームゲームにも関わらず、意気消沈のムード。流れを変えたいヒディンク監督は、70分にペドロとウィリアンの両翼を下げて、若手のトラオレとケネディをピッチに送り出した。73分には左サイドでボールを持ったケネディが良い仕掛けを見せるが、ボックス内でのデ・ブライネとの交錯で笛は鳴らず、PK獲得とはならなかった。
▽一方、思い通りの形で試合を運ぶシティは、1枚カードをもらっていたサバレタに代えてサーニャ、足を痛めたナスリに代えてデルフを投入した。その後も危なげなく試合をコントロールするシティは80分、アグエロのスルーパスに反応したフェルナンジーニョがDFと入れ替わってボックス内に進入すると、ここでGKクルトワに足をかけられてPKを獲得。さらに決定機阻止のクルトワにレッドカードが掲示された。このPKをアグエロが冷静にゴール左隅へ突き刺し、見事にハットトリックを達成した。
▽そして、アグエロのハットトリックの大活躍でスタンフォード・ブリッジを攻略したシティが、3-0の完勝。リーグ3連勝のシティは、暫定ながらアーセナルを抜いてCLストレートインとなる3位に浮上した。一方、良いところなく敗れたチェルシーは、厳しいリーグ2連敗となった。
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