欧州勢との対戦にハリルホジッチ監督「最終予選に向けた大きなテスト」《キリンカップサッカー2016》
2016.04.13 21:49 Wed
▽日本サッカー協会(JFA)は、13日にJFAハウスで会見を開き、6月3日から7日かけて開催される『キリンカップサッカー2016』の試合日程を発表した。会見に出席した日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督が今大会を展望した。
◆ヴァイッド・ハリルホジッチ監督(日本代表)
「会長と技術委員長もお話の通り、キリンカップサッカー2016はかなり重要な大会だ。キリン株式会社にこの大会をオーガナイズしていただき、おかげで強いチームを招待することができた。日本代表にとっては、最終予選に向けた大きなテストの舞台となる」
「招待国はいずれもロシアの(ワールドカップ)本大会にいくかもしれないチームで、もしかしたら我々と当たる可能性もある。彼らは私たちよりも強くて経験があるかもしれないが、我々は2連勝で終えることにトライする」
「そうすることで、我々に抑揚をもたらし、サポーターに喜びをもたらし、キリン株式会社に喜びをもたらしたい。そのような過程を踏むことにより、最終予選に向けた良い準備をしていきたい。そして、多くの人に足を運んでいただきたい」
「FIFAランキングで我々よりも上位にいるチームに対して、我々がどれくらい戦えるかに注目したい。3チーム共にスタイルが違えば、クオリティも違う。彼らは、パワーがある、テクニックに秀でた、あるいは両方の特徴を持ったチーム。早く対戦したい」
「オーストラリアは少しデンマーク、少しブルガリアという感じ。オーストラリアvsバーレーンは見たが、サイドからセンタリングを使ってというプレーをしていた。ケイヒルが常にそれに合わせてくる形だ。
「さらにブルガリアのようなアグレッシブさもある。特にアウェイではそうだ。オーストラリアは若手も台頭していて、空中戦もかなり強い。そういったことも考えて招待した。いろんなスタイルを持ったチームを呼びたいと思った」
「テクニックに偏っているチーム、デンマークのような空中戦に強いチーム。そして、アグレッシブさを持っているブルガリア。そういったことがオーストラリアとやるときの準備になる。イラクもしかりだ」
「UAE、サウジアラビアは少しテクニックに傾いているチームだと思う。タイもホームでやる試合はデュエルが大事になる。特に、アウェイに行ったとき、そのアグレッシブさ、荒々しさに我々が対応できるか」
「日本代表の監督をやる前から印象があるが、デェエルに対して日本チームはあまり強くないという話も聞いていた。そうした分析をもとに選手を刺激している。イランとアウェイで試合をしたが、そういう試合が待っているという認識のためだ」
「彼らのアグレッシブさに我々のアグレッシブさがどう対抗していけるかを見たい。前回の合宿でも我々のアグレッシブさに関してもっともっとレベルを上げていかないといけないと選手には話した」
――欧州勢にチャレンジしてみたいことはあるか
「私たちの認識では、ヨーロッパのほうがアジアよりもレベルが高い。まったく違うスタイルでやってくる。しかし、次の準備のために有効活用したい。それを我々のホームで試せる。彼らにはかなりの経験がある」
「彼らはホームでやろうが、アウェイでやろうが、彼らには関係ない。彼らは自分たちのスタイルを貫き通すと思う。彼らは高いレベルのリーグ戦を常にやっている。スタジアムを満員にしようが、相手はプレッシャーに感じないと思う」
「それが我々にとって良いテストになる。ここで自信を付けないといけない。勝つ文化を身に付けないといけない。我々が仕掛けにいかないといけない」
「最終予選は2次予選とはまったく違って難しい。第2段階に入っている。W杯本大会はまったく違ういろいろなチームが来る。我々にとってキリンカップは素晴らしいテストになる。相手をリスペクトしながらも自分たちに自信を持たないといけない」
「そして、2試合を勝ちにいこうと話している。強豪国が勝つとは限らない。チャンピオンズリーグでも1stレグで負けたレアル・マドリーが2ndレグで勝った。パリ・サンジェルマンはマンチェスター・シティより強いと言われていたが、負けてしまった」
「常に勝ちたいと思う気持ちが代表チームにとって必要不可欠だ。全選手がどのチームにも勝てるという気持ちを持ってほしい。私の経験をもとに選手にも『すべてが可能だ』と話している」
◆ヴァイッド・ハリルホジッチ監督(日本代表)
「会長と技術委員長もお話の通り、キリンカップサッカー2016はかなり重要な大会だ。キリン株式会社にこの大会をオーガナイズしていただき、おかげで強いチームを招待することができた。日本代表にとっては、最終予選に向けた大きなテストの舞台となる」
「そうすることで、我々に抑揚をもたらし、サポーターに喜びをもたらし、キリン株式会社に喜びをもたらしたい。そのような過程を踏むことにより、最終予選に向けた良い準備をしていきたい。そして、多くの人に足を運んでいただきたい」
「FIFAランキングで我々よりも上位にいるチームに対して、我々がどれくらい戦えるかに注目したい。3チーム共にスタイルが違えば、クオリティも違う。彼らは、パワーがある、テクニックに秀でた、あるいは両方の特徴を持ったチーム。早く対戦したい」
――今大会は最終予選へ向けた対策になるか
「オーストラリアは少しデンマーク、少しブルガリアという感じ。オーストラリアvsバーレーンは見たが、サイドからセンタリングを使ってというプレーをしていた。ケイヒルが常にそれに合わせてくる形だ。
「さらにブルガリアのようなアグレッシブさもある。特にアウェイではそうだ。オーストラリアは若手も台頭していて、空中戦もかなり強い。そういったことも考えて招待した。いろんなスタイルを持ったチームを呼びたいと思った」
「テクニックに偏っているチーム、デンマークのような空中戦に強いチーム。そして、アグレッシブさを持っているブルガリア。そういったことがオーストラリアとやるときの準備になる。イラクもしかりだ」
「UAE、サウジアラビアは少しテクニックに傾いているチームだと思う。タイもホームでやる試合はデュエルが大事になる。特に、アウェイに行ったとき、そのアグレッシブさ、荒々しさに我々が対応できるか」
「日本代表の監督をやる前から印象があるが、デェエルに対して日本チームはあまり強くないという話も聞いていた。そうした分析をもとに選手を刺激している。イランとアウェイで試合をしたが、そういう試合が待っているという認識のためだ」
「彼らのアグレッシブさに我々のアグレッシブさがどう対抗していけるかを見たい。前回の合宿でも我々のアグレッシブさに関してもっともっとレベルを上げていかないといけないと選手には話した」
――欧州勢にチャレンジしてみたいことはあるか
「私たちの認識では、ヨーロッパのほうがアジアよりもレベルが高い。まったく違うスタイルでやってくる。しかし、次の準備のために有効活用したい。それを我々のホームで試せる。彼らにはかなりの経験がある」
「彼らはホームでやろうが、アウェイでやろうが、彼らには関係ない。彼らは自分たちのスタイルを貫き通すと思う。彼らは高いレベルのリーグ戦を常にやっている。スタジアムを満員にしようが、相手はプレッシャーに感じないと思う」
「それが我々にとって良いテストになる。ここで自信を付けないといけない。勝つ文化を身に付けないといけない。我々が仕掛けにいかないといけない」
「最終予選は2次予選とはまったく違って難しい。第2段階に入っている。W杯本大会はまったく違ういろいろなチームが来る。我々にとってキリンカップは素晴らしいテストになる。相手をリスペクトしながらも自分たちに自信を持たないといけない」
「そして、2試合を勝ちにいこうと話している。強豪国が勝つとは限らない。チャンピオンズリーグでも1stレグで負けたレアル・マドリーが2ndレグで勝った。パリ・サンジェルマンはマンチェスター・シティより強いと言われていたが、負けてしまった」
「常に勝ちたいと思う気持ちが代表チームにとって必要不可欠だ。全選手がどのチームにも勝てるという気持ちを持ってほしい。私の経験をもとに選手にも『すべてが可能だ』と話している」
|
関連ニュース