原川のPK弾でスポルティングBとドロー! ポルトガル遠征を1勝1分けで終える《ポルトガル遠征》
2016.03.29 00:01 Tue
▽U-23日本代表は28日、ポルトガルのスポルティングBとリオ・マイオール・スタジアムで戦い、1-1の引き分けで試合を終えた。
▽25日に行われたポルトガル遠征初戦のU-23メキシコ代表戦を2-1で勝利した日本は、その一戦から中2日で行われたこの試合で、ポルトガル屈指の名門、スポルティングのリザーブチームであるスポルティングBと対戦した。
▽メキシコ戦後にクラブ事情によって、遠藤と関根(共に浦和)、井手口(G大阪)がチームを離脱し、負傷を抱える中村とファン・ウェルメスケルケン・際が負傷によってこの試合を欠場。先発メンバーでは、メキシコ戦で先発した中島や南野、岩波ら5選手が引き続きスタメン入り。また、メキシコ戦で出場のなかった杉本、秋野、中谷、オナイウ阿道が起用された。
▽立ち上がりから主導権を握られた日本は、10分にGK杉本がボックス内で相手選手を倒してしまい、PKを献上。これをダニエウ・ポデンセに決められ、開始早々に先制点を許した。
▽時間の経過と共に盛り返した日本は、サイドを起点に攻撃を展開する。20分過ぎには南野がペナルティアーク付近から強烈なミドルシュートで相手GKを脅かすと、直後には左サイドからのクロスをファーサイドのオナイウ阿道が頭で合わすが、これを枠に飛ばすことができない。
▽1点ビハインドで迎えた後半、ハーフタイムに杉本と南野を下げて、牲川と豊川を投入した日本は、50分過ぎにボックス左で中島からパスを受けたオナイウ阿道にシュートチャンスも、前半同様にシュートを枠に飛ばせない。逆に、54分にはボックス右に抜け出した相手に決定的なシュートを許すが、ここは岩波の身体を張ったシュートブロックで凌いだ。
▽前半同様に守備は機能するものの、攻撃の形を見出せない日本は、小泉や鎌田、植田をピッチに送り出して流れを引き寄せようと試みる。69分には右サイドからのCKを岩波が打点の高いヘディングで合せるが、これは枠の右に外れる。それでも、諦めずに攻撃を続ける日本は76分、ボックス手前で原川が放ったミドルシュートが相手DFのハンドを誘い、PKを獲得。これを原川がゴール左隅に決め、試合を振り出しに戻した。
▽この同点弾で勢いづく日本は、78分に勝ち越しのチャンスを得る。カウンターから抜け出した豊川がボックス付近でタメて、自身を追い越す中島に絶妙なスルーパス。だが、ボックス左で中島が放ったシュートは相手GKの好守に阻まれた。
▽その後も拮抗した展開が続く中、試合終了間際に再び日本にチャンス。ボックス手前やや左の位置で得たFKを原川が右足で直接狙うも、このシュートはクロスバーの上を越えて試合は1-1のままタイムアップ。原川のPK弾で追いついた日本は、ポルトガル遠征を1勝1分けの戦績で終えた。
U-23日本代表 1-1 スポルティングB
【得点】
◆U-23日本代表
76分 原川力(PK)
◆スポルティングB
10分 ダニエウ・ポデンセ(PK)
【スタメン】
GK:杉本大地
DF:奈良竜樹、岩波拓也、中谷進之介、亀川諒史
MF:南野拓実、秋野央樹、原川力、中島翔哉
FW:オナイウ阿道、金森健志
【サブ】
GK:牲川歩見
DF:植田直通
MF:豊川雄太、鎌田大地、小泉慶
FW:久保裕也
▽25日に行われたポルトガル遠征初戦のU-23メキシコ代表戦を2-1で勝利した日本は、その一戦から中2日で行われたこの試合で、ポルトガル屈指の名門、スポルティングのリザーブチームであるスポルティングBと対戦した。
▽立ち上がりから主導権を握られた日本は、10分にGK杉本がボックス内で相手選手を倒してしまい、PKを献上。これをダニエウ・ポデンセに決められ、開始早々に先制点を許した。
▽時間の経過と共に盛り返した日本は、サイドを起点に攻撃を展開する。20分過ぎには南野がペナルティアーク付近から強烈なミドルシュートで相手GKを脅かすと、直後には左サイドからのクロスをファーサイドのオナイウ阿道が頭で合わすが、これを枠に飛ばすことができない。
▽その後は攻めあぐねる時間が続く日本は、ボックス付近のオナイウ阿道に幾度かシュートチャンスが訪れるも、チャンスらしいチャンスを作れぬまま、前半を終えた。
▽1点ビハインドで迎えた後半、ハーフタイムに杉本と南野を下げて、牲川と豊川を投入した日本は、50分過ぎにボックス左で中島からパスを受けたオナイウ阿道にシュートチャンスも、前半同様にシュートを枠に飛ばせない。逆に、54分にはボックス右に抜け出した相手に決定的なシュートを許すが、ここは岩波の身体を張ったシュートブロックで凌いだ。
▽前半同様に守備は機能するものの、攻撃の形を見出せない日本は、小泉や鎌田、植田をピッチに送り出して流れを引き寄せようと試みる。69分には右サイドからのCKを岩波が打点の高いヘディングで合せるが、これは枠の右に外れる。それでも、諦めずに攻撃を続ける日本は76分、ボックス手前で原川が放ったミドルシュートが相手DFのハンドを誘い、PKを獲得。これを原川がゴール左隅に決め、試合を振り出しに戻した。
▽この同点弾で勢いづく日本は、78分に勝ち越しのチャンスを得る。カウンターから抜け出した豊川がボックス付近でタメて、自身を追い越す中島に絶妙なスルーパス。だが、ボックス左で中島が放ったシュートは相手GKの好守に阻まれた。
▽その後も拮抗した展開が続く中、試合終了間際に再び日本にチャンス。ボックス手前やや左の位置で得たFKを原川が右足で直接狙うも、このシュートはクロスバーの上を越えて試合は1-1のままタイムアップ。原川のPK弾で追いついた日本は、ポルトガル遠征を1勝1分けの戦績で終えた。
U-23日本代表 1-1 スポルティングB
【得点】
◆U-23日本代表
76分 原川力(PK)
◆スポルティングB
10分 ダニエウ・ポデンセ(PK)
【スタメン】
GK:杉本大地
DF:奈良竜樹、岩波拓也、中谷進之介、亀川諒史
MF:南野拓実、秋野央樹、原川力、中島翔哉
FW:オナイウ阿道、金森健志
【サブ】
GK:牲川歩見
DF:植田直通
MF:豊川雄太、鎌田大地、小泉慶
FW:久保裕也
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