長友がサラー完封もインテルは11度目ウノゼロならず、ローマは追いつくも連勝が8でストップ《セリエA》
2016.03.20 06:47 Sun
▽セリエA第30節が19日にスタディオ・オリンピコで行われ、ローマvsインテルは1-1のドローに終わった。インテルの長友はフル出場を果たしている。
▽一方、セットプレーからの2発で難敵のボローニャを撃破した5位のインテル(勝ち点54)は、イカルディが負傷、パラシオが出場停止でそれぞれ不在。ストライカー不足に陥った中、マンチーニ監督はエデルを1トップの位置に起用し、2列目に右からビアビアニ、リャイッチ、ペリシッチと並べた。
▽来季のチャンピオンズリーグ出場権を争う5ポイント差での直接対決は、立ち上がりの攻防を経て徐々にローマが押し込んでいく。3分にサラーの抜け出しからペロッティが放ったシュートは枠に飛ばなかったが、ドリブルと裏へのランニングを駆使しながらインテルの守備を揺さぶっていった。
▽守勢が続いたインテルは、何とか自分たちの時間を作っていくと、ようやく相手ゴールに迫る。19分、右サイドでの崩しから中央のブロゾビッチを経由し、ボックス左に抜けたペリシッチがゴール前にグラウンダーのボールを供給。これにエデルが反応するが、うまく合わせきれない。
▽迎えた後半も、開始早々にエル・シャーラウィが果敢にシュートを放ったローマが試合のペースを掴んでいくが、相手のミスを突いたインテルが先制に成功する。53分、マノラスの中途半端な浮き球パスをハーフウェイライン付近で拾うと、相手の守備陣形が整う前にカウンターを発動。ブロゾビッチのパスをボックス左で受けたペリシッチが左足で抑えの利いたシュートをゴール右隅に突き刺した。
▽リードを許したローマは57分、ケイタを下げてゼコを投入し、より攻撃的な布陣に変更した。すると61分、ペナルティアーク内の好位置でFKを獲得。これをFK職人のピャニッチが直接狙ったが、壁に直撃したボールは枠を捉えきれない。
▽攻勢を続けるローマは67分、右サイドのペロッティが上げたクロスをゼコがヘディングで合わせるが、ゴール左に飛んだボールはGKハンダノビッチに横っ飛びで阻止される。この直後には再びゼコに決定機。68分、サラーのスルーパスからボックス右に抜け出したゼコが右足を振り抜くも、枠の上に外してしまった。
▽その後もエル・シャーラウィやサラーのシュートが決まらないローマだったが、何とか追いついてみせる。84分、ゼコのシュートミスがボックス中央にうまくこぼれると、これに反応したナインゴランがゴール右隅に強烈なシュートを突き刺した。
▽追いつかれたインテルは86分、リャイッチを下げてメロを投入し、ブロゾビッチを1列前へ上げる。その後は連勝を止めたくないローマが猛攻に出たが、勝ち越しゴールは生まれずにタイムアップ。インテルは今季11度目のウノゼロとはならなかったが、ローマの連勝を8で止めた。
PR
▽前節のウディネーゼ戦をゼコとフロレンツィオのゴールで制し、8連勝を飾った3位のローマ(勝ち点59)は、その試合からスタメンを2人変更。ズカノビッチに代わって負傷明けのリュディガーがセンターバックに入り、ゼコをベンチに置いてピャニッチが先発に復帰した。▽来季のチャンピオンズリーグ出場権を争う5ポイント差での直接対決は、立ち上がりの攻防を経て徐々にローマが押し込んでいく。3分にサラーの抜け出しからペロッティが放ったシュートは枠に飛ばなかったが、ドリブルと裏へのランニングを駆使しながらインテルの守備を揺さぶっていった。
▽守勢が続いたインテルは、何とか自分たちの時間を作っていくと、ようやく相手ゴールに迫る。19分、右サイドでの崩しから中央のブロゾビッチを経由し、ボックス左に抜けたペリシッチがゴール前にグラウンダーのボールを供給。これにエデルが反応するが、うまく合わせきれない。
▽前半の半ばは、互いにカウンターからフィニッシュに持ち込むが、ナインゴランとブロゾビッチのシュートはいずれも決まらない。その後はより攻守に上回るローマが相手ゴールに迫るも、35分にピャニッチの正確な縦へのフィードに反応したサラーはオフサイドを取られ、40分にボックス左でエル・シャーラウィが見舞ったボレーシュートはGKハンダノビッチの正面に飛んだ。前半は互いに譲らずゴールレスで終了する。
▽迎えた後半も、開始早々にエル・シャーラウィが果敢にシュートを放ったローマが試合のペースを掴んでいくが、相手のミスを突いたインテルが先制に成功する。53分、マノラスの中途半端な浮き球パスをハーフウェイライン付近で拾うと、相手の守備陣形が整う前にカウンターを発動。ブロゾビッチのパスをボックス左で受けたペリシッチが左足で抑えの利いたシュートをゴール右隅に突き刺した。
▽リードを許したローマは57分、ケイタを下げてゼコを投入し、より攻撃的な布陣に変更した。すると61分、ペナルティアーク内の好位置でFKを獲得。これをFK職人のピャニッチが直接狙ったが、壁に直撃したボールは枠を捉えきれない。
▽攻勢を続けるローマは67分、右サイドのペロッティが上げたクロスをゼコがヘディングで合わせるが、ゴール左に飛んだボールはGKハンダノビッチに横っ飛びで阻止される。この直後には再びゼコに決定機。68分、サラーのスルーパスからボックス右に抜け出したゼコが右足を振り抜くも、枠の上に外してしまった。
▽その後もエル・シャーラウィやサラーのシュートが決まらないローマだったが、何とか追いついてみせる。84分、ゼコのシュートミスがボックス中央にうまくこぼれると、これに反応したナインゴランがゴール右隅に強烈なシュートを突き刺した。
▽追いつかれたインテルは86分、リャイッチを下げてメロを投入し、ブロゾビッチを1列前へ上げる。その後は連勝を止めたくないローマが猛攻に出たが、勝ち越しゴールは生まれずにタイムアップ。インテルは今季11度目のウノゼロとはならなかったが、ローマの連勝を8で止めた。
PR
|
関連ニュース